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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

木を植えよう ~21~: with孟宗竹伐採プロジェクト(2)

皐月のGW明けに植樹したブナの苗木は、小さなポットで根が詰まっていたため、荒れ地で育つのかちょっと心配でした。でも、長い長い梅雨と、梅雨明けの厳しい酷暑が続く今も、無事です。(大切な皆様方と植樹すると、ひときわ、無事かどうかドキドキしますね。)


夏休みに入ってすぐ、孟宗竹伐採プロジェクトの皆様の手による伐採地を切り開く作業に入りました。太く巨大な孟宗竹だけが絡み合って密集していたその場所は、その後、沢山の植物たちが芽吹きました。種や根が土の中に長く埋まっていたであろうアカメガシワやアオキ、イヌシデ、ユズリハ、イヌツゲ、ヌルデ、サンショウ、チャノキなどの樹木、ヤブミョウガやヨウシュヤマゴボウなどの草、そして種が埋まってたのか人や獣について運ばれたのか、セイタカアワダチソウ、オナモミ、ミズヒキ、ヘクソカズラ、アメリカセンダングサなども … ちょっと困った植物も、かなり困った状態と言えるほど、繁茂しています。早く何とかせねば!

まずは、ブナの苗木の世話ができるように、道を切り開きました。これが、熱中症が心配されるほどの酷暑や一気に発生する蚊のせいもありますが、藪こぎをして三日かかりでした。孟宗竹は、根元から1~1.5mほどで切ると、根の勢いが弱くなると言われており、1~1.5mほどの‘切株’で残っています。ここに雨水がたまり、一部発酵して甘酸っぱい(ただし嫌な臭い)を発し沢山の虫が寄ってきます。これが、この地に蚊が異様に多く発生している理由だとの指摘も受けました。道の邪魔になる切株を根元から専用の鋸で切ったところ、‘ぶわぁ~!!!’という勢いでその嫌な臭いの水が吹き出してきました。しかも、その量たるや、1~1.5m分全部か、それ以上に(根のところで?)水が溜まっているようなのです。根を切る間、出てくるわ出てくるわ … (使った用具や、その時着ていた防虫用の服を洗濯しても、まだ臭かった! ひゃあぁ。)




beechJuly2019.gif
 (ようやく辿り着いた先月のブナ。
 枯れずにいてくれた。)


その後、頼もしい助っ人が、優秀な道具で、道をちゃんと広げて綺麗にしてくださいました。安心できる道があるだけで、管理が格段に楽になりました。神の助けだったです。感謝!!!


beechAugust2019.gif
 (そして今日のブナ。土地の環境や、
 土壌の状態がまだ予測のつかないものなので、
 夏枯れせずにしっかりと根を張るまで、ちゃんと
 観察・世話をしていこう。)

 
yaburan.gif
 (切り開かれた道の途中に咲いている、
 ヤブランのお花がとても美しかった。)


8Aug2019.gif
 (一昨日の夕暮れ。かつてないほど暑かったのだ
 けれど、暮れかけた頃、北側の窓から紅色に染まった
 空が見えました。初めてのことで驚きました。)


これまでとは違う、長い梅雨と厳しい暑さ、動物たち、植物たち、昆虫たちも、土もまた、びっくりしているようです。

皆様はご無事で、お盆休みを迎えていらっしゃるでしょうか。どうぞ少しでも、ひんやり穏やかに清養なさってくださいね。
暑さやお仕事、または渋滞など大変だったら、こころをかけて、繊細な気持ちで、美味しい水やりをして、潤いを取り戻してくださいね。













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木を植えよう ~20~

先の記事でお伝えした伐採地の後片付けの傍ら、冬は苗木の移植シーズン。sanctuary に定住できるこの年末年始、定植できる苗木たちはほんの少しでも植えていきたいと想っています -- 何故、「ほんの少しでも」となってしまうかと言うと、初期の頃に片っ端から植えていたような訳にはいかなくて、荒地を片づけたり、日当たりを考えたり、そして何よりもまず大地を少しでもふかふかにしていくことが先決で、残っている場所はそれがみんな大変なのです。

天のお使いの方々が作業してくださっている奥の竹林は、何かを植えるまでにはまだ当分時間がかかり、西側の湿地帯と言ってもいい(もと池があったらしい(/_;))土地は今は荒れ放題で、だけど植木鉢の苗木たちは皆手入れを待っていて -- 森の木ではないけれど、昨日はブルーベリーの苗木を家の北側、野鳥たちと遊ぶ場所に植えました。


blueberry1.gif


そこ(定植地)は既に2本、ブルーベリーの小さな樹が植わっています。案の定、バケツ一杯の瓦のカケラが埋め込まれていて(涙)、苗木がしっかり根を張れるよう大きく掘り起こして瓦礫は片づけてブルーベリー用の土に入れ替えました。半日仕事で硬い土の穴掘りで見事に腰痛(!) … でも、狭い鉢から脱して、紅く色づいた小さな葉を太陽に広げ、苗木は嬉しそうに見えます。


kamakireggs.gif


小さな枝に、小さなカマキリの卵! 

雪にやられないよう、霜に当たらないよう、沢山の落ち葉を敷き詰めましょう。


endoftheyear.gif


年の瀬も随分と押し迫ってきたようで、外に出ると車も人も慌ただしそうに見えます。今日がお仕事納めの方も、年末年始もお仕事という方も、一年間お疲れさまでした。こんな時だからこそ、気持ちだけでもゆっくりゆったり一呼吸して、澄んだ空(昼間も夜も)の美しさを楽しまれてくださいね。




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木を植えよう ~17~

移植シーズン!! 到来と共に、今ここの一瞬一瞬を大切にする slow な山仕事もちょっと気持ちが逸(はや)ります。

この冬の間、荒れ地にどれだけ命が息づく方向へ -- 真心と力が注げ、どれだけ対話ができて、地形や土を良くできて苗木が植えられ自然に沿った多様性を再生させられるかな?! 

ご縁があってから植樹した樹々のうち数本は3m以上にも成長してくれていて -- 元からあった僅かの鎮守の木々の、遥か高いこずえにしか訪れなかったシジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラたちも、植樹後成長した木々の枝先まで訪れてくれるようになりました。

冬にも生い茂り野鳥たちに食事の場所だけでなく逃げ隠れする場を与えてくれる常緑の松(アカマツ、クロマツ)を、今年は中心的に植えたいです。地球規模の環境変化で、日本においては、松は‘松枯れ’が進み、コナラやクヌギなどの木々も減少して常緑樹でもシラカシなどカシの類が替わりに増えつつあるそうです。松は元々は伐採された土地などに伸びてくるパイオニア・ツリーでもありますが、乾燥したところを好む陽樹 -- sanctuary の土地は竹を中心に鬱蒼として暗くジメジメしているので、日当りを創り守ってあげなければなりません。

今日はまず、これまで植樹した苗木の日照を守るため、(野鳥たちの逃げ隠れする茂みは残して -- アオジさん、カシラダカさん、ジョウビタキ君、スズメさんの好む2mほどの灌木や、キジ君、コジュケイさん、ウグイス君たちの好む笹藪、など)育っている楠、オトコヨウゾメ、アキグミ、イボタノキ、カマツカなどに陽が当たるように藪払いをしました。


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次いで今年初 -- クロマツの苗木を植樹しました。
孟宗竹とシラカシ等で鬱蒼としている、奥の竹林入り口付近です。

奥の竹林は、孟宗竹がはびこって荒涼としている上に過去歴史的にいろいろとあった場所で、訪れてくださる方のうちでもごく一部の方しかご案内できていません。ここを何とか明るく、そしてできるならばもっとたくさんの命を育める豊かな森・生態系へ! というのがずっと念願ですが -- 残念ながら今だ試行錯誤です。

ご縁があってすぐ、ブナの樹を植樹し、続いてハクウンボクやらアブラチャンやら … ほんの少し木々が育っていますが、まだまだ祈りはかないません。


その入り口に、松を植えました。
実は、以前にも植えたことがあるのですが、鬱蒼と茂る竹、白樫、ヒサカキの勢いに太陽を奪われて可哀想なことになってしまいました。そんな場所で -- リスクはありますが、今回は日当たりを大きく作って再挑戦です。

kuromatsu2


大好きな植物たち、鳥たち、野生動物たち -- 自然再生に向けて人間がいかに切望しても、どうすればよいかで知りえることには限界があり、一人一人ができることはさらにごく限られたことですが -- 慎重に繊細に謙虚に自然と対話しつつやり取りを重ねつつ、きっといつか、‘それでも(少しでも)良かった’と感じられ、本当にいつか、深く美しい森となり精妙な命が紡がれていく未来に、届きますように!





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木を植えよう ~16~

卯月空

皆様お元気でいらっしゃいますか。

天候の変化が激しくて、治ったはずの風邪が度々ぶり返し、わたしは卯月のスタートがとてもゆっくりとなってしまいました。急に寒くなることはもうあまりないと思いますが、砂塵の混じった強い風の吹く日、天候の変わり易い日など、どうぞお気をつけてくださいね。

鳥さんたちとの交流は、それでも勿論日々続いていて ――

今朝は、北側の交流の場の池に(なかなか浄化できず、水草さえ育てられない池ですが)、カルガモのご夫妻がすいすい泳いでいました。雉の若鳥さんとは、すっかり距離が近くなり、お互いに気づいていても‘気づかないふり、見ないふり’をして3メートル以内でも平気です(笑)。


ヒイラギ植樹

ちょっとご報告が遅くなってしまいましたが、この交流の場の北東の境に、ようやくヒイラギの苗を植えることができました。冬の間、せっかくK先生が土地を均して下さったものの、竹の根っこが張り巡らされてなかなか穴が掘れなかった場所です。この辺り、今は筍とりの侵入者の方が入ってきますが(筍だけならいいのですが)、暗いなか誰かが入ってくると生きものたちにとってもわたしにとっても‘ちょっと物騒’な気がするので、守護の力の強いヒイラギさんは、とてもとても心強いです。そして現実に、鳥たちの隠れ場所、sanctuary の目隠しとなってくれるでしょう。

移植最適シーズンは過ぎてしまいましたが、これから植物たちの成長に伴い、草木をよい状態にしていくのに手がかかりそうです。そして、種まきや野菜の植え付けのシーズンともなります。それでも、この冬植樹したかった苗木たちがまだ待っているので、天候と水やりや管理可能な時期を吟味して(梅雨あたりがチャンスですね)、黙々と作業を続けてゆきます。







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移植SEASON (3)

naegi-final



最後の苗木たち、野草たちも先週末にようやく届き-- 

この週末で、無事に移植、定稙を終えることができました。

まだまだ固い芽のままの木々もいますが、多くの木々は芽吹きを済ませ、春の柔らかい雨の中、若緑の新芽を広げています。毎朝、見回りに行くたび、前日の夕方よりも、≪ぐうんっ!≫と新芽や若葉が伸びているのにびっくりします。一呼吸一呼吸、生命のエネルギーと共に成長しているのが、目で見てとれる気がしてくるほどです。



さあ、四月です。

作業はひとしきり済んだとは言え、これから進めるprojectsやMISSIONが目白押しです。


雨の中、今日は鶯が竹藪の中で休みなく囀っていました。雨と竹のカーテンがその美声を響かせて、奥行きのある素敵な歌のステージがあちこちに出来上がっていました。









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