hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

お盆を過ぎて

natsuzora

トンボ、セミ、バッタ、カマキリ、蜘蛛 … 虫たちの活動が一年で一番活発な時のようです。


高気圧、大雨注意 … 吸い込まれそうな蒼のそらも、ラテン系の女性のような気象も続いていますが、朝空と夕空は鴇色のほほ紅を差すようになりました。


ご年配の女性に「お盆を過ぎたら涼しくなる」と教えていただき、“あら、立秋(新暦では8月7日)じゃないのね”と、お盆過ぎが正確にいつなのか調べてみました(--だって、待ち遠しいのですもの)。お盆は旧暦では7月15日(満月)。新暦になってからは、地方では13~15日(場所によっては16日まで)。今年の8月は満月が2日と31日なので … いつを境に涼しくなるのだろう、と自分なりに決めるにしても微妙ですが … はい! わたし的には今日はもう、秋に向かっています!

(市街地を離れての初めてのお盆 -- 代々家では行事をしてこなかったので、何も準備をしていなかったのですが、ここの土地ではまずかったですね。歴史的にいろいろなことがあった土地で過ごさせていただいている以上、心構えをきちんとしなければと学びました。15日の日は -- 土地の歴史の「濃さ」というか、そんなこと予期さえしなかったのに、「濃い」エネルギーが動いて大変でした。‘お盆’ってやっぱりお盆なんだ~! 鳥たちと対話し自然と調和するためにここに居させていただいていることを天に祈って過ごしました。今朝ようやくさっぱりしました)



少し早いかなと感じますが、今日、近隣の方に頂いた菊の花が咲きました。


夕方には、つがいとなって東へと飛んでいくカモを二組も目撃しました。
(水鳥たちは、高い空を飛翔するときでも、翼が空気を切るハタハタハタハタという飛翔音が地上から聴こえます。)



幼いとき、夏の真っ盛りのころは、「もう、何か淋しいものがいるな~」と感じていました。
その気持ちは今も変わりません。
その淋しさは嫌な寂しさではなく、どちらかというと切なさ … 胸がきゅんとなる感じ。


夏の頂点、太陽の位置が最高点に達したときって、生命のベクトル、自然のベクトルはもう次に向かっています。植物たちは実を結んだり、枯れていく準備へと。虫たちは子孫を残し、越冬したり死んでいく準備へと。鳥たちは沢山食べて、遠くの地へ渡っていったり深山からおりる準備へと … 風の匂いがふと変わり、違うものを届けてくれる。太陽が、‘少しの隙もなく容赦なくギラギラ’という感じだったのに、何かお別れを言う感じみたいになり、ほんの僅かにへばりついて生き延びてきた影の方が長く大きくなってくるような気がする。

そして空は … 今日のように朝夕にだけ、ほんのちょっと色のグラデーションを描いてくれる。


fuyou
 (芯まで清潔な白の日本芙蓉 -- 暑い盛りにこの花にいてほしいと
  一目惚れしてお迎えしました。朝開いて、すぐに落ちるのですが、
  この花の蕾も、あとひとつ。)





少しでも暑さを凌ぎたくて、ずっと白・オフホワイト・青・紺・アクアカラーの服しか着ていなかったのだけれど、明日からはわたしもベクトル換えて、うす紫やベージュや蜂蜜色の服を選んでみよう! 

皆さまも、残暑を気持ちよくお過ごしくださいね!!












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太陽と生命の結ぶもの

毎日、暑くて -- という声を手紙や電話で連絡してくださった方々から聴きます。夏は暑いものだけれど、この暑さと突然の気象の変化は … 自然なことなの? という声も。

毎日という訳ではないものの、この夏、土地を照らしてくれる太陽の光で育った、夏の贈り物を頂きます。

nasu


残念ながら、この土地での地植えでは野菜はまだ育てられないけれど、大きめの鉢に良い土を一杯入れて太陽に一杯あたって野菜たちが育ちます。

ゴーヤ、ナス、万願トウガラシ、ハバネロ(辛い辛いトウガラシ)、ツルムラサキ、レタス、オクラ、トマト、キュウリ、ピーマン、モロヘイヤ、沢山のハーブたち … スギナやチカラシバなどの雑草と一緒に、太陽を思いっきり浴びて、すくすく育っています。

このナスは、ちょっと硬くなってしまったけれど、身が良く引き締まって味が良いです。何より、毎日野菜に挨拶して、必要な日当たりやお水、風の具合に気を配り、彼らが恵みを与えてくれる日を相談して、身に込められた太陽を頂けてとても幸せです。

・・・・・

大震災の後、ここに移り住むまでは、こうした恵みや喜びをあまり考えていませんでした。原発事故地から100~110キロ圏内のここの近くでは、キノコやタケノコが出荷停止となったり、近くの市では知り合いの方も含め別地へと避難されたりしていたからです。この地でふんだんに採れるタケノコや梅、山菜なども、今はまだこちらからどなたへもお分けしていません。(近隣の方で、念を押しても先方から強く希望される場合は別ですが。)

地産地消、身土不二を目指していたわたしにとって、どこの産地の何をいただいていいのか、全く分からずに混乱したまま、この地に移り住みましたが、移ってすぐに急に食べたくなったものがあります。菌類です。納豆、ヨーグルト、麹類、お味噌、酵母発酵したもの、お漬物 … 前もごくごく普通の量は食べていたと想いますが、とにかく毎日無性に食べたくなりました。たまにしか食べなかった納豆も、納豆の名産地の水戸が近くで豊富にあるのをいいことに、毎日のようにいただくようになりました(納豆嫌いの方 … すみません)。ベジタリアンとなって以来、少し遠ざかりかけていたヨーグルトも毎日いただくようになりました。食の安全性や情報の混乱を通り超えて、自分のからだが欲している声でした。

そんなとき、不思議なことに、気功でお世話になっている方で、震災後とても細やかにご心配くださったN様が、発酵食品(酒粕など)やそのレシピ、環境や土を改良する有用生物群の発酵材を教えて下さり、送ってくださいました。キーワードは、ぴったり! 菌類でした。からだで納得していたわたしは、大喜びで、からだも、土地も、微生物の声を聴きながら再び調和していきたいと感じました。植物も、動物も、鳥たちも、人間も命なら、昆虫も微生物も命であり、自然でした。そして、多くの面で、微生物は土や、他の生物たちを支えてくれてもいました。

bird sanctuary の小鳥と人とが対話するコーナーでは、ナナカマドやガマズミ、ハンノキ、ツノハシバミ、ムラサキシキブなどの苗木だけでなく、今、鉢植えのトマトやキュウリなどが育ち、黒ヒマワリの花が咲き、ハーブの花が風に揺れています。かつては、日本に古来から生育していた、減少傾向にある草木、そのうちでも野鳥たちの好む草木を育て、古来あったような姿の雑木の森に戻したいと強く願っていました(それは今も変わりません。)が、それが目標であるにせよ、今この土地で育まれる生命、生きようとする生命、導かれる生命の調和を探っていくことが、今できることです(土も、土地の姿も、年月をかけて織りなされていきます。樹や動物たちが健康に育つためには、少しずつの土や地形の変化が必要ですし、その間、土や生態系を豊かにするための植物たち、昆虫たち、微生物たちが必要です。日本古来の在来種以外は要らないとするのでなく、土や水を浄化してくれる微生物や植物、雑草と調和し人に恵みを与えてくれる野菜、減少傾向にあるミツバチや蝶などの蜜源・食草となる草花を呼び、育ってくれる生命に感謝し手を添えていくことが今できることです。そうして … 季節ごとに訪れていてくれたはずの野鳥たち、減少傾向にある野鳥たちも、ここに居場所があると気づいて少しずつ訪れてくれるのを待ちたいです) 

N様に送っていただいた有用微生物も、ここに加わり、素晴らしい土の助け手となってくれています。それを邪魔しないためには、もっともっと、土の声、微生物の声、虫の声が聴けるようになりたいです。土がどう変化していくかを知るために、芽吹いてくる雑草の名や性質も、もっと知りたいです。お花が大好きでたくさん育てていらっしゃり、活動を支援してくださるH様が送って下さる沢山の苗木や草花、球根についても、生態系とどう調和していくのかも感じ取りたいです。(土地在来でないものも受け入れるということは、蝶の蜜源が乏しい時期に蜜源となってくれるなどのプラスの面がありますが、競争相手となる在来の植物にどのような影響を与えるかなどのリスクも考えなければと思います)。 勉強するだけでなく、生命と対話するすべを身に着け、それだけの感覚や身体性をもって。

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調和していくのは、そして調和を探っていくのも、自然です。人間ができることは、どんな深い愛をもってしても、失敗もあり、偏りもあり、人間の思考の範囲を超えたものとはなりません。しかしまた、人間も一生命であり、自然です。失敗から学び、視野を広げ、身体感覚を研ぎ澄ますことによって自然の声を聴き、自然の働き手となることも … できると想います。そうしてできることがあったなら、それが真実の愛の行いとなると想います。


*****


オクラの花はとても可愛いです(実りはとても美味しいです)。

土地の奥で乱雑に倒れている、枯れた竹 -- 遥かに背が高く、直径20センチ以上もあり、硬くてのこぎりで切るのは半端じゃなく大変な竹 -- が折り重なって倒れたり崩れ落ちたり、、、の整理を急がなくてはならなくなり、30度を超える日中ではなく、夕暮れ時を狙って作業しています。竹やぶは蚊がぶんぶんうなるほど多く、汗をかいたり枯れた竹にたまっている水がこぼれたりすると、すぐに蚊柱ができるほどです。でも、一日閉じこもってばかりよりも、全身を使って動くと … からだは気持ちいいですよ。皆様も、おいしいものを召し上がり、適度に運動されて、健康にお過ごしくださいね! 

(N様には、他に、健康に良い梅干しやラッキョウ、自然農の畑仕事のノウハウ、人にもペットにも害のない昔ながらの蚊取り線香など、最高に良いことを沢山教えていただきました。近々、エコロジーのトピックで紹介させていただきますね! また、H様にいただいた苗木や草花を含め、サンクチュアリの花々や今後の土地のプランなども、随時紹介させていただきますね。 ありがとうございます!!)








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蓮の精

(パソコン不調・写真編集の不具合のため、再び長らくご無沙汰してしまいました。申し訳ありません)

七月末 … 数週間前のこととなってしまいましたが、念願の観蓮会(笠間)に連れて行って頂きました。「この美しい蓮をどなたでもご覧になれるように」 -- 育てていらっしゃる方のご厚意で、地元の方が一鉢一鉢丹精込めて育てられた蓮の鉢がお庭に集められ、誰でもがその美しさ、艶やかさを眺められるよう公開されています。大きな池で自由に花開く蓮とは異なりますが、すぐ間近で花々にご挨拶することができます。

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何とこの日は、連れて行って下さった先輩のご友人、じっと本質と向き合う修行をされてこられたプロの朗読家の方に『蜘蛛の糸』(芥川龍之介)を朗読していただく幸運に恵まれました。すっと静まりかえり、かすかな風の音さえ耳に響くようになった沈黙の中、朗読が始まると、声を発せられるその前の間(沈黙)から、辺りの‘気’が別物となり、例え様もない白い光のスペースが生まれました。

-- 蓮の花が風になびき、『蜘蛛の糸』を垂らす、お釈迦様のいらっしゃる白い天界でした。

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訪れる人の波が静まるのを待って、目線のあったお花と向き合って、長いこと佇みます。お花の精と語り合い、そのエネルギーに溶け込んで、こうべを垂れて祈ります。(気高い蓮の花と同調 … なんて、おこがましいようですが、蓮の花々は予想以上に寛大で、慈悲に溢れていて、包み込んでくれます。でも、穢れのない花弁、ピュアな花芯のエネルギーがハートにスッと入ってくるので、泣きそうになります)

蓮の花にはもともと、強い想い入れがありますが、「蓮の花のyoga」で今年初めにこのお花のこころにほんの少しだけ触れられたような気がして以来、暗い水底に根を張りながら、光に向かって水を潜り抜け、天界に向けて開く花に、この世に居ながらこの世でない … いえ、きっとこれからわたしたちがこの世にいながら感じとり、ともに生み出していきたい、聖なる何か … を感じます。いつまでも、いつまでも、祈っていたいです。

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