hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

向日葵

太陽の強い日差しをまっすぐに浴びて、精一杯咲く向日葵。
向日葵

生命力あふれ、黄金色に輝いている。
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山間(やまあい)に住む女性(ひと)

<海の日>の休日に、氣功の先輩Aさんが山の中に住むご友人のところに連れて行ってくれた。海外にご家族がいらっしゃるし、お仕事もお持ちなのだが、山を切り開いたところに女性お一人で住んでいらっしゃるという。「参考になるかもしれないし、聞いてみたいことがあるなら伺ってみれば?」とAさんとその方のご厚意で、休日のランチにお邪魔した。

常磐道水戸インターから笠間に向かって少し手前。大きな通りから少し逸れると、そこは緑豊かな森林が広がっていた。ゴルフ場が点在しているのが気になると言えば気になるが、山あり川あり湖ありの風光明媚なところで、交通量の多い道路から僅か入っただけなのに、別世界が開けていて驚いた。

車一台分しか通れない路を恐る恐る通り抜けて、出迎えていただく。「山に建ったお家とは・・・」 -- うわあ、切り立った斜面に大きな岩を組んで上手く建てたハイセンスな日本家屋だ! お洒落なアトリエか展覧会場みたい。
 都志さん宅

(入り口とわたしの愛車 通称Toraちゃん〔Opel Tigra〕)

何だか、日本じゃないみたいじゃない?! カナダ在住の旦那様が設計し、宮大工をなさったという大工さんが木の持ち味を活かし釘一本使わないで建てた家だそうで、古風でいてとてもお洒落だ。四面の窓は開け放しっぱなしで、風が吹き渡ってとても涼しい。二階リビングの窓からは -- 森に囲まれた湖が見える! -- やっぱ、いきなりとても素敵な世界に来てしまった!

と言っても、緊張するかと言えば、その女性もAさんもとってもさばさばして、自然体で、暖かく、「結構自由に、何しても大丈夫」と直観でき、安心できるので、〝森の中に居ながら快適なお家の中に自由に居る〟という余りにも贅沢な状況にすぐに浸りきってしまった。しばらくお話して、散歩に行きたいからランチにしようということになり、Aさんが焼きたてパン、わたしが果物を持ち寄り、その方が見事な南瓜のポタージュとラタトゥイユを作ってくださっていて、楽しいおしゃべりと共に、自慢したいようなランチを頂いたよ。

 都志さん湖


食後少しして、湖の周りを散歩。実は、湖と言うより、大きな池だと思うが、元は農業用の貯水池だったものに手を加えて広い広い池にしたらしい。浮島もあり、複雑な地形だ。湖面をさっと撫でて通る風が気持ちいい。

シオカラやナツアカネなどのトンボがたくさん自由に飛んでいる。歩を進めると、初めて見かける大きな蜘蛛も、蛇も、ささっと脇道に逃げた。ネムノキ、グミ、マメガキ、ヤマザクラ、シデ・・・ 対岸には大きな葦原がある。ノスリ?らしい猛禽も空を掠めた。ウグイスの妙なる声とホトトギスの声、それにカエルたちの歌。

水面には・・・ 「あッ! 何あれ」とAさん。 カイツブリの仔だ! まだ本当に小さい、か細い、三羽の雛がキッ、キッと鳴いている。わたしたちが水面を見つめると・・・キュー!!・・・と強い声。少し離れたところに一羽、親鳥が居た。その警戒音で子ども達がいっせいに水に潜った。

ごめんね。脅かすつもりじゃなかったんだ。

謝りながらそっと様子をうかがうと、水面に浮上した子ども達のところに親鳥がやや近付き、今度は子どものほうがキュ、キュと鳴きながら必死で親を追って泳いでいった。「・・・ものすごく可愛いものを見たわね」とAさんと女性。

葦原のほうに向かいながら、「あら薇(ぜんまい)だわ」と声があがったので「ううん、蕨(わらび)だよ」「食べられるじゃない!」「もう硬いよ・・・これは。こっちの(芽の方の)はまだいけるかも」などと会話が始まった。

その後、わたし以外の二人は、道すがら、食べられそうな蕨を見つけては摘んでいく。それで、二人とも -- 何故か、わたしにくれるのだ。「これも大丈夫!」 「蕨蕎麦(わらびそば)なんてどう?」! (あの・・・あのね・・・ありがたいような、何て言うか、「蕨は灰汁抜き(あくぬき)大変」って言ったんだけどな)(もちろん、頂いたものはきちんと灰汁をとって佃煮にしました)。

家の周辺は、仕事の合間にさっとスニーカー引っ掛けて散歩できそうな小路でいっぱい。うらやましくて仕方がない。わたしはこの豊かさの1/10以下でいいから、こんな風に山間(やまあい)に住めたらいいな。まだ、彼女達ほど人間的に出来ていないけれど、自然体での暮らしを見習って、生きものや周囲の環境に優しく接し、お小遣いがある限り、少しでも土地を見つけて、少しでも木の苗を植えて--。そして、鳥たちの声にいつも耳を澄まして--。
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いま、ここ (here, now) -2-

結局何も変わらないのではないか、と思えてしまうことがないわけではない。
わたしたち全て、一つであるところのわたしたち(All as One)どころか、小鳥や草木、虫や動物、命たちを生かすこと、命にとって良いことを、本当に精一杯やっているのだろうか・・・

人一人、生きていくだけで、水を汚染したり、排気ガスやゴミを出す。それに見合うだけ環境をよくしていけるのか。ベジタリアンであっても、植物や微生物の命を頂いている。それらの命を活かすだけのことを精一杯して生きていけるのか。

古いノートを読み返して、尊敬するヨガの先生、前田行基先生の言葉に出会った。マザーテレサについて書いた言葉だ。死に行く人々に一杯のかゆ、一晩の寝床を差し出すことが、一体この社会の貧困や病理を救えるのか、という批判があった。

*******
「もっとも本質的な事例は、不幸な人々の面倒をみることではなくて、その人々を愛することです」

・・・貧しい人、苦しんでいる人を見つけては一人一人に救いの手を差しのべる仕事は、結局は実りのない仕事ではないか・・・そんな事よりは社会機構を変革することの方が大切で効果的ではないか・・・とは、近代的日本の考え方である。マザー・テレサは社会機構を変えるのではなく、人の心を変えることで社会を変えているのである。大切なのは一人の人間なのである。
                             (前田行基)
*******

マザー・テレサに迷う気持ちが一瞬も、微塵も湧かなかったとは思わない。尊敬する世界的なチンパンジー研究家で環境教育・自然教育家、Jane Godallが度々落ち込んだり失望しなかったとは思わない。社会改革事業を含むあらゆる“善行”や“目的達成”に対しても徹底的な批判の目を向け、自己をありのままに見つめ続けようとした二十世紀の哲人、J.クリシュナムルティが、初めから透徹した境地にいたとは思わない。

アケビかごの小露鈴


大切なのは一人の人間。

大切なのはいま、ここ。
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いま、ここ (here, now)

五月連休明け、K市に赴いて、バードサンクチュアリを創立するための土地探しについて相談してきた。

市町村合併後、市役所はずっと大きくなっていた。市における都市計画、禁猟区・鳥獣保護区など指定区についての情報、市の環境行政についての情報、”環境を悪化させない”土地造成や建築のための情報、等々 -- 色々な部署を回って、計画を話して、伺えるだけの情報を聞いてきたよ。連休いっぱい使って、自分の希求することについての「企画書」を書いて、それを基盤に話したのだけれど、結局、名詞は受け取ってもらったけど、企画書を受け取って考えてくれるまでには至らなかった(まあ、当たり前なのかな)。

環境保全課で、候補地選び、土地探しについて何かヒントがないか、ちょっと食い下がってみた。望むような山林は、売りにも出ないし、(農地ならまだしも)売ってくれるかの情報もないので、自分で足で探して、条件から言って“コレ”とにらんだ土地を見つけて、直接交渉するしかないと言われた。

まあそうだよな、と再認識できた。
紫陽花

ここのところ、不動産屋さんから来る話もインターネットの不動産情報も、手が出なかったりで、また振り出しに戻った感じだ。

振り出し -- いま、ここという「振り出し」は、それでも、“何もないところ”という地点ではなく、いま、ここのわたしにとっての“原点”である、豊かで静かでピュアなところだ。
樹々

今週も一箇所、土地を見に行く。
オルゴール

(切り株の上でオカリナを吹く小人と、可愛い、可愛い、黄色い小鳥のオルゴール! 夢みたい! 陶芸ギャラリー『陶歌』さんがプレゼントしてくださった。こんな風に、小鳥とずっと一緒にいて、いつまでも小鳥の好きな音を奏でられたら幸せ。)
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