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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

a call from the full moon

昨夜の満月の光に照らされて、皆様いかがお過ごしだったでしょうか?


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こちらでは、部屋の中に差し込んでくるその光に、特別な感じがして、居ても立ってもいられなくなりました。ただならぬ想いで玄関を開けて外に出ると、いつもはすっかり暗い敷地内が月の光の当たっている明るい場所と当たっていない暗い場所とにくっきり分かれていました。その分かれ具合が、昼間にはない‘光'と‘影'との対称をどこか恐ろしいくらいに浮き上がらせていました。

光から受け取るエネルギーが -- この世のものではなくて(まあ、宇宙から来ているので、確かにそうですね。でも、いつもの満月はもう少しこの世の生命と馴染みやすい、あるいは生命の力を引き出すような光であるような気がします) -- 受けとめていいのだろうか、いえ、これを受けとめて変容していくかどうか、「さあ!」と選択を促されているような気がして -- 受けとめることに決めて、長いことしっかり呼吸して受けとめ、自分の内のものを吐いて、光を吸いこみました。



感染防止対策のため、それまではyogaや気功の練習を通して対面で繋がっていた皆様と、≪新月(朔)≫という日を決めて遠隔でご一緒にyoga・瞑想を行うようになって、ちょうど一年になります。その一年間、対面が叶った月もあり、また遠隔のみになってしまう時もありでした。が、一年を通して、≪新月(朔)≫の日にはいろいろな場所でいろいろな修練をされている皆様と繋がることができ、宇宙のどこかにご一緒する‘場'がしっかりと築かれているような気持ちがしています。そして、≪満月(望)≫の日も、合同ではないですが、各々の行をされている方がいらっしゃいます。

元々、新月(朔)と満月(望)の日には、わたしにとっては特別な機会でしたが、この一年でその節目が更に特別になったような気がします。

ですが、昨夜の満月は、もう一人、大切な参加者が特別な呼びかけをしているのではないかと感じられました。

それは -- お月さま、あるいは月の光そのもので -- 生命のおおもとに居るわたしたちに、わたしたちとは異質のエネルギーで、呼びかけをしてくれていたように映ります。



その呼びかけは何なのか。

受けとめるなら、変容せざるを得ないかも知れなくて、それができるためにはかなりの内なる勇気が必要かもしれません。

もしかすると、ずっと前から、様々な形でわたしたちにはこの声を聴く機会があって、あとはその選択をするかしないか … なのかもしれませんね。





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木を植えよう ~28~

弥生の森増勢 project にて、天の御遣いの方々が、クロガネモチやネズミモチ、モミの苗木を植樹して下さいました。どの場所も地面に竹の根が硬く張り巡らされているため、植樹用の穴を掘るのは大変な作業です。それなのに、四箇所も植樹用の穴を掘って下さり、しかも一つは「この人(=わたし)に残しておいてあげよう」と、もう一本、苗木を植える楽しみを残しておいて下さいました。

場所は、クロガネモチやブナなど、いずれ大樹となる木の間であり、陽当たりがそれほど良くない場所です。となれば、日陰にある程度耐えられる低木がいいかしら -- と、鉢で育てている苗木たちを見渡しました。どの子も、鉢ではなく早く地面で育ちたくて、わたし!わたし!とアピールしてきます。でも、半日陰で良い/低木/森の茂みが近くにある/近隣の樹種(先に植えたウグイスカグラの近く)との相性、などを考えていたら、1種に絞られました。

それは、オトコヨウゾメ -- スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、秋に可愛い赤い実がみのる素敵な木です。移植にも耐えてくれ、成長も早いので、やや条件の悪い場所でも見守っていれば森を豊かにする一員となってくれそうです。


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bird sanctuary では既に、野鳥の森の師匠故S先生の推薦を受けて植樹したオトコヨウゾメが、山作業小屋の裏手に育っています。その場所から奥の森へと少し入った場所にもう1本が育てば、互いに共鳴し合い、素敵な木々たちの響きを奏でてくれそうです。

いつもはGWの辺り、白い小花が集合して開花します。ですがなんと! ここのところ見回りをしていたら、どちらのオトコヨウゾメも、いつもより少し早く花を開かせていました。図鑑ではよく、オトコヨウゾメの白い花は僅かに紅色を帯びていると書かれています(若い葉っぱも紅色を帯びています)。が、うちの子たちは、純白 -- どこで何があろうと染まらずに、森の陰で白い光を保ちます。


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秋の初めに、赤い小さな実が下がる姿もとても可愛いです。これも図鑑では、野鳥にさほど人気がないという記載がありますが、どうしてどうして ―― うちではすぐになくなってしまいます。





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happy people

happypeople1.gif


今、bird sanctuary には happy peple という名のチューリップが咲き揃っています。

森の作業を手厚く支えて下さっている仲間の方が、ここより北にお住まいで、それでも1か月くらい前に「今年は早くて、もう(家の)チューリップが咲いた」と仰っていたので、happy people はチューリップの仲間内では、遅めに咲く種類なのかもしれません。

あるいは、場所が鳥たちとの交流ゾーンがある、家の北側なので、日当たりが行き届かなかったのかもしれません。

ですが、とても礼儀正しく、奥ゆかしく、幸せに咲いていてくれます。

一緒に咲いているのが、大根、ヒメオドリコソウ、オオイヌフグリ、カラスノエンドウのお花、そして野セリや野三つ葉、オオバコなどのきれいな緑の葉っぱ -- そうです! いろいろな種類の、いろいろな草の命が、どれも太陽に微笑みかけるように輝いています。

この春は概して草木の芽吹きが格段に早く、それでもまだ固い芽を閉ざしている木も、あっという間に茂ってしまった草もいて、一人一人を確認しては、心配したりほっとしたりの毎日です。緑は毎日、透明やくすぐったいような赤や紫を帯びた芽吹きの色味から、大地を優しく撫でるような緑へ、そして溢れ流れ出すような輝く緑へと、変わっていきます。

小さな庭でも本当の自然・生きものたちと仲良く暮らす手ほどきをしている愛読書『里庭ガーデニング』(神保賢一路・神保優子著 農文協)を読んでから、どれだけ草が生い茂っても、生きものを増やすためには春早い草刈りをできるだけ控えています。4~6月は昆虫が卵や幼虫、サナギの状態です。この昆虫を目当てにして、夏鳥たちがやってきます。また、ある程度草食の昆虫が増えないと、肉食の昆虫も増えないので、生態系が自然に調和していってくれるためには、この‘草刈りを待つ'時期は肝要のようです。とは言っても、ここ2年くらいの温暖化現象で、6月まで待つとここはあまりにもジャングルとなってしまいます。今は、

○最低限の人間の生活優先地区(通路、プロパンガスや電気・浄化槽など業者の方に管理していただく必要のある場所)、
○人間の管理地区(手を入れて守りたいものがある場所やお世話・管理をするための作業地区)、
○自然にお任せ地区(sanctuary は原生林でなく自然再生に向かう地なので、放りっぱなしの場所はないです。が、結構あるのが、どうして良いかわからず見守り観察する場所)
に分けて、草木と付き合っていこうと想っています。

それでも、4月だというのに一気に草が生い茂りそうなその勢いを見ると、本の知識や頭で決めたことに頼るのではなく、土の上に立って風を感じながら草木の観察を重ね、彼らに聞きながら皆が調和していける道を探すしかありません。虫たちも今年は早めに勢いを増しているようで、先々週にはバッタの赤ちゃんやカマキリの赤ちゃんを、先週は早くも天道虫を見かけました。昨日・今日は花蜂、花アブが飢えを満たすかのような勢いで花に集まっています。(世界的な急減少の中、ここの花蜂さんたちは元気ですよ!) あまりにも生い茂りすぎてちょっと刈り取りたかったカラスノエンドウのお花が大人気なので、そのままにしておいて良かったと息をつきました。


多くの方にとって、いわゆる‘雑草'は生やさず、‘ガーデンにふさわしい草花'‘を咲かせて、シンボルツリー'‘アクセントツリー'‘垣根'をスタイリッシュにこざっぱりとしつらえ、理想の空間を模ることが、‘綺麗'なのだと想像します。春先の光を集めるように花をつけていても、冬を耐えた虫たちが忙しくその花の蜜や花粉を集めていても、‘雑草は雑草'なのかもしれません。この辺りには農地だけでなく庭も「草一つはえていない」のを理想とされる方もいらっしゃいます。そのうえで、プランターにお花を植えたり、オリーブの木の鉢があったりの場合も、まったく何もない場合もあります。そうした綺麗さから、ここは随分と離れてしまっていて --

この場所を訪ねて下さり、緑の多さに「草、伸びていますね~」と顔をしかめる(?)方もいらっしゃり、また大昔には「その木!虫がいるわよ。早くシューッとやって」(*_*; と言われたこともありました。

年月が経ってまた卯月がやってきて --

ここのところ三回、大切な方々が訪れてくださって、換気・密を避けて外に木の簡易テーブルと簡易チェアを出してお茶にしたのですが、何かが変わってきたかもしれません。

どの方々も、長い付き合いの大切な方なのですが、外のテーブルのお茶時間、お茶の時の静かで穏やかな瞑想のような沈黙が -- 長かったのです。後で「緑が何よりのごちそう」と葉書を送ってくださった芸術家の方、雨が降り出したにもかかわらずおしゃべりすら途切れがちに本当に長い時間緑に包まれるかのように溶け込んで浸っていらした方、いつもより長めの時間「いいなあ」とシデの高木や周囲の木々が大きく広げた枝葉越しに空を見上げていらした方々 …


いろいろな、本当にいろいろな草木の緑、虫たち、鳥たち、動物たちの春の営み、それを包み込む自然が手をつないでくれて、少しだけ魔法がかかってきたのかもしれません。言葉にすると消えてしまいそうな、不確かなところの多い魔法ですが … 

沢山の多様な命が春を幸せに生きている土の上に立って、ゴールデンウィークに魔法を感じてみませんか?



happypeople2.gif
 (happy people)





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小鳥の森増勢project 17

ご報告が遅れてしまいました。
弥生の森創りproject作業も、おかげさまで目覚ましく晴れやかにはかどりました。

匠の竹炭づくりに加え、中央に積んだ枯れ竹がすっきり片付き、


Marchproject.gif
Marchproject2.gif


明るい森のスペースが拡がりました。


 緑の拡がる嬉しいスペースです。
 野鳥たちも沢山行き来し、嬉しさを伝えてくれています。

 今回は天の御遣いの皆様に植樹もお願いしてしまいました。一人だと、穴を掘って植樹をするだけで3週間近くかかってしまいます(地面に幾本も硬い竹の根が張っているため)。が、なんと!!皆様四つも植樹用に穴をあけて下さり、手分けして三本も出番を待っている苗木を植えてくださいました(「一つはこの人(=わたし)のために残しておいてあげよう」とのこと。)


kuroganemochi.gif
 (クロガネモチ。既に1本植樹した木の隣にその仲間を。)


nezumimohi.gif
 (ネズミモチ)


momi.gif
 (モミ)


多種多様の木が綾なす豊かな森へ!

負傷されていた大切な仲間も復帰して下さり、嬉しい作業日となりました。

午後にはかつて荒涼としてた西側の地も片付けの手を入れて下さり、すっきりと陽光が差し込むまでとなりました。この地はビオトープ専門家の方も、地元の方も、「ここはどうにもならん」と言われたほど、手におえなかったのですが皆様のおかげで希望の光が差してきました。


yukiwarisou_20210416124007d53.gif
 (その昔植えたユキワリソウがしっかり生き残って
 くれていました。この時期だけに出逢うことのできる、
 可憐な花たちです。)









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交差点

この社会状況下、注意に注意を重ねて ――
それでも、大切な方々と志や夢を重ね、
深く蒼い空に虹をかけていくために、
澄んだ場を創って身心を高めて、
細心の注意を払って修練を続けることは、
だからこそ、大切なことだとしっかり感じました。

金の光もってそれは叶い、
いえ、想い描いていた以上に、
集まって下さった方の想いは高くて、
素晴らしい虹がかかる時間が生まれました。
胸が熱くなりました。
ありがとうございました。

こうして、
都心へと向かい、
駆け足で練習して、
駆け足で戻ってくる中、
たった一つだけ、
気がかりなことがありました。
それは、

ただ …
… でも、
… けど、
… ちょうど都心へと向かう時期、
それが、‘交差点’となるかもしれない、
ということでした。

交差点 …
この地を頼りに安らいでくれる鳥たちが
夏を過ごす山に戻ったり、
ロシアやチベットへと渡ってゆく、そして、
夏を過ごそうと東南からこの地を目指す、
鳥たちが飛来してくれる、その時間の交差点です。

この冬仲良くなれた
ジョウビタキのお嬢さんは、
か細く、小さくて、人懐こくて、
他のライバルが現れるとすぐ負けて、
逃げるしかなく(逃げるにはすばしっこいが)
わたしと目と目が合い、それが
ハートを交わすような視線の交差となる、
特別な鳥さんだったので、


ジョウちゃん


(本心は、別れたくなくて)
(少なくとも)ちゃんと(しみじみと)
お別れの時を過ごし、渡りの前に
できるだけ沢山のごはんを食べていってもらい、
目と目を交わして、
きちんと見送りたいと感じたのです。

都心に練習に出かけている間に、
旅立ってしまうのではないか。
おなかを空かせたまま、
旅立たせてしまうのではないか。
渡りを見送ることが、
できないのではないか。

それだけが気がかりで、
都心に出ることに、
身を引き裂かれるような気がしていました。
ジョウビタキのお嬢さん、そして、
前の貯水池の白鳥さんたちや、
毎日三回の給餌を楽しみにしている沢山の種類の鳥たち。



二日間の駆け足で戻ってきた日、
たった二日間だけだったのに、
20羽以上いたソウシチョウはいなくなり、
ツグミも …
白鳥も … 渡っていったらしく、
そしてジョウビタキのお嬢さんも現れませんでした。

一方で、その日、
早くもツバメたちの声が聴こえてきました。
ツグミ、白鳥、ジョウビタキは冬の渡り鳥。
ツバメは夏鳥。
冬鳥の前線は過ぎ去ってゆき、
夏鳥の前線が早くも(今年は異例に早くも)
通過したのだと分かりました。

冬鳥の前線、
夏鳥の前線、
その交差するみぎわ …

そこでは真剣に、
耳を澄ませ、
からだの感覚を研ぎ澄ませ、
季節感を感じ取って、
自然が梃子を引く瞬間と、
共鳴していく ―― 
… けど、

ジョウビタキのお嬢さんをできる限り
応援できるお別れと、
ツバメたちを今よりもっと
歓迎しお迎えする工夫とを、
できるだけの愛をこめて、
腑に落ちて、行っていく力と智慧に、
まだ手が届いた感じがしません。

温暖化のせいか、
早くもわたってきたらしいツバメたちは愛おしく、
今、ここで、できることをしたい、
と想いは沸きあがり、一方で、
都心に出ていたせいで
ジョウちゃん(ジョウビタキ)を見送れなかった
ことは、悲しくも、辛くもありました。



ところが、
昨日、早くも暑く感じて全開にしていた
北側の窓越しに、
2年前まで冬に必ず訪れてくれていた
(そして環境劣化のせいかもう逢えないかな、
と悲観していた)クロジが現れました。
雀(14cm)やアオジ(16cm)より段違いに大きく
(17cm)シックで美しくカッコよい ―― 。

そして今日、
いつも温かく細やかに森創りを手伝って下さっている
MH様ご夫妻が作業の関係でいらして下さり、
春の日差しの中お茶をいただいている最中、
何とジョウちゃんが挨拶に来てくれました!
(もう渡り前の行動パターンに入っています)
(この陽気、餌が必要だから、というのではなく、
本当に挨拶に来てくれた … のが分かります)
いつもと変わらず、心配になるほどか細く小さく、
しかし、何かを告げるように、よく声を上げて、
ヒッ ヒッ ヒッ と訴えます。

「なつっこいよね」とMH様。

お帰りになった午後、夕方も、
ジョウちゃんは現れて、
そんなにご飯が必要ではなさそうですが、
お義理で?出したものは食べてくれて、

たっぷり
一緒の時間を過ごすことができました。



まだ、季節の‘交差点’の中に、
真ん中なのか、この場で、
皆が逢えているようです。


ねえ
冬の命
ここから溢れんばかりに輝いていって
そしていつか
循環の輪の中
戻ってきて

ねえ
夏の命
ここで溢れんばかりに輝いて
そしていつか
循環の輪の中
戻ってきて





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