hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

オランダからの風 -2-

やはりご無沙汰してしまい、申し訳ありません。

bird sanctuary、東京、そしてオランダの友人とお子様は京都・奈良へ出発(わたしは sanctuary に戻って片付け・掃除・ヨガレッスンの準備)、と慌ただしく過ごしてしまいました。遠くからの(もう一度あるかは知れない)来日に、あれも、これも、そして集まって下さった方々との一期一会の凝縮された出逢い … 行き着く間もなく体育会系でしたが、無事に通過点を超えました。

お子様と一緒なので、じっくり深い話しをしたり、共通に関心を持つワークをしたり(彼女は本業の大学での英語教師の他にオリジナルなセラピーをするセラピストとして独立してもいます)、はあまりできませんでしたが、遠いところにいたこの何十年の間にも共振していたことはあり、魂のレベルで(?)共有し続けていることを感じ取ることはできました。

懐かしいオランダ!!

-- でも、オランダもまたこの数十年で大きく変化を遂げたようです。社会情勢も社会制度も変わり、人々の意識も物質面の豊かさに向かい、人間性の深みが薄れどこか表面的な人々、そして社会基準に照らし合わせて自分を評価し、不安や問題を抱える人々が大半になってしまった、と彼女は言います。わたしがオランダに居た頃は、雨の日も風の日も、どんなに遠距離でも誰しもが自転車通学・通勤をし、誰もがスレンダーで強靭な脚(脚力)を維持していた‘自転車好き’の国民、オランダ人は、今はもういない -- 車通勤、子供たちの車の送り迎えが当たり前となり、質素で良質だった食べ物も変わりそのホルモンバランスの影響から、40~50代となると多くの人がボールのように膨らんだ体型となってしまい、子供たちも過半数が肥満児 -- と彼女の語ることに、ええ~ッとショックを隠せませんでした。


そんな中、彼女は孤立を感じると言います -- spiritualに。bird sanctuary に彼女に会いに(お世話役のわたしを心配して助けに?)来てくれた先輩や友人たちに、そしてまた東京で下町散策の中、お寺や谷中墓地を歩きながら彼女が尋ねたのは、「あなた方は『reincarnation (魂の再生)』を信ずるか」「こころが背負い込んでしたものをどうやって手放すか」、ヨガのクラスにいらして下さったこともある都会で暮らす有望なお嬢さんには「あなたがとても純粋なものを持っているのがわかる。東京の忙しない空間で、あなたの精神性をどうやって保っているか」、等々、わたしたちの日々の意識の在り方、向かうところでした。

皆さんいろいろに答を下さり、一方わたしは当座の答えしかできなかったけれど … 貴方だったら、どうお答えになりますか?

… 少し時間を取って、腑に落ちる答を探そうと想います。





ellen
 (彼女がオランダからのプレゼントとしてもって
 きてくれた飾り。首飾りのようになっていますが、
 鳥の羽と動物の遺したもの、そして天然石で手作り
 されています。
  白鳥の羽やターコイズなど、北米先住民の方々の
 飾りを想わせますが、オランダで拾ったグースの羽
 も加えて、繋ぎ止めるところにとてもパワフルな力を
 もつアクアオーラという石がくくられています。
  「鳥や動物たちとコミュニケーションするために」と
 創ってくれました。ちょっとシャーマニックな感じで、
 その力がわたしにあるかどうか … と迷いますが、
 「瞑想するときに、首にかけて」とのこと。)


日本にいらして一週間少し、「オランダで抱えていた不要なものを手放しつつある」という彼女は、電車の中で「これからは、≪お子様≫が騒いでいても、ほんの少しの時間でも瞑想を再開しようと想う」と言いながら、古都に旅に出ました。戻っていらしたとき、わたしたちは単なる観光ではなく、もっと別の時間を日本で過ごすような気がしています。言葉はもう、あまり要らないかもしれません(というか、わたしの言語力が …)。


イエ、ホントニ、日本滞在の最後の時間は(またまた台風が来ますが 汗)、井の頭でのヨガ・レッスンにお子様と(?)出てくれる予定です。いつもの大切な仲間たちと、どのような space ができるでしょうか。

お子様も飽きさせず、yoga のリードを英語でも滑らかに … しかもそれを超え、energy、pranaのレベルで流れてゆくもの、共有されるもの、生み出されてゆくものがありますように …!! 生命のおおもとの言語、自然の言語で、深く理解し合い、繊細な分かち合いが生まれますように … !! 祈りつつ、準備に気合を入れています。



ここまでで彼らの来日にあたり、手を差し伸べてくれたり暖かく支えてくださった皆様、誠にありがとうございました!




いつの間にか、bird sanctuary は深い秋です。

kaki2013」
 (今年はたわわに実った柿の実。 
 多くは渋柿なのですが、お世話になっている方に
 少しとっていただいて、残りは鳥たち用です。)

pepper2013
 (鉢植えで育てた唐辛子の色も赤く
 映え始めました。)

mayumi2013
 (冬の小鳥たちが大好きなマユミの実。
 無事に渡っておいで~! この冬は実が
 たんとあるから。)





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オランダからの風

十月はこれから、オランダからの旧友が訪れてくれるため、案内・付き添いが入ります。

彼女にとっては初めての来日、9歳となるお子さん連れです。

bird sanctuary, 東京、京都と、予定を組みましたが、2週間以上の長期滞在 … 頼もしい方々のバックアップ付きですが、オランダ語・英語・日本語の入り混じる、普段絶対自分では出向かない場所の日本見学は、どうなることやら … !! 

彼女とは、20年近い昔に、アムステルダム大学文学部に在籍した折に知り合いました。大学の図書館の、窓から運河の見える席に座って勉強していたとき、ニコッとえくぼ付きで微笑んでくれ、何度か微笑んでくれた後、声をかけてくれたのでした。学生らしくとても質素だけれど美しい空間に、同じく質素だけれど美しいディナーに呼んでくれたり、公園へのピクニックに幾度も誘ってくれたり、運河沿いに腰を掛けて未来のことや、世界について、忘れられない深い話もしました。市民がそれぞれ何かを売る運河沿いのマーケットで、日本の切手を並べて売るのを手伝って(というか、実質やって)くれたり … 


ヨーロッパならではの様々なニュースや世論を耳にするなか、未来のことを語り合い、世界で起こる‘醜いこと’に深いところで絶望しているんだ、と嘆息するわたしに、こういってくれたのも(3年就職してから大学院に戻り留学したわたしに比べ、学部生だったのでずっと若いのですが)彼女です。「わたしたちには、‘醜い世界’と‘美しい世界’がある。sumikoの言う、‘醜い世界’も人間が作り出したものだが、同時に人間は、人を助けたり何かを創造したり感受性豊かに愛したりという‘美しい世界’ももっている。こう考えたらどうかな? ‘醜い世界’に足を引っ張られるより、‘美しい世界’をもっと美しくするために生きていこう、と。」


-- 彼女は覚えているでしょうか?

(わたしたちはその後、本当にいろいろあって、そして久しぶりに会うのですが、こんな風に言っていた彼女は、内側では多分、ちっとも変っていないでしょう。)



今の bird sanctuary, そしてわたし、そして日本は、彼女にどう映るでしょうか。




いろいろあって、二度も音信が途絶え、そこからまた縁が結ばれて、ようやく来日がかないました。仕事してお金をためてようやく行けるからと来日が決まった一年前、いま来てもらうのがいいのかについて、悩むこともありました。今の日本のこと、原発事故以降のことが頭にありました。何度も話し合い、わたしの方は、どちらが後悔するかを考えました。海外のとらえ方を鑑みて、今来ていただくということは被爆のことについて非難されることもある、と考えたからです。(結局、これから訪れてくださる皆様のためにも、計測器を購入して、きちんと計って安全確認・対策・納得することにしました。)
 一方、「せっかく来てくださるのだもの。日本のよいところ、よいものをいっぱい味わっていただきたいわね!」と力を借りる方々が、こころを込めてくださり、よいところ・よいものがまだまだ一杯ある、それを大切にされている方々が居る!と改めて嬉しくなりました。(目には見えない、よいもの、よいところがまだまだ一杯ありますね。)



今日は大事な仲間たちとのヨガ練習を終え、二人分のお客布団の準備をして、明日朝早く成田行きです。

ブログ更新は、なかなかできないか、大急ぎのものとなってしまいそうですが … 皆様も秋の一番良い時期をこころ豊かにお過ごしくださいね!










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黄金のとき

金木犀1

この日曜(10月6日)、月曜(7日)あたりが、最高の花盛りでした。


秋の空、黄金色に輝く金木犀 …

胸いっぱいに、香りを吸い込みます!


この土地に初めて案内されたとき、家族が大好きな金木犀の大木が門のところで迎えてくれたことが、ご縁を結びたいと望んだ最初の大きなきっかけでした。

その後、つくばから土地へと通っていた間は、花が開いて輝きだす、最高の一日にここに立つことができず -- 香りがたち始める蕾のころや、散りかけの、地面にオレンジ色のカーペットができているころ、と少しずれた時期にしか訪れることができませんでした。また、ここに移り住んできた昨年は、これほど見事に花満開とはなりませんでした。今年、この樹は、世界に、わたしに、黄金の夢をうっとりと見せてくれています。

開き始めから、新鮮な香りを届け、そして今、黄金色に燃え立つちょうどこのとき、この樹の輝きに世界は圧倒されています。

金木犀特有のあの香りも、風の吹く具合で、家の中に居てもふと、漂っています。香りがすると気持ちが明るくなりますが、強すぎるというほどではなく、ここ数日だけは瞑想やヨガの折に炊く御香を控えて、この金木犀の香と光を歓迎しています。


金木犀2


世界中の宝が集まったような、明るい輝き -- いえ、秋映えの中のこの黄金色こそが何物にも代えがたい、豊かさなのでしょう。


この光とともに深呼吸 -- 世界も、わたしも、黄金色です。









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笛の音

さあ、もう10月、神無月です!

昨晩は、寝入りばなに大きな地震がありました。日立市で震度四、bird sanctuary のある市は震度二と表示されていましたが絶対嘘だ! -- 日立とは県内でもそう遠くはなく、台所や洗面所の棚から物が落ちるくらいでしたから -- ただ、普通の地震の揺れ方ではなく、ドン!と揺れて、ほぼ余震のない状態でしたから、震度計でもその大きさが出なかったのかもしれません? とにかく、地の神様が一度きり足を踏み鳴らしたみたいでした。

そして、明け方、ちょうど起きるころに今度はガラガラドーンと近くで雷が落ちました。その前からうっすらと目覚めかけの意識にしめやかな雨音が届いていましたから、夢ではありません。この雷(いかづち)も不思議で、雷雨のような雨ではなかったのに、急に激怒するように落雷して、一度きり -- 二度三度は有りませんでした。

その後の静かな雨音を耳にしながら、あまりの不思議さに起き上がらず、五感を開いていました。


地震も雷も、天災としては今、とても恐ろしく、しかもこのように日常に不定期に予測のできない巡り合い方をするようになると本当に恐ろしいのですが、何かそれ以上のことがあります。


地からの地団太、天からの怒号 -- しかも非常に強く、一度きりです。

-- 寝入りばなと、起き抜けに。


何か、ひどく叱られ始めているのでしょうか。それともこれは、天地の神様によって告げられている新しい始まりの、太鼓の音、笛の音なのでしょうか。


大洗磯前神社夜明け前
 (夜明け前 大洗磯前神社参道から)

9月に、大きな合宿で尊敬する先生方や大切な仲間たちと時を過ごしてから、天地のエネルギーが大きく転換したように感じています。台風直下を奇跡的に通り抜けて bird sanctuary に集まってくださった方々との時間、そこから移動し大洗磯前神社付近で目にした空の色、雲の姿、広大な夕陽の光景 …。 そして、翌朝の、(一生に一度でしょうと感じられる)雲一つなく無限に広がる空と、広大な海原の間から、ゆっくりと力強く上ってくる朝陽 … 自然の無限の力がこの世界を貫いてゆき、わたしは魂まで染められました。

海岸練習



自然の大いなる力に、命もこころも預けることなしに、真の意味での再生をしていくことは、わたしには難しいと悟りました。


先輩方や仲間たちの感動や熱い気持ち、先生からは今後の bird sanctuary 創立や修練に向けての気づきやヒントを頂いて、長く苦しかった灼熱のこの夏も、311から滞っていたあれやこれやも、手放しました。ようやく、≪いま、ここ≫にもっと焦点が当てられるようになっています。


・・・・・・

その後、月一度の東京行きから戻り、もう一度向き合ったからでしょうか? また、日常でぐずぐずしかけそうになっているからでしょうか? 

留まっていてはいけない -- 地が足を踏み鳴らし、天が雷を落とし -- 始まりの笛の音に、ちゃんとついてゆくよう、厳しく促されています。



花園神社

釣舟草

(合宿の後、北茨城の花園神社にお参りしました。
 福島県域に近い、ご神域です。
 途中の渓流沿いには、昔ちょっとした高原なら
 どこにでもあったけれど、今は見かけない釣舟草を
 見つけました。黄釣舟もありました。存続・繁茂して
 いけそうな場所ではなかったので、種が取れるころ、
 bird sanctuary で育てるために、二つ三つの
 こぼれ種をいただきに再訪したいと思います。)













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