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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

アンタレス

ようやく少し涼しくなったと感じたら、また暑さがぶり返してきました。そんな暑さの在りように、お疲れが出てはいませんか? 

今年は、皐月ごろから真夏日があったため、猛暑が果てしなく続くように感じられているかもしれません。また、最高気温34度くらいの予報でも、実際には40度近い暑さを感じることも多くあったと思います。皆様から頂く暑中見舞いや残暑見舞いの言の葉にも「もうどうしようかと思う暑さ」「身の危険を感じる暑さ」「いつになく外出を控え」等々、厳しく感じられていることが案じられます。少し前にお邪魔した水戸の先輩のお宅でも、堪えかねたように「暑い!」の声が聴こえ、「しばらく休みます」との言葉を発されていました。

気象異常が続くことも、今後何年かで更に気温が上昇するという予報も、少し不安になりますね。

告白すると(*注)、先日涼しくなった数日の前夜、「もう暑いの終わりにしてください」とわたしも天に向かって言ってしまいました。

 注)学期中(先月まで)、授業でyogaをする大きな道場は、扇風機2台と外からの風だけなので、その場のわたしは「無理はしないで。でも暑さと戦うよりは、暑さと調和しながらからだに必要なことをしましょう」とエラソーニ涼しげな顔で言っておりました。(健康を高めることを目指しているので、無論、熱中症予防をはじめ、からだに害となることはしないようにしています。)yogaを始める前のわたしは、実を言うととても暑がりでした。頭でっかちでカチカチで、考え事や心配でいっぱいだったので、頭の熱が取れなかったのかもしれません。尊敬する師に「暑さと馴染む」心地よさを教えていただき、他の師に汗のかき方(「暑い時は汗をかくもの」「汗には効用がある」)を教わり、修練で汗だくになった後の心地よさも知ったので、授業でもそれを伝えられれば(過度にではないけれど)と思っていたのですが … (それでも7月の最後の2~3週は、生徒さんの具合を考え、冷房の効いた部屋に教室変更して講義にしようか、試験前なので緊張や肩こりや頭の凝りなどを軽くほぐして早めに終えるか、迷いました。)
 でもとにかく、暑さに文句は言えない立場なのです。・・・ すみません ・・・

天にお願いしてしまった途端、涼しくなったので、嬉しいような、これで良かったのか迷うような ――

季節が歩みを進めて、大好きな秋に近づくのは、とっても嬉しいですが、ようやくどんな季節でも馴染めるように、そして好きになれていたのに、季節の自然な進み方をそのまま信じて、不平なんて言わなけりゃよかったかしら、という気もしました。木を植えたり、エコなことでできることは最大限した上で、気象の変化が止められないのなら、今どのようなバランスが無理なく、心地よく、命の根源のレベルで良いのかしら …

なので、また暑くなって、これはこれで、どう馴染んでいくかな ―― と今日は慎重に季節と、そしてからだと、対話するようにしました。

朝夕は動いて、昼間はできるだけ安静にして ―― そんな生活のペースも季節に寄り添うようにできるようになったし、だけど日足はぐんぐん短くなっていくので、夕方たっぷりできた作業は前より急ぎ足です。


朝は、1週間ほど前から山雀たちが囀りながらやってくるようになりました。昨年から、家の北側の地で大きくなったエゴノキの実を、早くも確かめにやって来ています。エゴの実が食べられるようになるのは(彼らが食べ始めたのは)、葉月末、本格的な旬は長月なのですが、待ちかねているように、しっかり様子を見ています。きっと、少し高い山に避暑に行っていた子たちが、早くも降りてきて、これを頼りにしているのではないでしょうか。

コジュケイの雛たちも、少し大きくなって、「ピーッ」とか「キューッ」という叫び声の様な声に加え、「ピッポッポエー」(日本では「ちょっと来い」と聞きなします)という鳴き声で鳴けるようになったらしく、時に玄関前でこの声の大合唱が始まります。コジュケイの声は結構けたたましいので、この合唱が始まると、祭りばやしが始まったように賑やかです。

夕刻は今日の暑さでぐったりとしてしまっていた植物たちの水遣りに追われます。この夏は、ツルムラサキ、オクラ、モロヘイヤ(←うちでも必ず育ってくれる定番の3夏野菜)、賀茂ナス、キュウリ、ミニトマト、金時草、ワイルドロケット、バジル、(雑草化している)紫蘇、ゴ―ヤ、ディル、イタリアンパセリ、タイム、オレガノ、ディル、コリアンダー、ナスタチウム、等々が元気でいてくれます。おかげで、sanctuary 滞在中、食べる野菜を買わないで暮らせました。

野菜だけでなく、育てている苗木や野草たちも、今日は水を求めてぐったりとしていました。苗木たちはこの冬に植樹してもらえるか、ワクワクしているように見えます。野草たちも出番を待っています。この暑さの中次々と涼しげな青紫の花を開かせてくれる桔梗、そして園芸種だけれど台所窓のグリーンカーテンとなってくれている西洋朝顔(ヘブンリ―ブルー)が、そろそろ花芽をつけてくれないかしら、こちらも涼しげな天空の蒼の色です。


外に出ると、先にご紹介した子ダヌキちゃんたちが、訪れてくれます。4~5匹いた子たちがグループに分かれ、それぞれの外形的特徴も性格もはっきりしてきたようです。暗くなりかけの頃に白くてフワフワしたおとなしめの2匹が、奥のアーチの方から出てきてそっと顔をのぞかせます。それより早めの時間に、元気な茶色っぽい子と小さめの黒っぽい子が西側の荒れ地からすっ飛んでやってきて、ちょろちょろ纏わりついたり、玄関のあたりで待っていたりしています。黒っぽい子は、ちょっと寄り目で細い小さい顔で ―― フワフワの子たちのように‘ぬいぐるみ的可愛さ’ではなくて、ファニーフェイスで ―― 昔友達だった黒ちゃんを想わせます。

成長目覚ましいものの、まだほんの子どもで、これから更に育っていくにつれ、外の世界は厳しく、季節も移ろっていき ―― この子たち全員の無事と幸せを祈らずにいられません。


moonAug2018

moonAug2018-2


既にすぐに暮れてしまう夕空 ―― 月は、次の日曜の満月に向けて毎夕少しずつ太ってゆきます。そして、空が群青となると、夏のはじめと違って、浮き出るように姿を表す月も、星々も、冴え冴えと美しく空に映えます。


この夏、仲良しになったのは、ちょっと怖い、赤い星 ―― アンタレス。

火星の赤さとは全く別の、何か恐ろしさを感じる赤い色です。


antales1


アンタレスは、1.3等星で「火星の敵」(=アンチ・アレス。 アレスはギリシャ神話の戦いの神で、火星のこと。アンチ・アレスは火星に対するもの)という意味だそうです。両星が赤さを競い合うように輝くことがその由来だそうです。わたしはさそり座なのですが(しかも星占いで火星の影響が強いとのこと)、この星はさそり座の心臓の部分です。さそり、戦いの神、赤の戦い … とちょっと怖い方に想像が行ってしまいます。が、日本では「赤星」「豊年星」「酒酔い星」と呼ばれ、中国では「火(か)」「大火(たいか)」と言われているそうです。


最初に出逢った時、アンタレスは何だか不吉な星の様な気がしてしまいました。でも、何がそう感じさせるのだろう、不吉な印象ってラッキーシンボルの裏返しだし(わたしのラッキーナンバーは「13」ですが、わたしにとって本当にラッキーナンバーなのです!)… 等と思って、眺めている内に、毎夕「あ、こんばんは!」と挨拶するのが楽しみな星になりました。


antales2


あとしばらく、暑い日中は用心しながら、季節の楽しみを見つけながら無理せず暮らしましょうね。









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the summer solstice

明日は夏至 -- いよいよ季節の転換点です。

今年は春先から夏日が続いて、気象異常を心配していましたが、今日は梅雨らしい雨降りでした。
色の彩が美しいヤマアジサイの花に続いて、紫陽花たちも花開き始めてくれています。

雨の日だからこそ、夕刻遅くまで太陽がとても身近に居てくれるのがよく感じられました。


kamakiri
 (カマキリの子ども。 Yarrow の葉っぱを
 自分の居場所と決めたようです。)


shirayuri
 (草ぼうぼうとなりましたが、今年は
 近隣の土地と隣接していない場所は
 虫たちが成虫となるまでなるべくそのままに
 しておく計画です。そんな草の中から思いきり
 背伸びをして、白百合の蕾が膨らんでいます。)


この夏至には、沢山のことが解放されそうです。

そして、新しいことが沢山誕生しそうです。

この週末にかけて、素敵な方々とご一緒に修練をする機会が続きますが、どこからやってきたのか -- 何かが始まる前の予感というか、良い緊張感を感じます。土曜日のテーマは、例年の如く「蓮の生命」ですが、泥が深かったせいか(?!)そこから出でて開く花の彩が別次元の虹を運んでいそうです。

この夏至、皆様も何か感じられているでしょうか。


天候の変化が激しい折、どうぞご自愛になって下さい。






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微笑み

オオイヌフグリ

オオイヌフグリの花(オオバコ科クワガタソウ属)が咲きました。

毎冬、越冬している花蜂や花アブのために(なるべく農薬を浴びていない)菫やヴィオラ、プリムラ、ストックのお花を植えています。新鮮なその香りをヒトも楽しめていたのですが、この冬は"子どもギャング"のようなヒヨドリ数羽のグループに、全てのお花を食べられてしまいました。まず、ブロッコリーの葉っぱを食べ尽し、次いでカリフラワーや芽キャベツの葉、青梗菜の葉、そして急遽買ってきた葉ボタンの葉も … それでも、よっぽど食べ物がないのか、お花が狙われました。朝になると玄関先に、このグループが現れています。どうも、常駐しているヒヨドリさんたちではなく、どこからか渡ってきた、めっぽうお腹をすかせた鳥たちです。bird sanctuary なので、まあ良しとして、それでも咲き始めたスノードロップや、球根から育てたヒヤシンスの新芽も狙われているのは、ちょっと困っています。それだけ、今年の冬の寒さは厳しいようです。

… が、野のお花オオイヌフグリが咲いてくれて、何だかほっとしました。

オオイヌフグリは、ちょっと可哀想な日本名をもらってはいますが、花言葉は「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」。ヨーロッパが原産で、「星の瞳」「 瑠璃唐草」「天人唐草」という別名を持っています。

ありきたりの表現ですが、わたしは、この小さなお花が明るい青い空を映し出して微笑んでいるように感じます。

まだ霜の降りる寒さの中、野の花の健気さを一等愛しく感じる出逢いです。







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十三夜月

昨夜の十三夜月は、息をのむほど神秘的で深い何かを湛えていました。
この世の美しさとは異なる、別次元のうつくしさなのかもしれないと感じました。

東京在住の、とても素敵な方からたまたま届いたメールにも「今日は月が綺麗でした」とあったので、都会の皆さまもご覧になっているかしら、と想っていました。ですが、深夜に都心へと移動して、sanctuary を出たときに広がっていた世界が、到着して見上げた空にはありませんでした。なので、写真ではお伝えしきれませんが、UPしてみます。


十三夜1

日が傾いてからすぐ、差してきた月の光 -- これは6時少しすぎの空です。夕暮れに山仕事用の物置小屋を片付けて(昨日は青梗菜・レタスの苗を植えて、霜にやられ始めた大文字草やランタナの花鉢等を植え替えてベランダ・玄関にいれ、メダカたちの世話をして、竹を2本片付けました)、タヌキたちにおやつをあげて、見上げた空です。はっと息をのみました。夕闇が降りても、辺りは明るいのですが、その明るさは冷たく白く、見慣れた景色がこの世のものではない発光体となっているようでした。


十三夜2

sanctuary を出発する、深夜23時すぎの月です。広い夜空一面に、無数の細かい雲がびっしりと広がっています。気温は2℃でした。月には光の輪が滲み、不思議な蒼い光や鞘えんどう色の光が時折浮いていました。空を「宇宙の海」と想いました。わたしたちは宇宙に浮かぶ船のように、この星に乗船しています。今、ここのこの場所も、間違いなく、宇宙です。


みな、ここから来て、ここへ戻ってゆく。





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神無月

十六夜

今宵の十六夜は、大変に月の力が強いようです。

月のエネルギーに世界が充たされる、というより、このお月様によって上へ上へと引っ張られていくようです。
足で床を掴んでいないと駄目な感じですが、天界に登っていけないのが哀しいです。

もしかすると人はこんな気持ちになって、輝夜姫の物語を編んだのでしょうか。

チューベローズ

この春に球根から育ってくれた南国のチューベローズが花開きました。
宵に香る美しいお花です。
芳しい香が、夜闇を得も言われぬほど甘く包んでいます。








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