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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

小鳥の森増勢 project ~11~

そして昨日! 今年初の森創り project の作業です。今回も伐採のチーム組みには人数不足だったので、(1)積んである竹を片付けつつ、炭化していく作業、(2)フクロウの巣箱の掃除、を中心に作業しました。
 森の入り口を上り、炭化作業場近くの竹から片付けていきます。ここが片付くと、今年植樹をしたいと考えている西側境界線近くに明るい陽が入ることになります。
 前回は、作業場を作り、竹の炭化の試みでしたが、枯れ竹が燃えるのに時間がかかるので、まずはそこから取り組みます。もしこの方法で少しずつスペースができていくとしたら、方法・要領を掴んでいく必要があります。今回は竹の選び方、加工や保存方法、炭化の仕方に工夫をしました。あれこれの太さの竹、枝付きのものと枝を払ったもの、色々な形で倒されたままでしたが、燃やす器具に入れるために程良い大きさに分断します。太く長いものは、先生が有能なチェンソーで切って下さり、積み上げます。湿気を帯びたものは燃えにくいため、スペースを置いて積み上げていきます。燃やし始めてすぐ、古くなったものでも一気に燃やすと爆発音のような大きな音を立ててひびが入るため、一節ごとに穴を開ける必要があることが分かってきました。これも、流れ作業でチェンソーで穴を開けます。


炭つくりFeb2020


 コツが掴めてきたら、どんどん炭ができていきました。幾本もの竹を炎にくべて、安全に燃えていくMH様の絶妙な見守りは、炭焼きの仙人かと想うほどです。増えてゆく炭はスコップで掬ってバケツの水で冷却し、完全に冷えて燃焼が止まったのを確認して、袋に詰めます。一日で砂袋の大きさの袋で6~7袋分炭ができました。これらは皆様必要なだけ持ち帰って下さり、畑や土壌改良で利用します(勿論sanctuary でも。)


炭つくりbFeb2020


 西の境界線手前の植樹のために、どこから片付ければよいかの相談もしました。
 いつもお昼は、定番の(そして料理下手なわたしの十八番の)ベジタリアン・インドカレーなのですが、今回は炎の番をしながら野外で戴きました(これも良いものですね!)野外で戴くということなら、次回からまた、野外向きのお料理や色んな愉しい工夫ができそうです。
 午後は切りの良いところで、ドキドキのフクロウ巣箱の掃除!! 


巣箱掃除aFeb2020


 シデの大樹に括りつけた8.4㎏程の大きな巣箱です(HH様のお手製の見事な作り、そして美しい巣箱です)。残念ながら、フクロウの鳴き声は聞こえるものの、昨年営巣した様子は見られませんでした。ですが、今年こそ安心して利用してもらうためには、まずはお掃除をしておかなければなりません ―― でも、中に虫がうじゃうじゃいたり(!)、変なもの(?)が詰まっていたりしたら … と思うと色々想像してしまい、更には高い樹の上に梯子をかけての掃除なので、ちょっと、いえ、かなりドキドキしています。


巣箱掃除Feb2020


 巣箱を開けてみると、ゴミは無くかなりすっきりしていましたが、掃除用の右側の扉付近に蜘蛛の巣と、鳥の羽毛が! シジュウカラのようです。営巣を考え、巣穴が大きいため、断念したのでしょうか。

 それでも、入って検討してくれた、となると、胸躍ります(sanctuary 手前の森の入り口、センダンの木や東の柿の木にある巣箱に入ってくれればいいのに。とヒトは願うのですが、鳥的に見ると、設定場所の配慮と工夫とがまだまだ足りないのでしょう。)

 
 一日作業をして、その間、アオジ、四十雀、山雀、シロハラ、ツグミ等、野鳥たちも近くにものすごく沢山いて、奥の竹が積んである場所から、家付近の餌台まで往復する姿が見られました。冬の間、奥をねぐら・隠れ家にして、レストランにご飯を食べに来ている鳥たちは、結構数が多いようです。

 また、一昨日朝、天の御遣いの皆様がいらっしゃる前に、レストランの餌補給をしようと外に出たら、池から青鷺が飛び立ちました(小鳥ばかり見ていると、途轍もなく大きく感じられます。何とも優雅に大きな翼をゆっくりと羽ばたかせて去っていきました。)この青鷺が、森での作業中も上空に二度も現れ、「(・д・)チッ まだ人がいるのか」という感じで、パトロールに来て去っていきました。そして、皆様がお帰りになったら池に戻ってきました。

青 鷺は、池のザリガニを食べてくれ、ザリガニが少なくなると水生生物の種類が豊かになり、水も綺麗になるので、再来をずっと待っていました。

 大きな優雅な美しい鷺 ―― 幸先がいいです。








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小鳥の森増勢 project ~10~

今年もゆっくり、じっくり、一歩ずつ、bird sanctuary 奥の鬱蒼としていた孟宗竹林を、多様な生態系を育む豊かな‘小鳥の森’に再生する歩みを続けています。

まずは昨年のブナ苗木植林後のご報告から …
天の遣いの竹伐採チームが(最も困難な)東側斜面を残し、太い大きな孟宗竹を倒して中央のシデの大樹を救い出し、林に明るい陽の光を入れて下さいました。そして、北西にブナの苗木を植樹できたのですが …

筍のシーズンには、できる限りの見回りを行い、筍を片付け(もらってくださる方に送ったり、手伝っていただいたり)、新たに竹が生えないように注意していましたが、シーズン過ぎて倒して重なっている夥しい竹の山の隙間から、やっぱりニョキニョキ竹が生えてきました。その上、長い間種として眠っていたのか、沢山のパイオニア植物(アカメガシワやヌルデなど)や草木類が勢いよく芽を出し、中には困ったことにフジやセイタカアワダチソウや(人にくっついてきたのか、動物にくっついてきたのか)アメリカセンダングサ、イノコヅチ、ヌスビトハギなど、種がくっついて厄介な草も! 

―― 初夏、あっと言う間に、ハードな“藪こぎ”をしないと入っていけない場所となりました(涙)。


pioneer plants


まずは、奥に植樹したブナの苗木が心配です。根の張りがないため、夏には水遣りも必要ですし、これだけ草木が繁茂したらいつの間にか消えてしまいそうです。そこまでの通路作りを開始し、三日かけたけれど、なかなかできません(涙)。ついに天の助っ人が現れ、強力な刈り払い機で道を拓いて下さいました。


beech way


続いて、根気強く、池周辺に道を拓いて下さいました。土地の中央に池がありますが、夏の間、後から生えてきた竹が覆いかぶさり、鬱蒼と暗くなってしまい、空を飛ぶ鳥たちからもここが池とは分からないし、かつて飛来してくれていたカワセミや青鷺、カルガモたちもやってこない状態になってしまっていました。こうした鳥たちが来てくれないと、ザリガニが増えすぎてしまい、多様な水生生物が育たない状態となり、そうすると水が濁り、生命の棲めない池となってしまいます。


opening way1

opening way2


そして、昨年12月、孟宗竹伐採をして下さったチームが再び集まって下さいました。今回は人数が少なかったため残りの孟宗竹伐採ではなく、新たなミッションに挑戦です。少しずつでも、在来の生きものに配慮しながらより多様な生きものが暮らせるようにするか(鳥類に関しては今いる鳥の生息地を守り、渡り鳥が変わらず頼れる場でありつつ、更に食べもの・棲み処に困っている野鳥たちに「お、ここなら生きていけるぞ!」「(渡り先から)帰ってきても元の場が失われてしまい困っていたけれど、ここはいいかも」と思ってもらえるか、そして自然と人が調和・対話できるような場にできるか、本当の意味で‘地球上の聖地’となれるのか ―― そこに近づくために、オープンなままのプランはあります。その過程で、いたるところに重なっている竹をどうするか、どのように維持管理するか、は当面考えなければならないことなのですが、チームの先生が竹を炭にしてはどうか、という方法を発案して下さいました。知らなかったのですが、炭焼き用の道具と方法があり、それを利用すると煙も出ずに近隣に迷惑をかけずに竹が炭化する、その炭は(温度の関係で)売りもののようなものではないが、畑や地面に埋め込むと軽くて有用微生物を育み土壌改良に非常に効果的でエコロジカルである ―― ということで、ただ、sanctuary で行うのが有効なのか、わたし一人でもできることなのかは不確かなので、とりあえず試してみることになりました。

まずは竹を燃やすのに安全なように、広めの場所の確保が必要です。伐採地跡の竹の根と、後から生えてきた雑草を払い、地面下の根からも燃え移らないように砂を撒いて慎重に場を作って下さいました。そして、炭焼きが始まりました(ドキドキ)。


炭焼き1


うまく燃えるように、竹を乾燥させるための置き場も出来ました。


炭焼き2


竹炭作りの道具は、煙は出ないけれども炎は大きいため、ちょっとドキドキしました。けれども、あの、始末に困っていた、沢山の太い竹の丸太が、大地を良くしてくれる竹炭になるなんて、何だか魔法のようです。(竹炭の状態=炭化から放っておくと、更に燃えて灰になるので=二酸化炭素の排出、それ以前に、下から延々と引いたホースの水とバケツの水で消火します。う~んエコのために学ばなければならないことがいっぱいです。道具は、先生にお借りしていますが、ホースなどかなりの散財。)まだ試行錯誤の中におり、一番頼りなく無力なのがわたし!!!という情けない現実がありますが、失敗しながらも大きな包括的な視点からは、うんと、たんと、進めているかも?と感じられることもあり、何より冬鳥たちの絶対数がとても増えて、鳥さんたちみんなの行動がいい方に変わっている気がしますよ(作業中の場所も含め、いろんな場所を有効利用しているという点においては、彼らはとても機転が効いて頭が良く、またまた、人との距離感もぐっと近くで安心してくれていますよ)。


炭焼き3 
 (綺麗な炭!)








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夏休み

梅雨明けとなりましたね。

文月の都会での仕事を終えて、bird sanctuary に戻ってきました。こちらもすっかり、真夏日となっています! 

長かった梅雨の間に家の周辺に草が蔓延り、むせるほどに蚊がいて、家の湿気がとれなくて大変な状態だったので、久し振りに刈り払い機で通り道だけ草刈りをしました。ほんの1~1.5時間で汗だくです。

ずっとご無沙汰、不義理を重ねてしまっていて、申し訳ありません。
ここからしばらくは、授業は夏休み。こちらで森創りをしながら、溜まってしまった想いや感謝を綴ったり、仕事を片付け、新しい季節に向けての準備をしたいと想います。

抜けるような蒼穹も真っ白の雲も、紛れなく夏だなあと感じさせる空でした。夕刻になって薔薇色に染まった雲もまた、今ここの夏の夕暮れに、迷いなく輝いていました。


manatsubi2019.gif






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梅雨の合間

梅雨の合間、青空にピュアホワイトの雲が浮かびました。


kosuzume


ここで巣立った小雀が電線の上に止まっています。
他にも、杏の木の枝に数羽止まっていて、結構暑いはずなのですが、皆、陽光を浴びたいのでしょうか。


ensai-amagaeru
 (エンサイ<空芯菜>の上で休む小さなアマガエル。
 今年は、沢山のアマガエルが庭先にいて、歩くのに
 気を使います。エンサイは、ツルムラサキ、金時草、
 モロヘイヤと共に夏の定番野菜となりました。
 虫にやられることもなく、すくすく育つ健康野菜です。
 お勧めです。皆様もいかがですか。)


fumizuki-kaze
 (文月の風)


komatsunagi
 (大切に世話しているコマツナギの
 お花が咲きました。マメ科。
 小さいけれど、とても精巧な芸術品の
 ようなお花です。以前の職場近くには、
 街路樹の根元の小さな土の中から
 たくましく伸びていたけれど、ここでは
 なかなか見つからなくで、このお花がどうしても
 懐かしく、また消えつつあるヤマトシジミ<蝶>
 の幼虫の食草ということもあり、保護していました。
 ようやく地植えにできたのですが、しっかりお花まで
 つけてくれました。)





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竹垣作業

先の水曜日(春分前日)、今期の竹垣作業が終了しました。昨年後半から竹を揃える長い長い下準備をK様がして下さり、如月に入って5回、家人も加わり竹を組みました。


takegaki1.gif


いつもは食事準備やお茶出しで肝心の作業になかなか加われないのですが、今回はKさま直々にご指導も頂きましたよ。これで、どこかが多少壊れても、自分でちゃんと補修できそうです。

竹を繋ぐ古い杭を確認し、補正し、防腐剤を塗って、K様が長い竹を横に繋いで下さいます。それから、長さを揃えつつ、横に竹を結わえていきます。竹には節があり、癖がありで、きちんと揃えてきれいに繋ぐのには工夫が必要です。スッキリ見栄えよく竹を繋ぐため、高さが同じになるように作業する場所に‘仕付け糸’のように紐を引き、ちょうど良い竹を選び、位置を定め、借り結びをするまでKさまが指示して下さいます。そこからその通りに、黒いシュロ縄で竹を括りつけていきます。


takegaki1b.gif


シュロ縄は硬く、結ぶのに力がかかりますが、いったん結ぶとしっかり止まります。まずは、最初にきっちり縄を引いて縦の竹と横の竹を縛ります。癖や節があって大変ですが、慣れてくると、その癖や節を利用して固定しやすくずれにくく結べるようになりました。


takegaki2.gif


ぎゅっと結んで --


takegaki3.gif


縄が解けないようにしてから、最後に飾り結び(Kさまのアイデア; 最初に竹垣組みの本からコピーを戴いてその通りにしていたのですが、この蝶結びを加えました。植物園の竹垣がこれで綺麗だったらしい)で終わりです。シュロ縄を締めるのはきつくて、結び終えるのも大変ですが、リボンを結ぶのには多少慣れていますので何とか工夫できました。


今回の竹垣は、元池があったという湿地帯に竹が生えて藤ヅルが絡まっていて、bird sanctuary では最も手ごわかった西側の土地で行ったのですが、終わって清々しい青竹の垣根にとり囲まれた空間が生き生きと蘇りました。この地の南側の竹を今年は天の御遣いチームが伐採して下さっており、明るくなった場所に、春分の陽が沢山降りてきています。


西側の地の入り口には、山野草保護コーナーがあります。

元からあったシデの大樹とウグイスカグラ、植樹して育ちつつあるチドリの樹、メグスリノキ、ハルニレ、ヤマウコギ、ヤマザクラは芽吹き前です。その下で、それはそれは清らかに、ユキワリソウが花をつけてくれていました。


yukiwarisou_20190326222721c16.gif





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