hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

秋からのお便り ~3~

ヨウシュヤマゴボウの葉っぱと実が秋色に色づいています。

youshuyamagobou1
 (ヨウシュヤマゴボウの葉と実 K氏撮影)

・・・・・ 濃かった緑に葉枯れが生じている今、こんな秋色はほっとしますね。

ヨウシュヤマゴボウは、外来種なので、最初草刈りのとき、思い切って刈っていました。

-- ところが、刈ってもたくましくどこからかまた芽を出し、「あれれ?」 -- 鳥さんたち(ヒヨドリかな?)があちこちに種をまいているに違いありません。

鳥さんたちのリクエストに応えて、草刈りのとき、残していくことにしました! 

youshuyamagobou
 (ヨウシュヤマゴボウの花 K氏撮影)

白いちいさなお花もとっても可愛くて清楚です。






このページのトップへ

秋からのお便り ~2~

シオカラトンボ
 (ギボウシの枯れ花にとまるシオカラトンボ K氏撮影)

ミツバチ
 (オトコエシの花の蜜を集めるミツバチ K氏撮影)

トンボもハチもセミも、今はもう、命いっぱい生きて頑張っていますね~。

去年は苗の植え付けがうまくいかなかったワレモコウの花も、今年はあちこちで秋を彩る紅の花をつけてくれました。わたしにとって、最初の出逢いが高原の初秋の霧の中だったせいか、この花を目にすると涼しい風が吹いてきてくれるような気がします。

ワレモコウ
 (ワレモコウ K氏撮影)




このページのトップへ

初めての・・・泊り

車で1時間半はかかる bird sanctuary の地に、仕事の許す限り泊りがけで出かけて作業できたら、といつも思います。高速道路の料金改定により、途中の道が土日になると渋滞してしまう(=エコにもすごく悪い)ようになってから、尚更そう感じるようになりました。現に、二年前にサンクチュアリの土地探しのために笠間に家を借りていたときは、借家に泊まり、金曜の夕方とか、月曜の早朝を利用して渋滞の時間差回避で通っていました。

東京から現地に通ってくれる家族はしばしば泊りがけで赴いてくれているけれど、それでもわたしが強硬日帰りでの作業を続けていたのは ・・…

この地を知る方々が「女性一人で泊まるのにはちょっとねえ…」と心配して下さる、地理的、そして家の状態からみた‘治安の悪さ’もちょっとはあるのですが --。(でも、学生時代のバードウォッチングで、夜行列車、台風で足止めになっての駅での寝泊まり、夜行列車待ちの間の繁華街での親切な居酒屋さんでの仮眠、等々、心配してくださる方々が眉をひそめそうな場所で寝てきた?わたしには、そんなことは本当にへこたれる要因ではないのだ)。一番の問題は、この地が -- 家の周辺も含めて -- 蛇がやたらと多い土地であり、蛇に恨みはないものの、うちの小鳥さんたち(apasくんとmimirちゃん)の天敵、いえ命にとっての脅威だったからです。

そういえば、笠間の借家のときも蛇の心配はありましたが、家自体の構造がもうちょっとしっかりしており、二階建ての家の二階で、天井からも床からも蛇の襲撃に備えることができました。それでも、用心に用心を重ね、蛇除けのお香をしょっちゅうたいていました(蛇は煙を嫌う)。

bird sanctuary の家の方は -- 蛇、ずっと沢山いそうだし、家も隙間だらけだもんね~ (あ、蛇嫌いの方、引かないでください。人間は、無理しなければ、そして、好まなければ、めったに蛇に会うことはありません。心配せず遊びにおいでください)。

-- と、泊まりがけでの作業ができず、情けない状態でした。が、夏休み中に家族がエアコンを入れてくれて一部の部屋を閉め切って管理できるようになったこと、apasくんに蛇対策用の網目の細い鳥かご(HOEIの305セーフティ)を新調し(mimirちゃんはもともとこの鳥かご)、彼がすんなりとこれに慣れてくれたこともあって、“今回は作業よりもとにかく鳥さん連れで泊まってみる、鳥さんの慣れと安全確認に集中する”という条件で、なんと、先週、かの地に初めて泊まることができました!

静apas
 (お部屋を見渡して安全確認をする?apasくん K氏撮影)

鳥さんたちは、東京のおうちに二度ほど泊まりに行ったことがあり、最初はバタバタ騒いで心配でしたが、「よそ」に泊まるのも三度目となれば、結構慣れてきてくれています。最初のときは、mimirちゃんなんか、本当に「もう、いい加減、帰してよ~」と強い目で訴えていたものね~ それが、二人(二羽)で連れだって、見知らぬ部屋の間取りや構造を確認するかのごとく、あたりを見渡し、探検好きのapasくんなんか、「新たな陣地開拓にいそしむ」という行動ができるようになってきています。

静mimir
 (ちょっと内弁慶のmimirちゃん K氏撮影)

鳥さんたちは、知らない部屋で鳥かごから出ても、最初は鳥かごの上か人間の上、にしか止まれません。そこだけが「慣れた場所」だから。動物行動学、エソロジーで1973年にノーベル医学生理学賞を受賞したコンラッド・ローレンツ博士(あの、名著『ソロモンの指環』『攻撃』の著者)も、鳥さんの行動を参与観察(!)して、鳥はパターン、習性で行動する、と述べているけれど、本当に‘慣れていること’が大切な鳥さんたちは、止まり慣れている場所でまず状況を見て取って、それから少しずつ、少しずつ、行動範囲を広げていきます。

一晩であっても、慣れない場所で生活するのは、ちょっと可哀想な気がするけれど、若くて体力があふれているうちに「知らない場所にいっても、自分たちは安全だし、みんな一緒。そして、またみんなでおうちに帰れる」ということの方にも慣れてもらいたいので、ちょっと頑張って、みんなで泊まりです。

静a&m

蛇も出ず、無事にお泊まりを終えることができました。

この家は、古い造りで、また、神社の鳥居の前を通る車道(結構、交通量が多い)の音がうるさいほどに聞えてくることがあり、「耳にこだまするのが、鳥の声や風の音だけだったらどんなにいいかな」と正直感じます。なのに、一晩あかしてみて感じたことですが、夜はぴったりと静か、静寂に包まれていました。

夜の闇、静寂に溶け込んで、sanctuary の地で明かすことのできた一晩は、この夏の貴重な体験でした。そして、朝起きたら、一生懸命、大事に植えたことに同じように懸命に応えてくれている、愛しい草木たちがまず目に入るのですもの! 幸せ!!

鳥さんたちに、やたらと止まってもらった家族も happy だったようです。

そして、apasくんとmimirちゃんは、騒いだからか、ぐっすり眠って、翌日無事におうちに戻りました。
(お香をたいて、蛇の‘夜襲’←?! に備えた、わたしは寝不足)。








このページのトップへ

夢の種子

5月に愛車が故障してから、sanctuary での活動は思うようにできなかったけれど、夏休みに入ると、ずっと手厚くご指導頂いている気功の大先生の会の練習に幾度か参加することができた。改めて、自然との調和のために活動していくためには、まず何より自分がちゃんと修練する必要があるのだと痛感した。今この瞬間に、何が必要か、自分がどうすればいいか、はっきりと気付かせてくれる良い練習が続いている。

最初は情けなかったけれど(練習不足という点では今も情けないけれど)、これからの礎となる何かが少しずつ形になっていくような気がする。

新しい車が登場してくれて、秋に向けてこれから仕事も sanctuary の活動も少しずつアクセルを踏んでいく(でも、エコ運転?!) 

hiratsuka

 (先生と会の大先輩の皆様方が長年ご支援して下さり集めて下さった浄財を
  『バード・サンクチュアリ基金』として地元の銀行に移させて頂きました。
  皆様がいらしたときにご相談する所存ですが、基本的には、地球[gaea]に
  還し自然を再生すること、具体的には苗木の購入や土地の確保・拡大に
  活用させて頂きたいと考えています。感謝しつくせるものではありませんが、
  本当にありがとうございます。[写真はその旨お知らせのパンフレット])

今日も何とか仕事を片付けて、明日また練習できるようにしよう!

ありがとうございます!





このページのトップへ

秋からのお便り

暑さはまだまだ厳しいですが、 bird sanctuary の地には、秋の花々が咲き始めてくれています。

ヤマハギ

ヤマハギの花々。昨年小さな苗を植えた時は本当に頼りなげでした。萩の花が朝露に濡れて柔らかく垂れ下がる感じがいいなと想って、湿地帯となっているところからすぐ上にある急斜面に植えたのですが、わずかな葉が萎れそうになって、「大丈夫かしら」「生き延びてくれるかしら」と心配しましていました。が、一年後には見事に大きくなり、こんなに美しい花を沢山つけてくれました。

傍にいると -- うわあ、初秋のエネルギーだあ~!

ヤマハギはツバメシジミ、ルリシジミといった最高に美しい蝶々も呼ぶそうです。ワ~イ! (でも、食草として、なので、全部食べつくすのではなく、共存してね)。

オトコエシとオミナエシ

秋の七草のオミナエシ(黄色)と、それと連れ添って植えたオトコエシ(白色)です。こんなに仲良く咲いてくれました! 一緒だと、どちらの花も益々鮮やかに見えるから不思議です。ここは、真竹しか生えていなかったじめじめした池の跡地のすぐ傍なんですが、頑張って元気に生きていてくれます! 

ノボロギク、ヤマハッカ

同じく、池の跡地の横のじめじめした、石混じりの粘土質の土地に根づいてくれたノボロギクとヤマハッカ、それに花はないけどマツカゼソウ(右下)です。このコーナー、ここだけ眺める分には、花が群生してハーモニーを奏で、ちょっとした English garden 風です(←なんて、プロの方が見たら、悦に入っているだけかな?)。ノボロギクは、好きな野菊の中でも、その素朴な感じが一番‘野菊っぽくて’とっても風情を感じます。

エダマメ

花ではないし、秋のシンボルでもないのですが、、、、土地のあちこち、特に苗木や草の苗を植えたあたりの土の質を少しでも改良するために、この春、大豆を植えました。野菜も育たないし、苗木たちも生き延びるのが大変な土地なんだけれど、この頼もしい大豆くんたちが、他の苗たちをしっかりガードしてくれています。

土壌改良に大きな貢献をしてくれたばかりでなく、大豆くんたちは -- ご覧ください。頑張って痩せ土の上でエダマメまで作ってくれました。この小さな豆の子どもの中に、土と夏の太陽の光がぎゅっと凝縮されているんですね。

この大豆は -- 草刈りのとき間違えて切り倒してしまったものなのだけれど(トホホ・・・ ごめんなさい)、このまま実ってくれた大豆は、来年も種まきしようと想います。沢山助けてくれて、ありがとう。





このページのトップへ

白の妖精 ~2~

akebonosou-1

強い日差しを避けた日陰に、ひっそりと花開いたアケボノソウ(ユキノシタ科)。大好きな花です。

akebonosou-2

小さな花をよく見ると、花の中には、純白と薄いグリーンを帯びた白、黄色みを帯びた白で、驚くほど繊細で複雑な模様があります。華奢でお行儀のよい、やんごとなき貴婦人が、何に媚びることなく慎ましく通り過ぎていくかのようです。
このページのトップへ

散歩仲間?

a&m-1

apasくん(左:白文鳥 推定1歳半 男の子)とmimirちゃん(右:櫻文鳥 11か月  女の子)は、仲良しというわけでは決してなく、どちらかと言うと、喧嘩ばかりしている。小競り合いのうちはまだ良いのだが、時に取っ組み合いの激しい喧嘩になりかけたり、あるいは一方(、、、mimirちゃんのことが多い(*_*; )が相手に強い嘴ストレート攻撃をかけそうだと、仲裁に入らなければならないこともしばしば (>_<)・・・・・。

-- なのに、自由に遊ぶお散歩タイムには、たいてい一緒に行動する。

a&m-2

誰かが何かに興味を持つと、もう一人(一羽)も同じことをしようとし ・・・
(「レモンティーツリーの鉢植えの葉っぱ!」)

a&m-3

でも他人(他鳥)が見つけたものが、何か気になる、何か自分のよりniceなんじゃないかという気がして ・・・

a&m-4

そっちが欲しくなる ・・・ 

(あのね、mimirちゃん。。。 このパターンたいていmimirちゃんの方なのよ)

a&m-5

(攻撃されると譲ってしまうこともあるが、興味あることにどこまでも向かうのがapasくん。
 -- 結構‘ねばり勝ち’のことも多い。)

a&m-6

「あのね、あたしはもうこんなことには飽きたの。何か違うことしよっと」。

a&m-7

「あれっ。行っちゃうの?」

鳥さんって、人間と同じで、やっぱり‘仲間’と生きていて、仲間とのコミュニケーションがとっても大事 -- なんだなあ、と感ずる。
このページのトップへ

白の妖精

8月になり、ようやく待ちに待った新車が来てくれて、my bird sanctuary へと疾走(、、、あ、エコ運転ですよ)することができるようになりました! 

思うように訪れられなかった間 -- 振り返れば2か月以上になります -- 苗木たちの水遣り、照り返す日光に草ぼうぼうになっていく土地、あたりかまわず大変な勢いで繁茂する竹の茎、そして古い家を含めた土地管理上の問題が、本当に気が気ではなかったけれど、草の繁茂や竹の攻撃に関しては、こころ強い助っ人さんたちが気にかけて管理してくれていたりして、ただ、ただ、感謝することを学んだ日々でもありました。

新車到着の翌日、早速訪れてみて、草ぼうぼうで確かにやや(かなり?)‘荒れた’感はあるけれど、そして、カンカン照りで雨不足に葉を枯らしてしまった可哀想な鉢物の苗木のいくつかにこころを痛めたけれど(息を吹き返すと想う)、土地全体に何かひどいことが起こったということはなく、ほっとしました。土地入手一年目の昨年の‘わくわくした勢い’も失速し、様々な難題や失敗を経て心配ばかりするようになった二年目の今年となり、「これでは駄目だな~」と気付いていた矢先、本当に‘土地に(行きたくても)行けなくなる’事態となったのですから、この2カ月は反省と修練の日々でした。

そうして改めて、土地の上に自分の足で立ってみると、不死鳥のように‘再生’のプロセスの真ん中に居るように感じます。

バアソブ1
 (バアソブ K氏撮影)

草ぼうぼうの中、じりじりと照りつける太陽と高い気温の中でも、風が涼しい流れを織りなしながら吹き抜け、木立が作ってくれる日蔭の涼しさが心地よいです。

あたり構わず繁茂する草の中には、刈り取らないと他のものすべてを駆逐してしまいそうな外来種のものもいます。それらばかりが茂っているように見えますが、目が慣れてくると、あちらこちらに、可憐な妖精のように咲いてくれいる花々と出逢うことができました。

バアソブ2

ミドリの隊列となって迫ってくるようなミョウガの群れや、大好きなクロモジの樹にからみながら、この可憐な花を咲かせているのは、バアソブ。昨年、消えゆきそうな日本在来の野草を守り育てて販売して下さるネットショップとであえて、惚れ込んでお迎えしたのですが、いつのまにか、他の雑草にまぎれて消えてしまったと勘違いしていました。この可愛い花々が咲いてくれたおかげで、ずっと生きていてくれたことに気づき、「ありがとう」と囁きました。

マツカゼソウ
 (マツカゼソウ K氏撮影)

大好きなマツカゼソウです。ミカン科で唯一の草だそうで、そう言われてみれば、葉を優しく揺らすと、かすかな香りがします。白い繊細な小さな花だけでなく、葉っぱの形も凛とした姿も、何とも上品です。

ヤブミョウガ
 (ヤブミョウガ K氏撮影)

以前、野鳥の森を創られているS先生に「何科の花?」とクイズされて答えられなかったけど、名前に「ミョウガ」とあっても、ヤブミョウガはツユクサ科の花です。緑でシュッとした葉っぱに比べ、小さい花なんだけれど、もうほんとに繊細! 湿った日陰によく咲いていて、暗い中で、もうほんとに白い! こころが澄んでいくように、綺麗!

ヤマユリ
 (ヤマユリ K氏撮影)

今年は、みんなから隠れている場所だけでなく、筍をとる人たちが竹林に入っていく入り口にも目を出してくれたので、「お願い! みんな踏まないで! 盗らないで!」と祈っていたけれど、無事に花を咲かせてくれたヤマユリ。近寄ると、恐ろしく甘い、うっとりしてくらくらと吸い込まれそうなほど魅惑的な香りがします。暗い竹林がぱっと華やかに、明るくなるくらいの存在感です。妖精だとしても ・・・… 妖精の女王様か、女神様みたい。

昔は群生していたと聴きました。花の美しさ、あでやかさというよりは、食材として(?)乱獲されてしまったとも聞き、わずかに目立たぬシノダケの茂みに見つけたのが昨年。今年はその‘隠れ家’以外にも育ってくれています。この sanctuary を力の限り守るから、いつかまた数を増やし、妖精の女王様の群舞を見せてくださいね。

アカトンボ1
 (アカトンボ <ナツアカネ?> K氏撮影)

妖精のナイト(knight)のように沢山のトンボたちが風を切っていました。シオカラ、オニヤンマ、ハグロトンボといった常連の他に、今年初のアカトンボ、見つけた! 

アカトンボ2

妖精のおつきのチョウチョたちも沢山舞っていました(草刈りをしないと、近隣の方々(人間)からの「ひんしゅく」は心配なのですが、チョウチョたちには大歓迎されているようです)。常連のモンシロチョウ、クロアゲハ、シジミチョウに加え、この日は初めてモンキアゲハと出逢いました(温暖化の影響か? つくばでツマグロヒョウモンよく見るし、、、、)。 

大変なこと・片付かないことはあっても、ちょっと贅沢でおしゃれなメガネに掛け替えると、ここは妖精の王国です。

このページのトップへ

Search

Information

sumiko

Calendar

07月 « 2010年08月 » 09月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Categories

Links