hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

木を植えよう ~3~

学会があってしばらく忙しかったのだが、ようやく一段落したので、my bird sanctuary 第一号地に来ることが出来た。徐々に苗木等を移し変えていたけれど、今回は大好きな森づくりの仕事(の準備の準備ですが・・・^^;)にかまけていられるかというと、そういう訳にはいかない。

ようやく(仮にですが)井戸からの水が家の方に引けるようになったので、この小さな中古の家の掃除開始だ! (ねじり鉢巻 !! の気分 -- 実際には手ぬぐいを頭に巻いて、軍手して、覚悟を決めて!!)

これまで、専門家の方々や業者さん、さらには心配して訪れてくださる方々に、家に招き入れてお茶さえ出せず、あろうことか寒空の中、暮れなずむ暗い竹林の近くの妖気漂う中で(??)、応対せざるを得なかった。

何故って、何故って --。稲田からの荷物をとりあえず何とか運び込んで押し込んだまでは良いが、それに加えてこの家に残っていてこちら側も残していただきたいものを荒仕事で山積みして、そのままになっていたこの家は ・・・ とにかくめちゃくちゃで、しかも汚れ方が半端じゃないのよ! 稲田の畑仕事中心の合宿生活のような道具達、元から残っていて「とりあえず使えるかな(その方がエコにも良いし)」と思いつつ「できるだけシンプルに慎ましく」という方針で残した僅かなものたち、それだけのはずなんだけど ・・・ 元は家族ぐるみで地域の生活を営まれ、それから何年も経て、最後はかなり高齢の〝おばあ様〟がいらして、それから10年近く使われていなかったというこの家は、「貴重なものや思い出深いものは引き取った」とそのご家族の方は仰っていたが、それ以外全くそのまま、生活のままにあらゆるものが残されていた。尊敬するSさんご夫妻に助けていただいて、〝もの〟たちの整理は大分ついたのだけど、後は、後は ・・・・ エコのこと、わたしの乏しい予算のこと(トホホ・・・でも、予算少しでも残ったら、苗木を買い、その後はサンクチュアリ第二号に回すんだもんね)を考えると、根気強く、というか、根性で、《何とか皆さんに来て頂ける、ゆくゆくは何とか週末住める》ように片付け、掃除、補修作業をこつこつやるしかない。

で、とりあえず補修の必要な部分(水を引く、下水、こじ開けられていた窓の補修〔!!〕)についての大工さんとの打ち合わせも兼ねて、二日間にわたって、手ぬぐいに軍手で気を引き締めた。(ところで、何と、静かで穏やかな神社の麓だというのに、通りに面していない北側の窓を破ろうと、窓のロック近くのガラスを切ってあるのを発見したので、安全対策も考える必要が出て来てしまったんだよ)

稲田の借家の掃除も何日も何日もかかり、髪の毛が汚れでべっとり、マスクも黒くなるような掃除の体験はしたけど(あのときは、庭の片付けと掃除と浄化もありましたね)、ここは ・・・ (しくしく)・・・ その四倍か五倍はひどい! 何か何か何かもう・・・・ (涙)。 不動産業の方には「掃除のプロに頼め。素人の使わない強い薬で一気に綺麗にしてくれるから」と言われ、別の方には「はっきり言って、表面や水周りだけでも全部新しくして、すっきり住んだ方が楽ですよ。築何年も立っているんだし」と言われたが、そんなのはエコに悪いし(お金もないし)、何か違う。無論、素人では出来ないこと、一人では出来ないこと、仲間のみんなの力を借りても出来ないことは、プロに頼むと想うが、こころを込めて〝サンクチュアリを創る〟一つ一つに、まず向き合わなきゃ。仕事の一つ一つが、「清らかにしていくこと」「美しくしていくこと」「聖なる空間のつくること」の積み重ねになっていく ・・・・・ 

がんばれ。

で、とりあえず手をつけたのが -- トイレの掃除。ここのトイレは、一応使える(=水は流れる、すぐに一杯になりそうで早急に何とかしなければならない〔!?〕浄化槽に流れていく)が、とにかく「●▽◎(ううっ、、、)」で、実は「みんなにお茶を出せない」どころか「トイレを使いたいと言われたらどうしよう ・・・ 」という状態で、自分も高速道路1時間運転して下の道合計1時間でここまで来て「すぐトイレに--!」というとき、「「●▽◎(ううっ、、、)」ものすごく哀しかった。(食事前の方ゴメンナサイ)。何か、それだけじゃなくて、よく知らないけど風水にも悪そうだし、掃除や片付けも含めたこれからの生活の基本だし、こころの状態のぱっとしないのもそのせいのような気がして、迷わずトイレからだった。

あ~ (今回、メインがこんな話で申し訳ありません)

あ゛~ 

ア゛~

3時間もかかった。初めてじっくりと使わせていただける井戸の水。冷たくて冷たくて手が凍えた。サンクチュアリ創りは当然隅々までエコなので、(普段からそうですが)強い洗剤はもとより、界面活性剤の入っている洗剤は全く使いたくないので、重曹と石鹸の粉、それに雑巾、はたき、ほうき、でのナチュラル・クリーニングだ。(次回は、クエン酸やお酢も使ったほうが良さそう) これだと、一辺に「トイレ○○リン」「○○キラー」のCMのようにツルピカにはならないが、何度かこれで掃除を重ねると、少しずつ汚れや汚れた色合いが落ちて綺麗になっていく。(これを重ねることが、何か、大切な気がするんです) 稲田で、訪れるたびに掃除して、得られた貴重な経験だ。何より、大切な水をなるべく綺麗なままで還して、地球の腎臓や肝臓を少しでも労われるものね! それに、以前、東洋思想の偉い先生が「こころの内側の世界と外の世界は映し合う鏡のようなもので」「だから様々な教えではこころを整え、清らかにすることを説くが」「また同時にわたしは学生たちに、外でゴミ拾いをさせる、便所掃除をさせる。彼らは初めは文句を言うが、汚いトイレが自分の掃除で綺麗になったとき、それが如何に清々しいことか、自分のこころが如何に清々しくなったかに気付く」と仰っていた(精神分析にも、似た話がありますよね。こころの中の散らかり・混乱を何とかしたい子供は、おもちゃを片付け始める・・・とか。クラインでしたでしょうか?) 一生懸命掃除をすると、やっぱりこころまで、本当にさっぱりする。どこか嬉しく、清々しくなってくる。そうだ、これでなきゃ。

便器の後ろに埃をかむって沢山積み重ねられていた(??)芳香剤やプラスチックのごちゃごちゃも全部片付けて、丁寧に雑巾をかけて、小さな竹のざるに炭を入れたものを置いた。ここを住処としていた足長の蜘蛛さんには、「ごめんね」と窓から外に出てもらい、神社からの風を吹き渡らせた。最後に(シンプルライフのみじゃなくて)「可愛いアヒルデザイン」で気に入って買ったペーパーホルダーとスリッパを置いて -- ああ、3時間後に漸くトイレ君は「トイレらしい、トイレになった」!

あまり時間がなくなってしまい、残りは祭壇の掃除で、今回は打ち切ることにした。北側にサンクチュアリの森(になる予定の荒れた竹林。その向こう=山の上、に神社がある)を眺める小さな窓があるのだが、ここは何故か、これまで訪れるたびに開け放って、キャンドルに火を灯し、感謝と祈りを捧げる場所となっていた。

祭壇の掃除1

まずは、風を通して、はたき、ほうき、そして今度はダイ◎ンの超高速・有能な掃除機君で埃を払う。丁寧に雑巾がけして、

祭壇の掃除2

うん、ささやかな祭壇がちゃんと生まれた。ここで、これから、どんな感謝や祈りを捧げていくことになるだろうか。


今回の教訓: トイレの掃除をするのは、いえ、それがどんなに「●▽◎!」なものであっても、嫌だと想いそうなことであっても、〝サンクチュアリを創って〟いることに気付いていなさい。実は掃除をしながら、思わず「このやろ!」と想いそうになることが幾度かあった。そのたびに、感謝と愛と祈りに(ちょっと頑張って)変えることが出来た。これからきっと、嫌だと想いそうになることや、酷いと感じてしまうことや、深い闇と向き合うことが、幾たびも来るだろう。そんなときは無理しなくて良いし、嫌だ辛い苦しいと感じる、そういう自分も受け止めて赦そう。だけど、そのことに気付いていなさい。そして、どんなちっぽけな器の自分であっても、一つ一つに感謝と愛と祈りを込めて、それを積み重ねることによってしか、多分サンクチュアリを築くことは出来ないということにも、ちゃんと気付いていなさい。(元の持ち主の方やここを使った方々・これから使って下さる方々、ここで暮らしていた蜘蛛さん、等々に感謝して掃除しなければ、トイレは、ホッとできる、気持ちよい空間にはなっていきそうもない。) 周りの人々や全ての生きもの達と、調和して喜びを持って一つ一つを進めよう。それは、ものすごく貴重な修練となっていく。


*******

ピンク紗羅

前日、家の南側の庭に植えたピンク紗羅の苗木。つくばのベランダから連れてきた。サンクチュアリには、基本的には、園芸種や野鳥の好む木でない苗木は植えない方針で行くが、この木は特別だ。在来種や野鳥の好む実をつける苗木を探して、巨大なガーデンセンターを雨に打たれて歩いていたとき、後ろから呼び止められた。(!!!)

誰? 

雨降りしきる、大き目の苗木のコーナーなんか、誰もいなかったので、そのまま行き過ぎようとしたら、また背中のところで、誰かの声が引き戻そうとする。

・・・ 誰もいないよ。

そのとき聴こえてきたのが、「わらわは、こんなところにいるのは、もう嫌じゃ」という声。振り向いたら目の前に、華奢で、か細いが、とてつもなく上品で高貴な幹と枝ぶり、木肌の、ものすごく美しい苗木がいた。「わらわ」と言いそうなのは、絶対この木以外なかった。その一角は、夏椿(ナツツバキ)とか、姫紗羅(ヒメシャラ)の苗木のコーナーで、彼らは夏に端正で凛とした花を付けるツバキ科の落葉高木。暑いときに、涼しげで品のある花をつけるので、夏のお茶の席でも好まれている一族ですね。そして、木としての品格は、以前稲田に遊びにきてくれた「木が大好き」という友人が絶賛して庭に植えている二本の大木のうちの一本だから(もう一本は青桐)、もう別格としか言いようがない。「ピンク紗羅」というのは、そのとき初めて出逢ったのだけれど、わたし的には「ヨガの女神様みたいな(インドっぽいのかな??)高貴で艶やかで、やんごとなきお方」という印象だった。

「でも、でもね」とわたし。

「わたしにはどうしようもないのよ。貴女をどこにも置けないし--。つくばの公務員宿舎最上階の西陽しか当たらない狭いベランダじゃ。貴女は背が高すぎるし--。ああ、サンクチュアリの土地を見つけられてさえいたらな」

-- でも、「わらわは、こんなところにいるのは、もう嫌じゃ」と、その苗木は頑として伝えてくる。

・・・・・・・

-- 「我慢できる?」 ついにわたしは、小声でつぶやいた。

「しばらくの間、我慢できる? いずれ、見つけるから。あなたがのびのびと、想うままに、光を浴びて枝を広げ、天に向かって伸びていけるような場所を。きっと、見つけるから。それまで、我慢できる?」

そんな会話をして、ついには、車に積み込むのに工夫しなければならず、公務員宿舎のエレベーターでは「ぶつけてごめん」を重ねながら、背の高いその木をお連れしたのだった。そして、インターネットで「ピンク紗羅」の育て方を検索すると、「西陽を非常に嫌う」--ガーン! 日々、女神様に謝りながら「もう少し、我慢して~」を繰り返してきたのだった。


つくばのベランダでは、屋根まで届く背の高さなのだが、ここでは周囲の木に比べても華奢で、か細く、小さい。女神様、がんばって大きくなれ。今年は無理しなくて良いから、貴女の志に叶うほどここが聖らかな場所となったら、夏に可憐な薄桃色の椿花をつけてください。



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木を植えよう ~2~

サンクチュアリ第一号地に立ち寄ると、先日植えたマグワの苗木の新芽が少し干からびていた。

マグワ -- 蚕の好む桑の木。夏の初めに真っ赤に実が熟して甘くなり、鳥にも人にも美味しい。30センチほどのこの苗木は、元気がよく、しかもつくばのベランダで新芽がどんどん膨らむので、芽が開いて柔らかくなる前につくばよりも寒い現地へと移そうと考えた。当日は、ザンザン降りの雨だったが、「これなら当分水遣りの心配も不要」と、あちらでもない・こちらでもないと迷った挙句に早速植え込んだのだが--。続いて連れて行ったマグワ第二号(15センチほど)を運んで、様子を見ると、新芽の元気がなかった!

どうしよう。

しゃがみこんでしばらく苗木と対話した。「今すぐ、植木鉢に戻って、元の場所(つくば)に避難する? それとも、また環境を変えて、輸送に耐えるより、ここで頑張れるかな?」

マグワの新芽の全てが駄目になっていたわけではなく、しばらく対話したら、「ここで頑張る!」と伝えてくれているような気がしたので、第二号と共に、現地の自然・気候に任せて預けてきた。

その土地の気候条件、土、日射、風、その子(植物)の性質や状態 ・・・・ 思ったよりも植樹は手強いぞ。その土地の気候や土、植物の性質についてはまだまだ不勉強だから、これは気をつけなきゃ。今のわたしは直観と閃きしか頼りになるものがない。もっともっと勉強したい。稲田にいたときも、稲田の土に降ろすとぐんぐんと成長する子も、逆に何時の間にか居なくなってしまった子もあった。経験は積みたいけれど、失敗して大事な苗木を失うことは、できるだけ避けたい。

*****

ここにサンクチュアリを創っていく過程で、植樹は根幹となる大事な行為のひとつだ。

まだインフラ(水周りやガス、家の整備)が整っていないので、大切な方々に「いらしてください!」と胸張ってお願いできないけれど、ひとつだけ、何時の間にか、ルールが出来ている。

訪れてくださる方々、関心を持ってくださる方々、これまで支えてくださった方々 -- どなたもどこかに1本は木を植えてください! これまでの7年間、苗木を育ててくださっていた方々もいらっしゃり(本当にありがとうございます!)、ご自分で特別な木を植えたいという想いをお持ちの方もいらっしゃるのですが、手ぶらでいらして下さっても、こちらで苗木を用意しておきますので、どうぞほんの少しだけ力作業をする用意をして(汚れても良い服装と靴で)、木を植えてあげて下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

木を植えよう2
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鳥たちよ ~4~

春近いツグミ
 (ツグミ K氏撮影)

かなり慌しくしていますが、my bird sanctuary の土地の方も、ようやく登記が終わりました(結構、時間がかかった)。少しずつ育ててきた苗木を移し、いろんなことの準備も始めています。

バードサンクチュアリ・プロジェクトの顧問となっていただいているI先生のご紹介で、造園デザイナーの方に現地を見ていただきました。木を植えたり荒地を整理したりの作業は自分達でやるとしても、ここを野鳥達の来る、日本古来の、植生豊かな森として再生し、生きもの達や訪れてくださった方々にとっての「癒しの地」となるような全体のプランをお願いしています。ここにある中古の小さな家についても、先週、できるだけ地産地消で自然素材を心掛けて使う大工さんに見立てていただきました。全体的に見て、状態はしばらくは大丈夫そうです。ただ、9年にわたって、時々ご家族が宿泊される以外、誰も住んでいらっしゃらなかったため、インフラ整備(井戸や下水、電気・ガス、風呂など)や掃除が済むのに、思ったより時間がかかりそうです。

この大地、自然、この地に既にあるもの、生息する命たち、そうしたものたちにきちんと想いを伝えてご挨拶と感謝を捧げること。現地を訪れることが出来ない日も、一日のうちいずれかの時に、想いを捧げ光を降ろすこと -- あまりにも大きな節目を経て、衣を一つ脱ぎかえるように、再び天音さん(Loving Earth)の白山アセンションライトを受けさせていただいたのですが、その二回目で出てきたメッセージです。その少し前からぎこちない形で土地と繋がって祈りとして伝えていたことが、段々形となってきました。

造園デザイナーの方と、野鳥達が憩えるように土地に水が循環し、その水によって樹木たちが生き生きとし、訪れた方々もふっと清らかになれるような、そんなイメージを語り合うことができました。楽しみです。

現実的なことを、ひとつひとつクリアして ・・・・・ あとは、〝こころの修練〟です。夏頃から、プロジェクトが停滞している焦りから落ち込んだり、この土地に決まりかけてからも心配事や問題が噴出して「やめる・やめない」でネガティブな想いを抱えたり、それに自分のこころやからだのメンテナンスをする時間が取れないでいたのですが、ここからは浄化して、〝真理、善きこと、美しきものと共に〟進んでいきたいものです -- 今の時点では、自分の内側に在るものと外側に在るものとがとても精妙に響き合っています。自己満足的で〝spiritual ego〟に基づく修練からは距離を置いてきたのですが、少なくともこれからのサンクチュアリの創造は<こころ=現実>という側面が強く出てきそうで、氣を引き締めないと駄目だぞ、と感じます。
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oasis ~2~

2月12日のブログで、サンクチュアリ第一号として入手した土地は、「頑張れば、鳥や生きもの、命にとっての oasis となるような気はするが、 sanctuary とするには、未だ何か足りない気がする」と書きました。その後、尊敬する氣功の先輩から、すばらしいお手紙を頂いたので、許可を得てここで紹介させていただくことにします。


 一歩 踏み出したのですね。

 私の頭の中では、サンクチュアリ=聖域、というと、
 人が入り込むと壊れるイメージがありますが・・・・・
 人や動物達が身体を休め癒されるオアシスを
 純真な心の持ち主が、ゆるがぬ初心を貫いて行けば、
 サンクチュアリに変わると信じています。

 条件が全てそろっていても必ず問題は次々と出て来て、
 スムーズに行く事は難しいと思います。
 それを乗り越える事が修行だと思います。
 困難を乗り越える力を sumiko さんは持っています。

 まわりの方々の素晴らしいサポートと共に、
 自然に守られながら歩んで行って頂きたいと
 願っています。


その手紙には、先輩の家に迷い込んできて無事助け出されたキビタキ君の写真が同封されていました。さすが、馥郁とした、優しく力強い、素晴らしい氣をお持ちの先輩だけあって、キビタキ君は人の手の中に包まれていても微塵も恐れる様子もなく、愛くるしい姿で無垢な目をシャッターに向けていました。「リンとした何のけがれもない姿に感動します」と先輩も書いていらっしゃいました。

こころよりひれ伏して、書いていただいたことを誠実に実現しようと誓いました。

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木を植えよう ~1~

笠間・稲田からの引越しの前に、稲田の庭の植物達を傷つけないように新天地へと連れて行った。

山林

廃屋となっていた部分を撤去していただいた跡地。今は、冷たい水気をたっぷりと含んだ赤い砂まじりの更地となっている。この部分は、当面寝泊りすることになるだろう古い小さなの家の北側に当たる。訪ねてきてくれる小鳥たちと対話するためのスペースとなる予定だ。小鳥の好きな樹木たち、水場、冬には餌台を作る。だがまず、木が育つための日当たりと土壌を何とかせにゃ。その背後には鬱蒼と暗い竹林が続く ・・・ ここも、日を浴びることがなく背だけがひょろっと高く伸びた雑木が死にかけているので、朽ちた竹を整理することから作業を始めなければならない。

山林2

神社の斜面から竹林を伝って降りてきた水が溜まっている。じめじめして暗い。奥の林は ・・・ ちょっと何かがいそうで怖いでしょ。これまで訪ねきて下さった方々、「北側の池はじめじめ暗くて良くない」というご意見と、「北側の池は風水上良い。ここは鳥の水場にすれば良い」というご意見に分かれた。斜面から来る雨をどうするか、その雨を溜める池、吸ってしまっている土壌をどうするか -- これは専門家にご意見を聞くことにしたい。明るくはしたいけど、あくまでも元からの土地のスピリットへの敬意を忘れずに。

堆肥

稲田では片付けなければならなかった枯葉・枯れ枝と、つくばの台所から当座持っていった生ごみ(!)と、新天地の土とで、実験的に仮設堆肥作り! (どうしてこういうことは、すぐにすぐにやりたくなるんだろう?) ここの土は砂交じりで痩せているように感じるが(この辺の感覚は、わたしはまだまだだ)、ちゃんと土に還っていくプロセスが見られるだろうか?! それとももっと本格的に土壌の改良に取り組まねばならないか? もう生ゴミの捨て方に悩まなくなるって、ほんと嬉しいよね!!

椿の苗

稲田の庭から持っていった苗木のうち、椿の苗だけは、この土地の東側、サザンカの近くにすぐ植えた。東側には比較的大きな柿の木があって、12月に来た時には、メジロたちの群れやツグミ、ヒヨドリが熟した実を目当てに訪れていた。柿の実がなくなったら、ここで彼らが椿の花の蜜が飲めるようにしたい。
 この椿の苗は、大学のキャンパスの小さな植え込みで花を咲かせる椿の木の種から育てたもの。そこも、大きなコンクリの建物のほんの隅っこの小さな植え込みなのに、季節になると、メジロたちが蜜を頼りにして訪れる。正直言うと、赤いぼてっとした花はあまり(個人的には)趣味ではないが、この蜜は甘い物好きの鳥たちには人気だよね 
 サンクチュアリ第一号での最初の〝植樹〟は、もっと思い入れたっぷり、儀式的、感動的なものとなるかな、と思い描いていたのだが、そんなことより、この苗木がまず最初に「ここ!」と訴えた。どこをどうすればいいか直感が閃くまでは、じっくり待って、ゆっくりゆっくり焦らないで ・・・ でも、ピンときたなら、必要な苗木を必要なところにさっさと植えていこう! 
 ここは〝冬の花の蜜〟コーナーだ!

雨上がりの太陽

寒くって、小雨に包まれたりもしたけれど、この後、芽を伸ばしかけている球根や、「急ぎ引っこ抜かざるをえなかった」草花を、南側の庭のほうに植えた。

作業が終わる頃には、西の林の間から太陽がのぞいた。



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