hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

apas くん ~3~

apasJuly-2

 (換羽もほぼ終わり、お顔も綺麗に再登場の apas くん)

3月になって、長い間の‘かごの鳥生活’をいきなり取りやめて、どの部屋も平気でびゅんびゅん飛び回り、飽くなき探索を始めた apas くんは、かつて mimir ちゃんが覗かなかったような隙間という隙間、mimir ちゃんが怖がって近寄りもしない玄関やお風呂場回りも 、、、、、 みんな「チェック」して回るのだった。

これは ・・… 全く驚くべきとしか言いようがなかった。

apas くんと同じように、gaea ちゃんもかつて荒鳥(=手乗りではなく、かごで暮らす鳥さん)だったのだけれど、gaea ちゃんのときは、まず、かご越しに丁寧に愛情を持って話しかけることで、少しずつ慣れてくれて、最終的には「ベッタベタの手乗り」になってくれた経緯があった。こころを込めて毎日話しかけていると、少しずつ待っていてくれたり、訴えかけてくれるようなそぶりがあって、それからある日、ごはんやお水を取り換える時点で「大丈夫だからね。誰も gaea ちゃんのこといじめないんだからね。仲良くしようね」と見つめながら話しかけると、彼がとっても嬉しそうな表情を返してくれて、「通じた!」と感じた。その後、ごはんやお水を取り替えるときも、人間がかごに手を入れても、怖がらず、ちょっとだけ避けるようになって、さらに、自分からかごの金網に飛びついて、覗いている人間の顔に近寄り、鼻を「がじがじ」と優しく甘噛みするようになった! -- 相変わらず、手は怖いのだった -- 多分、ペットショップに居た時の経験があったのだろう。それでも、最後には、止まり木に止まっている足の爪をなでさせてくれて、それから、足もなでさせてくれて、なでている指にかるく乗っかるようになり、ほぼ指に止まった状態になり ・・・・・ そうなるまでに、毎晩何十分と右手をそうっとかごに突っ込んで、「あ、肩凝り!」「あ、こんな姿勢で、もう駄目。」と不自然な態勢での忍耐がどれだけあったかしれないが。

さらに、人間の手に慣れてくれても、gaea ちゃんが外の環境に慣れるまでは、とても大変だった。

外の、何もかもが、怖い。バーっと方向も決めず飛んで行っては、壁にひどくぶつかって、そのまま落ちる。ひどいときには、落ちた場所が本棚の向こう側や何かで、救い出すのにも大変だ。gaea ちゃんを外に出すと、わたしは事故がないように、はらはらドキドキ。7年一緒に暮らしたけれど、結局最後まで、小露鈴(ずっと手乗りだった女の子の文鳥)のように、あちらこちらを機敏に上手に飛ぶことはできなかった。

ずっとペットショップにいて、お日様に当たらない、狭いかごの中で暮らしたからなんだ。。。。。

これまでは、gaea ちゃんが部屋の中で飛ぶのが上手でなかったことを、そのせいだと考えていた。でも、彼が少し年をとってから気付いたのだけれど、gaea ちゃんは、少し目(視力)が悪かった。慣れてないからではなくて、目の悪いせいもあったのかな? 

なぜなら、apas くん、gaea ちゃんと同じような環境で暮らしていたはずなのに、いきなりスイスイ飛ぶから。そして飛ぶのめちゃくちゃ上手いから(!) 

一週間ほど、各部屋の一大総チェックに取り組んで、衣料を入れてあるかごとかごの隙間などに、幾つも「お気に入りの陣地」を設置するというお仕事をやり遂げた。要するに、そうした「隙間(=陣地)」に入り込む。そして、人間や mimir ちゃんの挙動(?)を観察しつつ、自分の姿は見えていないつもり(?)。mimir ちゃんが覗きこんでも、人間が近寄っても、小さい頭をゆらゆら揺らして、軽く抗議しているみたいだ。洗濯の終わったヨガの衣服をしまおうと籐製のかごに近寄ると、控えめに頭を揺らされる。

 「ここは、僕の陣地です。来ないでください」

さらに近寄ると、

 「ここは、僕の陣地です。僕の陣地に来るなんて、僕は心外です」

さらに近寄ると、

-- 飛び出て、逃げてく。(大きなかごがズレタリシタラ、危険だし、第一ずっとお洋服がしまえないと、とても困るのよ。。。。)


一週間後、お腹がすくかな、とごはんの入った入れ物を差し出すと、そこから食べるようになり、mimir ちゃんのように口移しに飲み物をチョーダイという仕草までするようになり、さらに台所の蛇口から水を細く流して水浴びする mimir ちゃんを目撃して、矢も楯もなくなったのか、水浴びまでしてしまい ・… そのときも、迷うことなく「僕、ここで水浴びできること知っていました。この容器の中にはいるんですよね?」とでもいうかのように、当たり前の手乗り文鳥の姿。「あれ、apas くん、人間怖いんじゃなかったの?」とふと気付くと、-- なんだよ apas くん、衣食住の必要(?)に迫られればしっかり人間のところに来るじゃない?! 

そしてさらに、数日かけて、衣食住の必要(?)がなくても、人間の背中に止まってくれるようになり、頭・肩に止まってくれるようになり、さらに肘のくぼみや膝の上も、さらに手首に、最後に手のひらや指に、止まってくれるようになった。

実は、ここだけの話だけれど、gaea ちゃんのときは、≪まず、こころが通じ合って≫、≪互いに好きで好きでたまらなくなって≫≪(鳥さん側にとってはそびえるように大きいし、ペットショップではいい思い出なんてなかった人間に対する)恐怖を少しずつ乗り越えて≫≪少しずつ歩み寄り≫≪互いに相手を思いやり、少しずつ慣れて≫仲良くなる、という手順を踏んだんだけれど、apas くんのときは、全く違った。なかなか世界を広げようとしない文鳥さんだと思っていたのが、いきなりブレーク!、まず部屋とそこにある家具の探索、その間≪食べたり飲んだりする必要があって≫≪人間のところに行っても大丈夫なことを学び≫≪それから自分の守備範囲を広げる一環として≫≪人間にも止まるようになった≫?!? 実は、実はね、小鳥と対話することをロマンティックな夢としている人間としては、これはちょっと心外で、gaea ちゃんでない apas くんを gaea ちゃんと同じメガネで見てはいけないと想いつつ、「ちょ、ちょっと~ (apas くんごはんだけ食べても、信頼してくれないで)感じ悪~い」と内心ぼやくこともなくはなかった -- gaea ちゃんみたいに、お互い恋に落ちたから歩み寄ったんじゃなくて、人間が危険ではないという意味では信頼はしてくれているけれど、あんまり愛されている感じがしな(?)かったからね。

でも、apas くんは、ずっとメスのかごに入っていた(← 今日のブログ以降、本人のためにもう二度と言わない)くらい小さくて華奢で、・・… 多分、メスも含め一般的な文鳥さんのサイズとしてはとても小さくて、そのため他の鳥さんにいじめられたりして、誰かと安心して仲良くするなんてことは今までしてきていなくて、自分から愛情表現をすることもこれまでなかったのじゃないかと想う。だから、深いところで、わたしのことも信頼してくれてはいるし、嫌いじゃないけれど、それ以上に伝えるのは、伝え方を知らないんじゃないかと想う。

小さな鳥さんが、近くに居る「巨大な」人間を怖がってパニックにならないどころか、傍らでごはんを食べてくれるだけでも素晴らしいことだし、ましてや全力で羽ばたいて飛んできてくれて、ちょこんとからだに止まってくつろいでくれている ・・… それだけで、胸一杯になる。



そんな風に思っていたが、それからさらに四カ月。最近になって、 apas くんに話しかけて、目と目で見つめあうと、‘嬉しいよ’という表情・しぐさを控えめだが返してくれるようになり、見つめあう中にも「こころがそのまま通い合う」ということが感じられるようになってきた。≪愛情≫が先か、≪手乗り≫が先か、なんて、順番はもう、どっちでもいいや。というか、≪愛情表現≫は、鳥それぞれだけれど、一緒に暮らしてくれている鳥さんとのコミュニケーションの根底にあるものは、ゆるぎなくずっとあるんだって、信じられるから、そんな鳥さんたちと暮らせるわたしは、とても幸福だ。

・… でも、apas くん、こちらから追いかけていくと、駄目なんだけれど。(だから、消灯とか人間が出かける時間になって、かごに連れ戻す時が、とても大変なんだけれど)

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apas くん ~2~

(本人[いや、本鳥]にとって名誉なことかどうか分からないのであまり書きたくないけれど)小柄で華奢でやさしい顔つきゆえに「メスのかご」に入れられて、そこに居たもう一羽の若鳥さんにもいじめられていた気配の apas くん(男の子)。

話しかけるたび、よく反応してくれて、こころが通じ合ってはいると思うけれど、自分の居場所のかごから出てくることはなかった。いろいろな野菜や果物をあげても、ほとんど手(嘴)をつけない。少しだけ、小松菜をかじることはあったが、その後、ほとんどの文鳥さんが大好きな豆苗(とうみょう)をあげると、これだけは食べ、以後、「僕は、これしか、食べないことに決めました」とばかりに、他の野菜・果物は手をつけなくなった。(mimir ちゃんはもともと菜っ葉好きで、いろんなものにちょっとだけは挑戦してくれる)。

秋になって、文鳥さんには寒くなったので、保温用にかごに小さなペットヒーターをつけた。このぺットヒーターの色はオレンジ色なので、派手色が嫌いな文鳥さんたちは、最初はちょっと怖がる。それでも、mimir ちゃんは慣れてくれたが、apas くんはヒーターをつけた途端、ものすごいパニック。

耐えきれないように、かごの金網に飛びついて、暴れている。

いつまでも、やめない。

「僕は、本当に不幸です。僕は、もう死にそうです」を全身で表現している。

・・・・・ いいですか、文鳥さんたち。こういうとき、それを辛抱して、慣れるのを待つ人間の方が、つらいのですよ。

(結局、ズーッとそうだったので、エコも経済性もあきらめて、安全性だけは気をつけて、人間用の赤外線ヒーターで遠くから温めるはめになった。ここまで頑固だったのは、apas くんだけ)。

gaea ちゃんも、男の子だったけれど(男の子だから、と言うべきなのか)、小露鈴よりもユーヅーが効かないところが多くて、ペットヒーターになれるのに、ちょっと時間がかかった。彼のかごの止まり木は、プラスチック製のもので形も「足に悪そう」ということで、一生懸命に家族が木の止まり木を手作りしてれたのに、止まり木をとり替えた時には、「キャー!」とばかりに暴れ、‘決して止まり木にとまらないで’かごの網を移動してしがみついたまま何時間も過ごした(ごはん食べたり、移動したりも、みな金網づたい)。結局、わたしの方が根負けして、もとのプラスチックのものに戻した。せっかくの手作り止まり木に「足が触れるだけで、不幸になる」とでも言いたいかのような gaea ちゃんの態度に、手作りに大いに時間をかけた家族は嘆いた。

-- と、男の子の文鳥は頑固なのだが(と、勝手に偏見)、温かく声をかけても、少しでも君の世界を広げるために誘導を繰り返しても、一度自分で決めた my 生活を決して変えようとしない(? ← apas くんの場合、そう感じられたのだもの)、apas くんは、頑固を通り越して意固地だ。

それでも、「少しずつ、少しずつ、信頼関係を築こうね~ 健康のためにも、狭い中でじっとしているだけでなく、世界を広げようね~」と想っていたのだけれど --

ほんの少し、mimir ちゃんにつられて、時たま、思い切ったようにかごの外に出るようになったのが昨年の晩秋。最初は、おびえるだけで頼りなくて、結局捕まえられてはかごへの逆戻りだった。それが、「ほんの少しは慣れたかな?」と感じる程度だったのが --

3月になって、暖かさを感じ始める頃、いきなり荒鳥を廃業してしまったのです 。。。。。。

。。。。 外に出て、いきなり mimir ちゃんと並んで飛んで、mimir ちゃんのお気に入りの場所へ、それから mimir ちゃんがかつて制覇したこともないような場所へ。平気で飛んで行っては、止まり、また飛んで止まって、自由にお部屋の中で行動している。外に設置してある mimir ちゃん用だったごはんも、そっと差し出すと食べるし、「普通に(?!)ふるまっている?!」 ・・・・・ まるで、

「僕は、暖かくなったので、今日から外に出て生活することに決めました」。

「ああ、大丈夫です。僕にはわかっています。この部屋、こっちにも止まれるんですよね」。

・・… とでも言うように。

それから、開けてある押し入れの中、ひとつひとつの棚の隙間、台所の棚に積み重ねたお皿の隙間、カントリー調に(一応)吊るしてあったさまざまな形の籐のかご、etc. etc. 興味対象はどこまでも隈なく続くとでも言うかのように、apas くんの飽くなき各部屋の探求が始まった。

☆☆☆☆☆

文鳥さんの飼育のガイドブック等に、「人に慣れていない荒鳥さんにも、毎日声を掛けてあげましょう。鳥さんは、人間が観察している以上に、いつも人間のことをよく見ています。お友達になれる機会を、待っているのかもしれません」とか、よく書いてある。

-- mimir ちゃんのこと、わたしのことは、よく見てくれているよね、とは想っていたが、この子にとって、‘お部屋中が好奇心の対象’だとは考えてもいなかった!

apasJuly1

(おしりを向けていてごめんなさい。お顔は換羽中なので、もうちょっと待ってね)

これまで一緒に暮らした文鳥さんの中で、多分、一等元気でやんちゃな mimir ちゃんよりもずっと、好奇心と探究心が旺盛で、大胆なカタだとは、想像だにしていなかった! apas くん。。。。。

≪また続く≫
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apas くん ~1~

apas くんがうちにやってきてくれたのは昨年の7月19日。

一緒に暮らして、もうすぐ1年になる。

生涯のパートナーの小露鈴(ちろりん)、そして同じく大事な gaea ちゃんが不思議な運命のもと寿命で同時に旅立ってから、また文鳥と対話する生活を続けようと決意を固めて、「決めたら機を逸せず、すぐがいい」という助言に従って、小露鈴・gaeaちゃんと出逢ったペットショップに出かけた。日曜日の夜遅くだった(2009年9月16日ブログ)。

真夏のペットショップには、当然文鳥のひなは居なくて、繁殖用の成鳥のオスのかごに数羽、メスのかごに2羽のの荒鳥(=人間に慣れた、手乗りではない鳥)がいた。どうしても、小露鈴と同じ、女の子の文鳥と暮らしたかった。しかも、そのとき2羽いたうち、もう1羽にちょっといじめられていた気配のある、顔の半面が小露鈴とよく似た文鳥と目があった。

その子は、のぞきこむわたしの方に飛んできてくれて、何か喋っていた(閉店間際だったので、あとの1羽は眠そうだった)。さほど人をおびえる様子もない。あとの1羽はまだ若鳥だが、この子の方も生まれて1年目以下の年齢だろう。しっかりと何かを捉えていそうな瞳と動きから、「賢そうだ」と直感した。

閉店までぎりぎり30分あったので、頭を冷やすために店の外に出た。そして、戻ってくると、やっぱりその子は居て、…… こころを決めてお店のお姉さんに来てもらおうかな、と思った矢先、小さな声でその子が「おうたを歌う」のが聞えた。

・・・・・ ん?

文鳥は、他のほとんどの鳥と同様、一般にはオスしかうたは歌わない(囀らない)。小柄で細身で華奢で綺麗な感じのその子は ・・・・ 男の子なのか? もちろん、目と目が合って、決めてしまった後だった。

「男の子でも女の子でも、どちらでもいい!」と思って、お姉さんにお願いし、購入手続きをして、そっとそっと連れて帰ってきた。

夜になると暗くてがらんとした部屋の気配が、急に‘大切な生きものがいる’気配に変わった。

そのときのわたしは、その気配のなかでやっと呼吸できる感じを味わった(きっと今でも、そうだと思う)。

「来てくれて、ありがとう」

と何度も何度もそう話しかけた。

apas (アーパス)くんと名付けたその子(男の子でした)は、うちでの暮らしにすぐに慣れて、「チャッ」と鳴いては意思表示をし、かごの網にバシャンと飛びついては、意思表示をし、ほめるといつまでも、かごのあちこちに飛びついてくれるので、「これしかないのは困るなあ。ほんとに手乗りのように外に出てくれれば、もっともっと色んな事が出来、色んな世界が広がっているし、運動もできて健康にいいのに。。。。。」と考えたけれど、でも、こころだけは始めからきちんと通じ合っていたと想う。

ただ、人間の手は怖いのだった。

apas くんのかごの扉は、(わたしが注意して見守っていられるときは)あけっぱなし。少しでも、外の世界になれてくれればと思っても、外に出るのも怖いようだった。

秋になって、家族が一目惚れしたもう一羽、ちいさな手乗り鳥の mimir (ミーミル)ちゃんがやってきて、apas くんは大喜びのようだったが、それでも自分の生きる場を、狭いかごの中と決めたままでいた。一方、幼くてくったくなくて怖いものなしの mimir ちゃんの方は、あいている入り口から apas くんの陣地に入るようになって -- ご飯を食べだしたり、この「お兄ちゃん」を喧嘩相手に見立てて(!)喧嘩の練習(!!)を始めるようになって -- 

apas くんは気がよくて、mimir ちゃんが大きな顔をして自分のごはんを食べていても譲ったりして、あまりに喧嘩をふっかけられると対戦するが、基本的には元気娘の mimir ちゃんに圧倒的にやられてしまうのだった(!!!)

そして、そのまま数か月。すくすく成長していく mimir ちゃんが益々‘身体能力’を鍛え上げていくのを横目に、apas くんは自分のかごの中(すでに、1/3くらい mimir ちゃんのかごにもなってた)でのおとなしい生活を続けていたのだが ・・・・・

この3月の春休み、わたしのわずかな春休み期間を見計らって(?)、いきなり変化(へんげ)・ブレイク(!!!)をしてしまった!

apas1

 (大きな鏡の上のお気に入りの場所で愛嬌をふりまくapas くん)

≪つづく≫
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garden banquet ~2~

雨の量や蒸し暑さなど、はっきりしない梅雨の合間、my bird sanctuary に出かけられてるお休みの日は貴重です。今年は特に、愛車の故障以来、悩みに悩んでようやく購入を決めた新しい車がまだ届いていないので、土地の手入れを力強く助けてくださる方々がいらっしゃる日にも、自分の方が赴けなくて、申し訳ないことになっています。

行けた日には、1週間ですごい勢いでぼうぼうに伸び放題となってしまう野草の草刈りと、同じく大変な勢いで伸びてくる竹の処理でいっぱいいっぱいになっています。竹は、畑の真ん中にも、これまで考えつきもしなかったところにも、頭を出し、1日でかなりの丈まで成長してしまいます。

(今年は特に、すごいみたい ・・・ 土地を豊かな生態系にしようと思ってやってきたことが影響しているのでしょうか、それとも、温暖化の影響でしょうか。)

沢山のチョウチョとトンボが、ひらひら、ス~イス~イと飛び交っているので、花をつけている野草をあまり取り除きたくはないのですが、大切な苗木や、何とか守りたい絶滅危惧種の野草たち・日本古来から生きてきた野草たちの苗を守るためには、それとご近所の方の迷惑になりそうな土地の境界線の部分は、草刈りをやらねばなりません。そして、全ての植物を覆う形で侵入してくる竹、、、、、とどうやって対話していったらいいのかは、まだまだ課題です。汗だくになっていろいろやっても、、、、、体力限界までやっても、、、、、焼け石に水、かな。

土地購入のときに問題となった近接している土地の開発の可能性や土地の登記の問題も、、、、未解決のまま。

そんなわけで、 sanctuary に赴くときも「うきうき・わくわく」ではなく、せっかく赴いても汗だくでくたくたになるまで作業して終わり、そして赴いた後の夜は・・・・現実問題の心配ごとばかり(!)。鳥たちをはじめとする生きもの・自然を守ることができ、ここで小鳥たちと対話できるようになる幸福な瞬間は、一体いつになったら訪れるのかな ・・・・? 

昨年、長年探してあきらめかけていた土地を手にできる感謝に包まれ、がむしゃらに頑張っていたときとは「何か違っている」「これではいけないな」と感じ始めてしばらくが経ちました。支援してくださっている方々にも申し訳ないことになっている、それどころか、支援してくださっている方々のエネルギーに、わたしの方がぶら下がったままの、情けない状態です。

chicoli

草ぼうぼうになっている、今のところ野菜の育たない畑ですが、先日行くとすごく美しい薄紫の花がたくさん咲いていました。なんと、チコリの花! 1年前に植えたチコリが生き残っていてくれました。チョウチョたちは今、恋の季節で、花の上にモンシロチョウの雌がとまって、呼吸するかのように羽を閉じ開きしています。

ニワトコの実

アイルランドでは妖精の宿る木と今も信じられている、ニワトコの樹に実った赤い実! 小鳥たちも大好きですが、人間がジャムや果実酒にしても色美しく美味しいものができます。昨年、「野鳥の森」をお創りになったS先生にいただいた苗木が大きく成長し、今年は白い美しい花の後、この可愛い実を見せてくれました。水はけの悪い粘土質の土壌で結局可愛そうなことになった苗木たちも多く、こころが痛みますが、ともかくニワトコが元気なのは嬉しい! 妖精がいるってことかな?

mulberry

水はけの悪い痩せた土地でも、湿った土地が好きで丈夫な桑の木は、とっても元気に育ってくれています。この木は、2007年11月12日と2008年1月6日の『鈴なり桑』のブログでご紹介した、もとはほんのちっちゃな苗木だった桑なんだけれど、わたしのところに来てくれて以来、ずっと元気で、目覚ましく成長して、そしていつも甘く美味しい実をふんだんにプレゼントしてくれます。素晴らしいエネルギーをもった幸せの樹です。
 この甘い実、いつでも疲れたら、お口にポイッ!

self-heal

待ちに待っていたウツボグサ、別名夏枯草(カコソウ)の花々が開きました。「野鳥の森」のS先生はシソ科のお花が大好きで、わたしもその影響でシソ科のお花の美しさに目覚めたのですが、そのS先生が「あなたのところの土地には、ウツボグサみたいなのがよく合う」とおっしゃって下さり、気を良くして沢山の苗を植えました(湿った所を好む野草だからかな? いや、この美しさゆえに、「似合う」に違いない)。
 ウツボグサは、薬草でもあり、英名 self heal です。セルフヒール、自己治癒、自然治癒、・・・ わたしはこの響きが気に入って、本当にたくさん植えて育てて、この場所を「セルフヒールの丘」と呼んでいます(今はまだ、「丘」というよりちょっとしたコーナーなんだけど)。一面に咲いたこの薄紫の花々が風に揺れて、チョウチョを呼んでいる様は ・・・・ 癒されます。



無駄な心配ごとからおかしな方向に向かわないで、この子たちとちゃんと対話しよう!

温暖化、日本の至るところの自然の荒廃、絶滅危惧、人間や社会の変化、土地を管理することにつきまとう現実の課題のこまごま、そして、わたし自身のこころ・からだ・魂  ・・・・ 

自然と少しでも対話を続けること、対話すればするほど驚くほどの恵みに感謝することになります。
ともかくまず、わたし自身は、本当に必要なことを見つめ、できるようになるまで、必要でない心配のエネルギーから抜け出て、走り抜けよう! 









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mimirちゃんの初夏

mimirMay10

すくすくと‘体育会系’で育っていたmimirちゃんでしたが、、、、、(4月3日ブログ)

mimirJune10

梅雨入り前にところどころ羽毛が抜け始め、「換羽かな?」と様子を見ていると -- 新しく生えてくる羽がいろいろな色(!)なので、

 「・・・あなたは一体、何色になりたいの?・・・・」

としみじみと言われ、暴れん坊すぎて「おいおい(困る)」のときには、

 「こいつ、文鳥じゃねえ!」

とまで言われ(「怪獣の子どもだ~」とも言われてました、わたしに)、

人間たちは、ひそかに文鳥さんの雑誌やらネットで検索した可愛い櫻文鳥さんたちの写真を眺め、≪そのどれにも当てはまらない≫ mimirちゃんの容姿(羽毛の色合い)にこころを痛めていました --?

 (「櫻文鳥は、さまざまな色合いが楽しめる」と書かれていても、生えてくる羽毛の色が、亜麻色、黄土色、明るい茶色、濃いグレー、薄いグレー、茶色っぽいオフホワイトの白、グレーっぽいオフホワイトの白、白、黒、等々、さまざまで、「全体として鼠いろっぽい茶色? 茶色っぽい、鼠色? どっちかにして~」みたいな、、、、、 色の秩序のない何とも表現できない色合いだったのです。)

 「きっと、櫻文鳥の血も、、、、入っている、かも?」(あとは何鳥?)

とまで言われちゃってた、mimirちゃん。

mimirJuly10

最近、色合いが少しまとまってきて、「頭の黒いベレー帽に白い羽がところどころ混じる」素敵な櫻文鳥さんになりつつあるようです。

(それに -- 見てください、この凛と誇り高いポーズと表情! 文鳥の若鳥さんって、そういえば、こういう風に、「キリッ」と自分の存在を全面信頼・全面肯定しているような、自信たっぷりのポーズをとります。この子もそういう年になったんだな)。

相変わらず、お兄さんである apas くんを追い払い、何か夢中になっているときに邪魔されると「ものの見事な啖呵を切り」(確かに、、、、せっかく見つけた「糸くずをぶんぶん振り回すこと」や夢中になってる「紙をがじがじ噛む作業」を邪魔されたのだけど、もともとは、、、、最初にそこでお掃除やお勉強を始めたのは、わたしなのよ)、多分うち中でもう一番偉くなっちゃってる、換羽でも元気な mimir ちゃんです。

羽の色の変化の間 -- どんな色に変化していっても、たとえ「文鳥じゃねえ!」別の鳥であっても(? もう、多分、その心配はないと思うけど)、ずっとずっと大事に育っていっています。




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