hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

ジョウビちゃん

昨年秋、待っていたジョウ君はついに渡ってこなかったけれど、新たに女の子のジョウビタキがやってきました。このジョウビちゃんは、最初、台所の窓の下(勝手口のドアのすぐとなり)をねぐらにしていて、そのため、都心との往復で深夜や早朝に勝手口を使うわたしは、眠っていた彼女を二、三度驚かせて飛び立たせてしまって、申し訳なさでいっぱいでした(震災後、玄関は鍵が壊れてしまっているのです)。

この出入りや、台所の電気をつけたり消したりで、せっかく気に入った場所の邪魔をしてしまって、仲良くなれるかなあ、と気にしていました。ジョウビちゃんにはわたしの出入りは落ち着かなかったらしく、その後ねぐらは家の北側の庭園奥の野薔薇や枇杷の樹の茂みの辺りに変えたようです。

そして、年末年始、ようやく仲良しになれました。

joubichan1
 (おうち型の餌台の上にとまっているのが、
 ジョウビちゃん)


ジョウ君に比べて、雌は目立たないので、彼女が黙っているとすぐには見つけることができません。ですが、時折「チャチャ チャチャ」と地鳴きをします。そうすると、わたしはその「チャチャ チャチャ」の物まねと、「ジョウちゃん」という呼び声で答えます。なので、今ではわたしに「チャチャ」で話しかけるようです。

厳寒期で食べものが一番少ない頃となり、最近は、「チャチャ チャチャ」と呼びかけられることが多くなりました。この声を聴くと、わたしがいそいそと彼女のご飯を出すからです。(勿論、レストランの運営は、人が出す餌に依存しすぎて可哀想なことにならないよう、気を付けております。) 今年は、ライバルが多く、わたしがその場にいないと、シロハラ、ヒヨドリ、モズにご飯をさらわれるようです。モズだと危ないので、彼女の食事中、見守っているのですが、彼女にはそれが分かるらしく、最初はわたしが遠くから見守り、彼女もきょろきょろしながら食べていましたが、今では(わたしを盾にして?)ごく近くで平気で食事をするようになりました。

一昨日あたりからは、玄関を出たり南側で作業をしていると、そちら側でわたしを既に待っています。家の東側、ベランダの近くに立ち寄って様子を見ているようです。家にいるときは一日三回、レストランの点検に行きますが、いつご飯を出すかわたしを注意深く見ているスズメの群れと同じように、ジョウビちゃんもさっそく学んだようです。「チャチャ」と催促されてしまいます。ジョウビタキは冬の間はたった一人で生活するので、群れ行動をする鳥たちよりも危険も多く大変だとおもいますが、うちのジョウビちゃんはかなり頭が良いようです。

joubichan2





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Morning Has Broken !

シロハラ
 (シロハラ K氏撮影)

昨夜の満月、そして皆既月食、皆様はどのようにお過ごしでしたでしょうか。

新年度となって気を引き締めて地に足着けて前進するはずが、わたしは東京から風邪ウィルスを持ち帰ったらしく、昨日からはとうとう寝込む羽目になりました。それでも、直前には尊敬する大先輩からもメールを頂き、雲の合間に見え隠れするお月様と対話することができました。

月食が起こる9時少し前あたりからは、外にも出てみたのですが、その頃はお月様と自分との間に幾重にも雲の層がある感じで、その雲の切れ目に薄くて白い月光を感じるくらい ・・・・・ 色々な方が「すごいパワー」と予言されていらっしゃいますが、その奥にあるお月様は、密やかに奥床しく、綺麗なプラーナを微笑みかけるようにはなっていらっしゃるような気がしました。

いったん諦めてお風呂に入って、また部屋の中から見上げたとき(10時少し過ぎでしょうか)、一瞬だけ雲が途切れて真っ白に浮かぶ三日月状態のお月様と直に向かい合い、月光を浴びることができました -- 本当に、一瞬だけお月様が鈍く暗い空に浮き上がって、八方に光を放ったときがありました。

-- 本当に美しい、お月様の姿でした。

大先輩からは、メールで「未来のあるべき○○」(等々 ・・・ あとはナイショ)を想うよう、ご助言を頂いたのですが、そのときには「新生」といった姿に、お月様が映りました。




「ジョウ君」は旅立ち、bird sanctuary は、冬からご滞在の鳥さんたちが、少しずつ生活を様変わりさせています。シロハラ、アカハラ、クロジ、アオジ、ホオジロ、(コジュケイ)、メジロ、ヒヨドリ、そして沢山の雀たちは、相変わらずレストランを利用しています。それに加え、西側のあれた竹林に立っている大きなイヌシデの樹上にアオゲラさん(キツツキの仲間)二羽がやってくるようになりました。(レストランにはやってきてくれないのですが、樹上高いところには、エナガ、シジュウカラ、コゲラの混群、そして時折ヤマガラたちも訪れます。)


シロハラ、アカハラ、それにホオジロは、暖かい日の朝方は、妙なる声で囀りを始めました。その囀りの歌声に、ウグイスやハクセキレイの囀りの歌声が混じり、時にコーラスになります。

晴れた天気の良い日には、アオゲラさんも、「キョッ キョッ」という地鳴きに加え、“ドゥルルルルッ”という威勢の良いドラミング(樹をたたく音)を響かせます。明るい打楽器のようです。

ドラミングと言えば、冬の半ばから見かけるようになった、一羽の若い雄のキジも、晴れた日には家の近くでやたらとドラミングを繰り返しています。例の甲高い声で、「ケーン! ケーン!」と鳴いて直後に“ドゥドゥドゥドゥドゥ!!”と羽を打ち鳴らすのです。






キジa
キジb
 (キジ ♂ K氏撮影)


このキジ君、羽がつやぴかフレッシュで、動作もどこかひょうきんでぎこちなく、(まだ彼女が居る気配もなく)どう見ても大人になったばかりです。

この辺りでキジを見かけることはあるのですが、農家の方が多く、農家では雑穀を食べてしまうキジを嫌うので、多くのキジは人間を非常に恐れていて、羽もぼろぼろでつかれている感じのことが多いです。sanctuary に以前現れたときも、とても怯えて警戒心が強く、すぐに逃げていってしまっていました。

が、最初見かけたとき、「脅かしてはまずい!」とこちらも警戒して後ずさりしたのですが、このキジ君はなんと“だるまさんがころんだ”状態で静止し、わたしが逃げたら(?)そのままにしていました。幾度も鉢合わせするので(だって、玄関を出るとすぐそこに居たり、鳥たちのレストランのすぐ下を散歩していたり、ですもの)、こちらもいちいち逃げていられない(?)と、タヌキさんたちとの接触と同じく、“見ないふり”“気づかないふり”“空気になる”身体技法を使ってこちらはこちらの作業をすることにしました。そうしたところ、“だるまさんがころんだ”状態から、少しずつ移動したり、そのまま静止してわたしが行き過ぎるのを待ったり、結構近距離でも“ころんだ”状態で居たり ・・・ で、だんだんと互いの距離が近づいてきています。

-- 本当は、“だるまさんがころんだ”状態で静止していても、「ヨッ! 日本の国鳥、派手に決めてやるぜ!」的な衣装、こんなに目立つ姿、なのにね。



大好きなジョウ君が旅立って、今でも北側の庭にいて、彼の鳴き方に似た声が聞えると、耳を澄ましてしまいます。

大きな危険な旅をしている鳥たちを想うと、来秋無事に帰ってきてくれるまでの運命を祈らずにはいられません。

それでも、ジョウ君にもらった“鳥たちと通じるための聞き耳頭巾”を、それまでの間、キジ君やこれから生まれてくる多くの鳥さんたち、渡ってくる夏鳥さんたちのために、豊かで深いものへとしっかり縫い合わせましょう。




熱でふらふら、ぼんやり頭だからこそ、お月様の光を受け取った翌朝は、何だかこれまでと世界が違って観えました。


(表題は、1970年代歌手のCat Stevensがヒットさせた歌から。
元は古いゲール語の民謡で、スコットランド・アイルランド系の
Bunessanをベースとした賛美歌だそうです。オランダや英国で
暮らしたとき、大好きだった鳥が、blackbird〔クロウタドリ〕で、
その鳥のことを歌い、春先いっせいに命が輝き歌い出す瞬間を
詩にしているので、個人的によく歌います。

 Morning has broken、
 Like the first morning
 Blackbird has spoken,
 Like the first bird
 Praise for the singing
 Praise for them springing
 fresh from the world

 朝が訪れた
 初めての朝のように
 クロウタドリが歌う
 初めての鳥のように
 その歌を讃えよ
 生まれ出るものを讃えよ
 この世界に生まれたばかりのものを )








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祈り

今朝早くからの大雪の予報に、音の消えた雪の朝の眠りを楽しもうとして、はっとして目覚めました。

音もなく激しく雪が降りしきる世界は、前回にも増して厳しい寒さの本格的な雪世界です。

生きもの達の気配もなくて -- 急いで蜜柑、林檎、雑穀類を外の定位置に出します(冬限定のレストランで、ここのところ繁盛しています)。案の定、昨夕出しておいた食べ物もすっかりなくなっていました。

ものみな真っ白な雪に覆われてしまい、食べるものさえ分厚い雪が被さっている中で、彼らはどのようにして生きようとしているのでしょう。


吹雪く中、雑穀を雪に埋もれないようにまき、蜜柑を刺したり置いたり、家の周辺を一回りするかしないかのうちに、「ピーッ、ピーヨ」という元気なヒヨドリの声がして、メジロやシジュウカラたちの声がそれに続いて聴こえてきました。ヒヨドリたちは、植木の真下の雪のかぶらないところやシノダケの茂みの中、キジバトたちは常緑樹の金木犀の茂みの中で雪に耐えていたようです。急に賑やかになりました。


(-- あ~ッ 皆いた。良かった。)


ヒヨドリ蜜柑



少ない食べ物をできるだけ沢山ついばむことで、寒さに耐えています。

人間がもたらした環境の劣化をきちんと取り消すだけの力は、まだ残念ながらないけれど、今日一日君たちが何とか生き延びる分だけは、たとえほんの少しでも -- 祈るような気持ちです。

今日は雪が降り続け、昼にもう一度食べ物を補給し、夕方にも見回って足して回りました。


それにしても夕方となると、踏み荒らされていない、綺麗な雪原の上にもあちらこちらに、ポツリポツリと可愛い足音が沢山ついています。カラス、キジバト、アオジ、(もしかするとキジ?かコジュケイ?)、そして、タヌ君(タヌキ)かしら … ?? 

夕方、何かないの~っと必ず現れる二匹のタヌキ君のためにも、今日は健康に良さそうな残飯を出しておきましょう。













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暑い!ですね。

梅雨になっても思ったよりも雨が降らず、そのまま梅雨明けとなってしまい、今は …

 暑い!

ですね。6月末からの気温の高さ、今はようやく慣れてきましたが …

mimirJuly10

とはいえ、うちの二羽の小鳥さん達(文鳥たち)は相変わらず室内をびゅんびゅん飛び(体育会系の飛行訓練は mimir ちゃんのみですが …)、小競り合いをしながらもあちこち仲良く(?)探検し(啖呵を切り、先に飛びかかっていき、だまし討ちまで習得したのは -- mimir ちゃんのみですが …)、毎日元気に暮らしています( mimir ちゃんの方が、女の子なんですが … 涙)。

それでも、このところの暑さで、飛行訓練をした後ぜーぜー言っていたり(それでも、やめない)、春までは一日一回だった水浴びを台所で洗いものさえすれば一日三回でも水飛沫をあげてこなし、流しまわりを水浸しにしてしまいます(これは apas くんの方がとにかく長風呂で、水の中にずっと浸かっています。男の子なんですが …)。そして、たまにエアコンをつけると、その冷気が吹き溜まる台所の奥の方に行って、ちゃっかり二羽とも -- 涼んでる。

文鳥は、台湾が原産で、比較的暑さに強く、寒さに弱い、と言います。

それでも、暑いんだね~!

apasJuly10


人間でも、心身暑さ負けされている方をyogaのときなどに見かけます。


美味しいお水と適度な塩分(炎天下激しい運動した場合は微量の糖分も)、打ち水や水シャワーや半身浴など「水」を使った上手な工夫、健康な夏野菜たっぷりの食事、アクアカラーや藍・群青と白や透明など涼しげな色づかい、紺碧や瑠璃色の空にお月さまやお星様を眺める(都会なら、イメージだけでも。。。)、風鈴や鈴、チべタンベル、ハープの調べ、早朝の鳥たちの合唱など、涼しげな音も … 身近に、「清涼さ」を感じる何かがあると、ちょっと違います。

そして、たまには汗をかいても自然の近く、生きものの近くにいると、和みます。

暑い中にも風があり、日中の日照りも夕暮れには静まって、空はとても深く遠く、澄んでる。
外の鳥さん達、植物も、虫も、頑張って生きていますよ~ 

… ひと雨、こないかしら? (汚染の少ない、綺麗な雨よ。。)


暑い中、ご無理なさらないで下さいね!


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はばたき!

apas2Jan11
 (新年の apas くん)

そして今年も元気に飛翔する apas (アーパス)くんと mimir (ミーミル)ちゃん(文鳥の男の子と女の子)です。

年末年始、午前中はほぼ、人間(わたし)が在宅しているため、自由行動を謳歌しています。

apas くんは、もともと荒鳥〔=人間に慣れておらずかごの中で暮らしていた鳥〕で、うちに来てくれてから、少しずつ慣れてくれたのでかごの扉を開けるようにしても、自主的にかごの避難していました。が、昨年3月に突如(彼が)決意して、“かごの鳥”を脱してから、一か月足らずで手乗りの mimir ちゃんと同じように“外の生活”がきちんとできるようになりました。

飛び方も本当に上手で(ときどき着地に失敗するようで、ズテンと落ちますが^^;)、飛行能力が体育会系並みの mimir ちゃんよりも行動範囲が広いくらいです。 朝は一番の早起き、夜も( mimir ちゃんはすんなり寝ようとするのに)「僕は絶対寝ないんだ」と結構頑張ります。

好奇心、探究心、旺盛で、あちこち探検しまくります。多分とても頭良いので、あとはこころを通わせるコミュニケーションを楽しみたいのですが … 最近はとてもよく人間に止まりに来てくれますが、手乗りとして先住権?のある mimir ちゃんに追い払われます。

a&m2Jan11
 (新年の二羽 下が mimir ちゃん)

今、二羽は、喧嘩ばかりするのに、一緒にこの場所(洋服を入れてある戸棚と籐のかごの隙間!)が大ブーム。あまりしてはいけないのに、「巣づくりごっこ」の好適地であり、自分は隠れていながら世界(?)を見渡せる基地のようでもあり、飛行訓練や喧嘩で遊び疲れるとちょっと休息できそうな(結局、喧嘩や小競り合いで休めないんだけど^^;)場所でもあるらしいです。

どの部屋からもメモ用紙、レシート、プリントアウトしたA4の紙(!)をくわえては、この隙間に持ち込もうとする apas くん。(あ、A4はさすがに途中で落とします。が、数日前詰め込まれたものを掃除したら、人間の常備薬1日分が!持ち込まれていました。) (使ったティッシュを持っていかれるのは嫌なので、あきらめて)新しいティッシュペーパーをあげると、まるで舞うように羽ばたいて、中継地点の(?!)人間の頭に得意げに止まり、そこからひらりと秘密基地へ~。mimir ちゃんはというと、運動能力では数段上なのに、この収集には興味無く、便乗してこのアパートの1階、2階で大騒ぎです。

10年間暮らした前の文鳥の小露鈴(ちろりん)と gaea (ガイア)ちゃんは、ずっと肩や手にまったり止まってくれていたので、瞳を見つめあい、声をかわして、お互いのことを確かめあっていました。鳥さん達も、“傍に居れば本当に幸せ”という想いを、胸が痛くなるほど伝えてくれました。鳥と人は、こころをしんみりと通わせる癒し系コミュニケーションを深めていましたが … 

今年三歳となるこの二羽とは -- どう見ても、やんちゃ幼稚園児には振り回される一方、という現実が続くようです。

でも、きっと、それこそは、“ここが安心できるおうち”と想ってくれているからなんだよね。






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