hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

梅の実

雨から真夏日へと転じた都心での三日間、沢山の方々と凝縮した時を過ごして、bird sanctuary に戻ると、自然からの贈りものが待っていました。


umenomi


今年は豊作らしく、雀たちの隠れ家、遊び場となっている梅の木は沢山の実をつけてくれていました。sanctuary の空間の静寂のなか、‘カサッ’‘ポトリ’ … 重く熟した小さな実たちは、梅雨時のこれまた思い空気の中を落ちていきます。重い空気を突っ切るその音が絶え間なく聴こえてきます。

ここと、都心との小間切れの往復生活では、せっかく縁側があっても、黴させることなくゆっくり梅を干すことが出来そうにありません。それでも大きめの笊に6~7杯、豊かな恵みを与えてくれた樹に感謝して、せっかくの恵みを生かせるよう、シロップ、梅酒、梅酵素、ジャム … 突然忙しくなりました。

このところ、人類の未来に向けて、希望を探して思索の旅に出て、「自然」と「心」と「共同体」という次元から叡智あふれる変容を促す Satish Kumar 師の著書を再読していました。そうしながら、都心の喧騒や雑踏の人々、その集合意識のありようやこのまま社会が向かうところを考えて、ちょっと疲れていたかもしれません。いえ、往復生活をこなすだけで精一杯で、社会に巻き込まれ、今日一日の疲れを低次元で宥めるにとどまり、あるべき一歩を踏み出す力を十分集められないでいる自分への疲れだったかもしれません。

どこかで、sanctuary に戻ることすら(深夜運転片道2時間半)、ちょっと負担かしらと感じそうになっていました。

いつも、必ず、そんな時です … 惜しみない、寛大なプレゼントが待っていてくれるのは! 

ぐったりして、弱気になって、続くかしらと迷いながらの到着で出迎えてくれたのは、この沢山の梅の実!! そして、カワラナデシコ、各種のアジサイ、白百合、バーべナの花々でした。苗木たちも、野菜たちも、大きく成長していました。

そして、ここでは、都心では一度も実現したことがないほど、よく眠れます。(結構、外の国道の自動車・ダンプカーの音がうるさいのですが。)



一歩の、真っ直ぐで、か細い透明なベクトルが生まれるのを待ちましょう。





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小鳥の森増勢 project 5

先月で今期の孟宗竹片づけは、今シーズン終了となりました。陽当たりをもらえなかったイヌシデの大樹を中心に、最も密集していた部分、そして竹も樹も南へ南へと倒れ掛からんばかりに傾いていた部分は、すっかり綺麗になりました。光の入る空間のなか、助け手の天の使いの方々は、先生の一本締めで見事な仕事を締めくくってくださいました。


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明るい昼間も、孟宗竹だけが密生した薄暗い空間だったのです。

今は、写真にとると、不思議ときれいな光が映り込みます。


naegi1


野鳥をはじめとする沢山の生きものたちが頼りにする、多様な苗木を追加注文しました。木の実、隠れ家、水・土の浄化、棲み処の提供 -- 大切に育てて、大きくしていきます。これまで育ててきて、大きくなり、根のしっかりした木から、植樹できますように。今、この地から、自然と命を再生していきます。


生きとし生けるものが、幸せでありますように。








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小鳥の森増勢 project 4

先月も、竹の片づけに馳せ参じてくださった皆様、誠にありがとうございました!
お陰様で、随分と明るい森となりました。そして、元からあった、陽当たりがないままにひょろひょろと上にだけ伸びていたイヌシデの大樹が4本、救出されました。

先月末から急に夏日が訪れるようになり、GWはとても暖か -- 日差しがさんさんと降りてきて、bird sanctuary の命の勢いは一気にアフレデル緑の泉のようです。GWに泊りがけでいらしてくださった素敵な修練のお仲間が、植物のスケッチや風景の写真で見事に美しく捉えてくださっていました。(作業をする側としては、管理に追われる日々ですが ・・・ 溜息)。

竹の片付いた跡地に、陽光を待っていたかのように、美しい野草が一気に花開きました。


kinran
 (小さな明るい太陽のような、キンラン。
 この土地と縁があってすぐの二年ほど、
 奥の竹林の陽当たりのある場所に、
 ギンランが芽生えていました。そこは、筍採りの
 方々が行き来する場所で、なすすべもなく、
 ギンランは姿を消してしまいました。が、昨年からの
 天使たちの仕事のお陰で、人の行き来のない場所が
 明るくなったため、代わりにこのキンランが芽生えてくれました。
 この土地に古くから生息してきた植物たちは、土の中に
 種や根を宿したまま、長いこと、いつか日当たりを得て再び
 生き続けるまで、待っていたと推測されます。)
 

futarishizuka

 (同じく、フタリシズカ。この場所で初めて、花を
 つけてくれました。通常は花穂が二本あるため、
 ‘二人'静かなのですが、このお花は一本しか、
 穂をつけておりません。フタリシズカには、こういうことは
 よくあると、森づくりの天のお使いのお一人が教えてください
 ました。)


inushide
 (ひょろひょろと、太陽を求めて、樹冠にしか
 葉っぱをつけることのできなかったイヌシデの大樹。
 初めて幹の四方から陽光を浴びて、幹の周辺に
 小さな枝を伸ばし始めました。)


夜になると時折、フクロウの鳴き声が聴こえます。
この土地から少しのところに、「フクロウの里」と呼ばれている町があります。
昔は、沢山のフクロウが生息していたと聞きました。

理想的な森ではないですが、シデの大きな木と、少し開けた場所は、フクロウにとって今一息つける場所かもしれません。これから何年かかけて、多様な広葉樹を植樹したとき、フクロウにとって棲みやすい場所となっていることを祈っています。かつてここに生息していたという、ムササビも戻ってきてくれるでしょうか。

生きている、残りの時間に、彼らが少しでも世界に存続しやすくなるよう、世界が少しでも草木の緑、水の青、土の暖かい茶色や黒、命のきれいなエネルギーで覆われていくよう、手探りで歩き続けます。

助けてくださっている方々、響き合ってくださっている方々、心からの感謝をささげます。



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小鳥の森増勢 project 3

先月弥生の終わり、小鳥の森創りのために再び、天の使いの方々が訪れて下さいました。

早くも、4回目!

そして、荒れて手付かずだった孟宗竹の林は、ハッと見違えるほどすっきりしました。彼らが助けて下さるまで、孟宗竹に圧倒されそうだった sanctuary の家から、今は、ずっと先までが、そして蒼く澄んだ天空が、すっきりと見渡せます。


bassai1

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この地とご縁があった当初は、野鳥たちが休み、生きる糧を得、頼りにして渡って来られ、身を守りいずれは巣をかけられるような、多様な命が続いてゆけるような、在来種の樹種からなる美しい混交林(時に針葉樹が点在する、広葉樹を中心とする森)を育んでいこうと志を熱くしておりました。が、数年のうちにその実現の厳しさを目の当たりにし、ここ2年ほどは蔓延る孟宗竹に圧倒されるばかりでした。ほんの数か月前まで、志や夢を抱きながらも、その一条の光をこれから、どう紡いでゆけばよいのか問うても、明るい光が返ってくることはありませんでした。

… もう、奇跡と言っていいと想います!

(作業して下さった方には、「奇跡じゃなくて、大変な労働だよ!」と勿論御叱りを受けます。でも、10年近く、どうにもならなかった場所なのです。そして、歴史的に観ても、大変な土地でした。)

太く重たい孟宗竹を整理して行くのは危険を伴う作業でした。(わたしも、昨年夏には大変な怪我をしました。)でも、回を重ねるごとに、見事なチームワークで作業のスピードが上がっていきます。修練で鍛えた身のこなしの冴えた男性5~6人での作業です。(食事の準備等のない時も、わたしは作業チームにとても入れなくて、邪魔にならないところで、枝を片付けたりしています。)


ichii


(いつもproject前進に多大な貢献してくださっているH様に、立派なイチイの樹を頂戴いたしました。イチイは野鳥たち、特にヤマガラ(そしてわたしも)大好きな樹木です。Bird sanctuary でも1本育っていますが、雄雌があるので仲間がほしいなあと思っておりました。が、ガーデンセンターやネットでもなかなか手に入りません。ゆったりと貫録を感じるイチイ … 本当に嬉しいです。H様は10年以上盆栽にして大切に育てられていたとのことで、うまく移植できるか緊張しますが、少し根を大きくして、必ず適地を見つけて成功させます。)


このイチイをはじめ ・・・・・ エノキ、コブシ、ヤマザクラ、エゴノキ、ムクノキ、ヤマハンノキ、 カラスザンショウ、キハダ、ネズミモチ、ナツハゼ、アカマツ、モミ、ヤマウコギ、ズミ、カシ、ツリバナ、等々 ・・・・・ 苗木たちが今年も鉢替えされて根を大きく太くしながら、天使たちが生み出してくださったスペースへの移植を心待ちにしています。皆が無事に健やかに成長し、そこへ鳥たちや動物たちが集まり、いつか美しい森が誕生し、こうした森が地球のそこここで増勢してゆくことを、わたしたちも祈りましょう。



沢山の命が喜んでいると想います!

皆様、本当にありがとうございます。





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緑の風

以前も sanctuary で素敵な舞をまってくださった妖精さんが、春分の一週間前、再びこの地の自然たちと踊ってくださいました。


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緑の風が立ちました。
以前にも増して、自然と精妙に共振し、大きく広がるエネルギーに、芽吹く直前の草木たちや、ほんの少し芽吹き始めた草木たちが緑の力をぐいと引き出されていきます。

春分前の光は、色のつく前の輝く白い光。

そのエネルギーを浴びながら、命みな覚悟を決めて、真っ直ぐな一歩を確かに踏み出します。


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