hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

新たな冬へ…

果物台1

2012年初の bird sanctuary での作業 … 残念ながら、せっかくの果物置き場の蜜柑、鳥たちはまだ気づいておりません。ここ以外にも、あちこちに置いたのですが …

果物台2

いや、少しだけ気付いているかな? 少しだけ、食べかけのようなものもあります。

果物台3

昨年置いて、鳥たちに覚えてもらった、この台です。木の枝に吊るす仕組みで、昨年吊るしていたところが震災後駄目になったため、移動したのですが -- ここは覚えてくれているようです。

よ~し! 引き続き頑張るぞ!!

果物台4

ちょっと、、、てんこ盛り? ここは鬱蒼とした竹林に近いので、安心して止まってくれるとよいのですが。


久し振りに、竹林の片づけをします。

昨年秋の台風で、枯れた竹があちこちに倒れかかり、荒れた暗い感じになっています。それはそれで、生きものたちの逃げ込む場所にはなっているのですが、植えた苗木を妨げたり、さらに人が荒らしたりもするので、やっかいなところから片付けて行きます。

竹作業1

枯れた竹を裁断して、竹林の奥に積み上げていきます。燃やして竹炭にして土を肥やすよりもずっとずっと長い時間がかかりますが、朽ちて行くのを待ちます。きっとその間に、積み上げた竹の中に生息する虫たちや、ここを逃げ場・隠れ家とする動物たちに役に立ってくれるでしょう。

my nife

平塚の気功の大先生が贈ってくださった竹挽き鋸。平塚には、武道や気功や気功治療の日本で指折りの達人の大先輩方がいらっしゃいますが、わたしの晴れの一生もののお道具、刀は、これ!

息が白くなりますが、大きな枯れ竹を裁いたり、担いで運んでいると、汗ばむほどになっていきます。

take2

竹林へと登っていく入り口のこのあたりは、日当たりを作って、苗木を植えてあります。もとは里山林、上にある神社の鎮守の森だったと想われるこの地 … 大きく伸びた竹林のために、幾つかの大木(シデ、ホオノキなど)が横枝を張れないで、上へ上へとひょろひょろ伸びて、頭だけ陽を浴びて残っています。今ある竹と共存しながら、暗い(日当たりの悪い)場所と明るい(太陽の入る)場所、光と闇を織り混ぜて、少しでも数多い植生の、豊かな森に戻ってくれますように -- !



地面が沼地となっていて、そこに竹が密集している、西側の土地に廻って手入れをしていたら、

ヒッ、ヒッ、ヒッ (にかすかな、チャ、チャ、チャ、が混じったような)

という声が聴こえました。


あ、ジョウビタキ君です…!

昨年の冬、作業していると、本当に身近に近寄ってきて対話してくれていたジョウビタキくん。この冬は、やってこないのではないかと心配していた、冬の渡り鳥です。

ジョウビタキ女の子

ちょっと見えづらいですが、竹の上にとまっています。

昨年の男の子(雄)ではなく、女の子(雌)のようです。家族は男の子を見かけたと言っていたから、この子以外にも渡ってきているのかな?

嬉しそうに誇らしそうに、からだでリズムをとりながら、チャ、チャ、チャと鳴いて、近づいても逃げません。


この土地で作業をして3年目。最初のように自分の想いをいきなり土地に描こうとするのではなく、土や水、風、息づいている植物、動物、鳥たちや虫たちの声を聴きながら、ゆっくりと作業をしていけるようになりました。からだの感覚と意識が、少しずつ澄んでいきます。

幾つもの痛い失敗をして、想いを描くだけならば、それがどんなに高い理想や豊富な知識から来たものでも、やっぱり土地を知らない者の ego となってしまうことが分かりました。焦らず、慌てず、耳を澄まして待ってみて -- 自然の声が聴こえてきます。

 自然を受け入れ、敬い、愛して、
 
 自分自身の軸は太く豊かにしっかりと建てて、

 静かに、感じるままに、ゆったりと呼吸して、

 そこに息づいてきたものたちと心地よく馴染むようにしていくと、

 少しずつ、再生のためにできることが感じとれてくるような気がします。

ゆっくりと待つ … 多分、3年で感じとれることは、まだまだ浅くて、自然と人との本当の sanctuary が訪れてくれるのには、膨大な年月がかかるかもしれませんが … この土地の地中に埋まっている、人間の捨てたゴミが、取り除いても取り除いてもそれでも残っているように、再生のために人としてできることが人が荒廃させてしまったことに追いつくには一生分以上に時間がかかるかもしれませんが … 

作業している一瞬一瞬を感じていると、ここに降り注いでいる太陽の光と土地との交錯するところに、今まさにすでに sanctuary の瞬間が、輝いて姿を現しているような気もするのです。











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みんな幸せに -冬-

薪ストーブ

昨年最後の bird sanctuary の光景です。

苗木を植えている間、外作業の間、薪ストーブを焚いています。以前、焚き火は消防車を呼ばれ禁じられ、がんがんと『火』の神を呼んで浄化しようという想いもなくなりましたが、こうしたほのぼのとした火は暖かいです。激しく火を燃やすのではなく、今は土地のエネルギーを敬い、親和しつつ、台風で落ちたり倒れたりした枯れ竹、枯れ枝を燃やしています。ゆったりとお湯を沸かしたり、焼き芋、焼き栗つくりも試運転中です。

この、古家の北側のあたりには、幾本も苗木を植えました。まだ背が低く、ひょろっと華奢ですが、どの苗木も小鳥の好きな実のなる木で、将来性(←?)たっぷりです。苗木たちが育つ頃には、ここに鳥と人との楽園が生まれていますように!


果物置き場


冬限定で、家族に鳥たちのための果物置き場を作ってもらいました。

この冬は、鳥たちの食べられる木の実、草の実が少ないらしく、みんな里に下りてきて必死に食べられる物を探しています。普段は3月頃まで残っている、あまり好まれない木の実まで、すでに食べつくされかけています。この土地に数多くある柿の木の実も、毎年のように誰か(=人)に取られてしまうのですが、その残りの僅かの実(渋柿?)も、すっかり食べつくされてしまいました。

そうでなくとも、様々な環境の影響のせいなのか、直接にもネットを通しても、「鳥たちが少なくなった」(虫も少なくなった、植物にも異変が…)という声がよく聞かれます。身近な鳥たちも少なく、渡り鳥たちもやってこない子がいます。不安は抑えられないけれど -- ほんの少しでも彼らの助けになるなら、と思います。

(どうか皆さま、お庭にやってくる鳥たちを、大目に見てあげてくださいね!)

都会の鳥たちと違い、ここの鳥たちは人工的なえさ台や、人間用の果物には慣れていません。でも、覚えてくれると、次の週からは飛ぶようになくなります(!) 年を越すまでに、この蜜柑、気付いてくれるかしら? 



シュトーレン

そしてここに棲む妖精たちにも -- 人間が薪ストーブの前でお紅茶と共に頂いたシュトーレンをお裾分け!

昨年作った「妖精の環」にお供えするお菓子は、みんな、すぐに召し上がられてしまいます。

今年の年賀状に、平塚の尊敬する大先輩Tさまが「◎(サンクチュアリの地)は、sumikoさんの愛で、浄化され、生きています」と書いて下さり、その言葉を噛みしめています。わたしだけでは全然無理 … 昨年も、沢山の方々(人間)にお力添えを頂きました。そして、多分、妖精や木の精霊、鳥たちにも!!



shizu-enaga
     (K氏撮影 エナガ)


息が白く、大地には霜柱が立ち、底冷えする寒さの中、一生懸命にエナガの群れが渡ってきます。今年は現れてくれないのでとても心配していたジョウビタキ君も、早朝家族が見かけたそうです。


昨年の秋の台風以降荒れ放題だというのに、奥の竹林から、ルリビタキの声も聴こえてきました。


みんな仲良く、今年も幸せでありますように! 




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2012年

なかなか御相談・ご挨拶出来なかった方もいらっしゃるため、改めて、来春(4月~)からのことをご挨拶させていただきたく存じます。

この3月末、19年勤めた職場を退職し、My Home Pageやこのブログで綴ってきたテーマ、織ってきた活動に全身全霊を注いでいくことにしました。

職場関係の大切なご縁でこのページを読んで下さっている方も多いため、驚かせてしまったら本当に申し訳ありません。できれば、お一人お一人に最もよい折を見て、御理解いただける言葉をゆっくりと選びながらご報告すべきことです。お目にかかれる機会を逸してしまったこと、また、9月末に退職願いをしてから3カ月余り、ご報告したお一人お一人にも、どれだけ振り絞っても適切な言葉で表現することができず、自らぐったりしてしまって“今後の歩みを見てください”と頭を下げるばかりでした。

以前は、このページも職場のサイトに設置しており、My Home Page の方は沢山の学生さん、院生さんに読んでいただき、一緒に考え、一緒に何かをやっていきたいと思って書いていました。(そこで素晴らしい出会いから、今でもご一緒して下さっている方々、読んで下さっている方々、ありがとうございます!) 最終学位習得後の2000年、残りの人生にかけて≪異種間コミュニケーション interspecies communicationの(こころある・共感的な)学術研究≫を目指し、2003年には(机上の学問だけでなく、その答えを生きるために)≪my bird sanctuary 創立活動≫を開始しました。そうしたことの芽を少しでも伸ばし、葉を少しでも茂らせるには、あまりに遅々としていましたが … 

時代の波の中で、My Home Page やこのブログに在る想いや活動を、職場とは別のプロバイダーに移さなければならなくなったことも、過去の事実です。志した学術研究は、少し姿を変えて職場でも続けましたが(今後も継続します)、その他の大切なテーマの一部はこちらで、一部は水面下で続けることになりました。とは言うものの、ただでさえ時間のかかる効率の悪いわたしには、年を追うごとに、本当に大切なテーマが埃をかぶったままとなり、わたし自身のエネルギーが残り少なくなっていくのが感じられるようになりました。

≪my bird sanctuary 創立活動≫を開始した1~2年後から、再編と統合を繰り返していく職場で、繰り返し繰り返し悩み、考えてきたことです。聞こえない声に耳を澄まし、「空を飛び野に遊ぶ鳥たちと、こころ通わせる瞬間が訪れる」「ほんの小さな鳥たちが安心して人間と交流できるようになることを、まず実現する」(世界各地、古今東西、そうした交流の記録も調査したい)、「それができたなら、世界のほんの小さなスポットでも、そんな空間が実現したら、絶対に世界が変わる」「そんなことが実現するような、ささやかなバードサンクチュアリ(小鳥の聖地)を創る」「鳥たちと人とがそんな関係になれるということこそ、人間にとって、外にある自然も、内にある自然も再生していけるきっかけになれるかもしれない」「自然から与えられ癒されるばかりでなく、自然を再生し、癒していく力をほんの少しでも見出したい」 … そのために力を尽くすのにはどうすればいいのか。本気にならなければ、本業にしなければ、と迷いながら、いつも、どこかで退職するという方向での go sign が出るまでには至りませんでした。

*******

何かを決断する時、どれだけそちらに進みたくともすぐに赤信号となり止められてしまう場合もあれば、あれよあれよという間に、青信号ばかりなので最終目的地までストレートに突っ走ってしまえる場合もあります。

昨年までのわたしは、すぐに赤信号でストップとなっていました。

けれど昨年は -- 

3.11後、いえ、あの大地震の揺れが変革のサインだったのかもしれません。

続く原発事故は、これまでの夢、テーマにとって、あまりにも大きな衝撃でした。

「bird sanctuary 創立活動」--鳥たちを守りたい、森を残し、再生していきたい、自然との調和ある関係を探りたい -- これまで、鳥たちを守るための課題は、密猟者たちからどうやって守るのか、未来を考えない過剰な開発からどうやって森や木を残すのか、ということが中心でした。そのための力を付けつつありました(と、思う)。

しかし、放射能からどうやって自然を、生態系を、鳥たちを守るのか -- 手に負えないです。答えのないわたしは、守れなかったことに、取り返しのつかない生命や生態系への被害が今後も拡大するだろうことに、今はまだ、涙を流して震えています。(でも、何かしなければ--)(茨城中央と南を行き来する自分は、周囲の命を引き連れて少しでも離れるべきなのでしょうか。それとも、もっと危ないところにいる命をここへ少しでも預かる手立てを見出すべきなのでしょうか。危険地域の自然や命、拡散の影響に対して地球全体の生命という点からプラスとなることは、個人として何かないのでしょうか -- どこに行き、何をするかで、気持ちが四方に裂かれたまま、まだ整理ができません)

*******

昨年の夏は、最もしんどい夏でした。

そんな中、まずは立ち止って考えたい、方向性から見直したい、大切なことを見極めたい、そのための時間がほしいと思いました。それでも何ができるのか -- (自分にできることはきっと僅かだから)退職して経済力がゼロになるよりは、職場で働き続けてお給料できるだけためて、何かやって下さりそうな自然保護団体・環境保護団体にとにかく寄付することも考えました(正直言うと、今後、生きていく意味や価値があるんだろうかというネガティブな考えに陥ってしまうことが、一番多くありました)。一方で、来年度は不思議なことに、退職しても極端にご迷惑をおかけする学生さん、院生さんがおらず、何年間もこんな機会はありませんでした。しかも、尊敬する方々に、退職してまずは充電して(3年くらいは細々とした貯金をやりくりして)本来のテーマに力を注ぎたい、と相談すると、「絶対反対される」と思っていた方々がことごとく「OK」と納得して下さって、想いがどんどん進んでしまいました(青信号で、スルーとなってしまいました)。

9月末に(来年度の仕事を引き受ける前に)退職願いをお伝えしてからは、やっぱりいろいろありました。何より自分が明け方4時に目をさまして、眠れなくなりました。生活不安、いえそれよりも長く伸びた19年の根っこを引き抜くことや、新しく飛び込む禊の水の冷たさに直面して、大きな恐れがあることを知りました。「今」で良かったです(あと、2,3年したら、勇気が出なかったかも…)。このことに関し、様々な方々の様々なご対応、ご反応に向き合って、本質的なことが研ぎ澄まされてきた感じです。

*******

昨年末の、最後の修練に、気功の大先生がいらっしゃる平塚に伺いました。昨年10月~12月、お稽古に伺っていなかったこともあって(平塚は、自分が行ける状態にないときはまるでバリアーがあるように本当に行けない、遮られます)、自分は助けられるばかりで散々でしたが、おかげでここで練習を積まれている方々の素晴らしさを再認識できました。長い年月かけて -- 本物の先生のところで修練、修養されている方々は、本当に全く違います。

その日の先生のご講話で、人が何かを決めるときは

「天の時、地の利、人の和」

が必要、ということがありました。

何だかあまりにもピタリとし過ぎていて、怖かったですが、「天の時」--それは、本当に「今だ」と信じられる自分がここにいます。この春から住む場所も決まっていない、今後の生活の糧も決まっていない、グラウンディング・物質面での実力がからきしない … のに、です。ただ、「地の利」「人の和」は、どうなんだろう???と、大先生や大先輩方とお昼を御馳走になりながら、首をかしげると、大先生は「まあ、『人の和』は大丈夫だろうけど」少し心配そうなお顔をなさっていました。

はい。学ばなければならないことが、まだまだありそうですね。


御心配をおかけして申し訳ありません。



… でも、大いなる天の時を信じて、行きます。

********

かと言って、シャカリキになるのではなく、
益々繊細に、小鳥たちの目線に立って、行ければと思います。


ここに書いてきたこと、書き続けることは、多分これからももっともコアな部分だと思います。



肩書きや安定性はなくなってしまうかもしれませんが … 変わらぬご支持を頂けることを、こころよりお願い申し上げます。

どうぞ、今後も何卒よろしくお願い申し上げます。















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A Happy Happy New Year 2012

2011最後の太陽
(2011年最後の日の入り)

2011年が終わりました。

世界にとっても、自然や生命、地球上全ての繋がりにとっても、わたしにとっても、乗り越えるのが苦しい一年でした。


そして、新しい年の始まりです。

……

まだ--


摩擦や相克、紛争や抑圧、情報操作や扇動、そして人がこころをもって耳を傾けないこと(外にも内にも)、観ないこと、赦しや愛や慈しみを忘れてしまうこと、世界や生きることの美しさから遠く離れてしまうこと -- が終わらず、

哀しいことや辛いことがしばらく続くかもしれません。

このまま観ないでいると、自然災害やそれと並行する人災、社会災も増え続けてしまうかもしれません。


でも


勇気と愛をもって、一歩一歩「いま、ここ」を歩いていきましょう。

こころは、

青く澄んだ空高く、虹を渡る輝く鳥のように、羽ばたいていきましょう。


楠の空
   (大好きな楠の枝越しに透ける空)


今年もまた、とても大きな一年。


世界にとっても、わたし personal にとっても!




もっとも弱きもの、消えゆこうとする存在、聴かれないままになっている声、

届く限りの手を伸ばしてゆきます。


山川草木悉有仏性

命の全てに、その繋がりに、繋がりの源に! 

本来の力が呼び戻されますよう--

響き合い、意識に映して、全力で
からだを動かしていきたいです。


遠く伸ばせば、冬の碧い空の向こうに、
澄んだ光があるから。



再び、舵をしっかり握り直して、
大切なことを見極めます。



貴方もまた、是非とも晴れやかな2012年を

香り高い「いま、ここ」を

貴方らしく、お迎えになりますよう、

こころの奥からお祈り申し上げます。


A Happy Happy New Year 2012!
















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