hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

皐月 calender -3-

sendan

センダンの樹の花が咲いて、

suikazura

ベランダのスイカズラが甘い香りを放っています。



暑い日が続きましたが、明日は雨のようです。

緑を眺めながら、一呼吸する今この時を大切にしましょう。




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皐月 calender -2-

ようやく空いた二日間、草木が生い茂ってジャングルのようになった sanctuary の手入れをしています。

夏日のような日々、まずは植えたばかりの草木や出番を待っている沢山の鉢植えたちにお水を上げて、水切れを起こさないように手配しました。次に、先週末に水戸の A さまよりいただいた数々の野菜苗(レタス二種、トマト二種、ルッコラ、紐唐辛子、等)をプランターに移し替え、草の生い茂っている野菜コーナーを少しすっきりさせました。続いて、門やアプローチあたりを中心に、生い茂っている草木を少し整理して(訪れて下さる車が通れないほどとなっていました)、最後に敷地内の草刈りです -- 敷地内に関して言えば、 どの草木も愛おしく、命はそのままにしたいのですが、人の通り路と、苗木に日当たり・風通しを作り、弱い植物たちは保護します。


egonoki2017


今年はエゴノキが、白い可愛いお花を無数につけてくれました。

土の条件が悪いのが気がかりですが、小鳥との対話コーナーの中心となる場所に、このエゴノキは堂々と成長してくれています。エゴの実は、山雀の大好物と言います。この秋冬は、あの可愛い小鳥たちが実を食べに来てくれるでしょうか。





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皐月calender -1-

緑が眩しい毎日です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年度に入ってから、鳥たちはじめ自然の命との対話、sanctuary や修練や大学でのお仕事に加え、yoga 療法や体育実技指導の勉強に学会のお仕事とフルに充実した毎日になっています。そんな流れで GW もあっと言う間でした。

それでも、皐月のはじめ、yoga を共に続けてくださっている素敵な方々が来訪してくださいました。

昭和の田舎の不自由なおうちに泊りがけ … 

要領が悪くスローなわたしは十分におもてなしもできず、それでも大人な二人は、その瞬間ごとの状況をゆったりと愉しまれ、わたしの手の空かない時は、sanctuary のその時その場のありようを自立してゆったりと過ごして下さいました。そのお二人のゆったりとしたありように、わたしもとても居心地がよかったのです。多くのことを教わりました。


yukizasa
 (ユキザサの開花 -- 背景は、真っ青な
 ロベリアに金魚草です。)


その瞬間をゆったりまるごと受けとめること。その瞬間のありように柔軟に身を委ねること。

そこから喜びや温かさを汲み上げること。


しなやかで芯がないとできないかもしれませんが、そういうあり方で、季節の変化やここの生きものたちの移り変わりを受けとめていけたらなと想います。

天候が不安定ですが、工夫して心地よく過ごしてゆきましょう。





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大切なお客様方

昨日は嬉しいことに、この bird sanctuary の最初の時点からとてもお世話になっているH先生をはじめ、大切な方々がこの地を訪問してくださいました。神奈川の気功のお稽古で日々お世話になっていますが、遠距離ゆえ sanctuary にいらして戴けたのは、初めてです。

長年の夢でした。

一日100種の「種の絶滅」 -- 地球規模での自然破壊は、ここ50年ほどで立ち竦んでしまうほどの恐ろしい勢いで進んでいます。何か、できることはないのかわたしが探り始めたミレニアム、それより30年以上前から何とかしようと立ちあがった自然保護の諸先輩方の中には、諦念されたり第一線から退かれてしまった方々も既に多くいらっしゃいました。ようやく2003年に「たとえ山の向こう側でブルトーザーで森が切り崩されていても、今ここでわたしは一本の樹を植える」と決心できて、「ほんの僅かな自分の場所(庭でもベランダでも … それすら叶わないなら心の中でも!)小さな鳥たち、最もか弱い生きものも安らかに生きることができて、自然が守られてゆくサンクチュアリ-を創りたいと想います」と拙い言葉で宣言した時、その場で間髪入れず、どなたよりも先に、第一声「それは良いことです! H(お稽古の場)でも応援します」と真っ直ぐな声を響かせてくださったのが気功の大先生でした。

H先生はお庭の草木の子孫を、ゆうパックの箱に入れて、何箱も送ってくださったり、お稽古の場で皆様が心を寄せてくださった浄財を集める係を引き受けて下さったり、ずっと、言葉では感謝できないほど支えてくださいました。大震災の折には、わたしが直観で「ローズマリーの樹が守護してくれ、土地の浄化を手伝ってくれる気がする」とぼやいた途端、ローズマリーの苗を探して送ってくださいました。

訪問してくださった方々は皆、日頃のお稽古で鍛錬されていらっしゃり、透明感の高い方ばかりです -- sanctuary の土地にスッと馴染まれて -- 空気は澄み、雨模様が止んで陽光が差し始め、芽吹いたばかりの緑が鮮やかになり、自然の香りが立ち始めました。

普段からここにいて、土地と共鳴しているので、何となくですがはっきりと、わたしは‘土地の気持ち’が分かるような気がします。お客様をお迎えして、疑いようもなく、土地は嬉しそうに迎え入れ、喜んで、お別れの時にはしんみりと名残り惜しそうでした。

rasberry

皆様でラズベリーの樹を植樹して下さいました。(H先生はあらかじめ沢山苗木を送ってくださり、しかも草木の苗を沢山持参してくださったのですが、時間切れとなり、それでも「ここに来て苗木を植えるのが夢だったから」と強い意志で、全員協力して驚くほど短時間で植樹が叶いました。) 奥の竹林に入る手前、蔓性の植物のためのアーチ付近です。


遠方からの日帰りなので、あまりにも凝縮された時間でした。お送りが終わって戻ってきて、一息つく間もなく -- もうひとかた、大切なお客様が現れました。

rabbit1

脅かさないように、そっと遠方から撮影したため、ほとんどわからない写真ですみません。中央にある茶色い影、野ウサギです!

この bird sanctuary は神社の麓、公園の隣にありますが、広葉樹林や原っぱは近くにないので、野ウサギに訪問してもらうことは諦めておりました。でも、つくば時代に、山が切り開かれ、宅地や道路ができて、野ウサギが行き場を失い、道で轢かれている姿に幾度も幾度も胸を痛めていて、見かけるたびに祈っていたのです -- 彼らに生きる場所がありますように、と。野鳥の森づくりの師匠S先生の森では、野ウサギがのんびりデージーの花や葉を齧っていて(わたしがいると出てきもしないのに)とても羨ましくもありました。

 「ここに来た当初に(デージーを)植えたんだよね。だけど、野生の花の美しさ、自然な様子を知ったら、この土地に園芸種は要らないと思うようになってね。(デージーは)そこかしこに増えちゃうんだよね。でも、(野ウサギのために)刈れなくなっちゃってね。」

と仰っていました。

今のわたしも、このお客様に … デージーを植えかねない、嬉しさです。


先の(人間の)お客様方の‘良い気’が、土地に野ウサギちゃんを呼びよせたのかもしれません。貴重な言葉、言葉にならないものを沢山残していってくださって、昨日は誠にありがとうございました。




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飛翔

如月も終わりの頃、巣箱の掃除をしました。

ヴァレンタインデーを過ぎると、まだ凍てつく中でも小鳥たちの様子が少し変わってきます。葉を落とした木々の間は外敵に狙われやすく、食べ物が一番少ない時期なのに、ちょっとだけ、次の季節の準備を始めるかのように、群れがほどけて個々が感じられるのです。次の季節 ―― 早くも番(つがい)の相手を見つけていくのでしょう。

シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラは冬の間混群となっています。冬には、元からある背の高いイヌシデの樹や柿の木を渡り、梢に産み付けられているという虫の卵を食べにやってきます。残念ながら、ここに移ってから植えた樹々はまだ彼らにとって背が低く、「危険」らしいので、なかなか下までは降りてきてくれません。それでも昨年の春、恐る恐る成長の早いミズキの木に巣箱をかけたら、早速シジュウカラの夫婦が利用してくれました ―― 数本の高い樹々以外は全て竹藪で、彼らにとってはそれだけ住宅難なのでしょう。

本来なら巨木といえるほどの木々が沢山あって、木の‘洞(うろ)’や複雑に入り組んだ枝々があって、安心して子育てをしてほしいのですが、植樹した木々の成長はまだまだです。巣箱は、いったん使われると彼ら(鳥たち)が詰めた敷布はそのままとなってしまうので、毎年掃除が必要です。

野鳥の森の師匠S先生から「鳥の巣箱は掃除しないとゴ○○リの巣となっていることがある(森林性のゴ○ちゃんなので怖くないけど)」と教わったことがあり、非常に恐る恐る巣箱を解体しました。

―― 恐れていたことはなくて、とても綺麗に綿密に産座が造られていました。資材は主に苔と蜘蛛の巣のようです。

subako1

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古いものは片付けて洗って熱湯消毒して、再び組み立てます。

subako3

subako4

巣箱をかけ直すと、春分を過ぎたあたりから、陽気で元気なシジュウカラの声が付近に響きわたってくるようになりました。

ここ二、三日は低い樹々の方にも、彼らは降りてきています。ミズキの木の近くの低い柿の木にかけてあるファットボール(野鳥のために、穀物やヒマワリの種などを脂身でボール状に固めたもの)を見つけた一羽が、これを気に入ったらしく、さかんにやっています。山仕事でわたしが通りかかる度、「ツーピピピ」と鳴いて一応の警戒をしますが、さほど逃げません。

この春もきっと、誰かがすぐに巣箱を利用してくれそうな、良いことが起きそうな気配です。


subako5


この地(sanctuary)で沢山の命が繋がれ生まれ満ちていきますように ――

そして、無事に安らかに元気いっぱいに飛び立っていきますように ――


ありったけの

優しい世界へ ――


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