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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

クロニちゃんの存在

皆様に、重大なご報告および訂正をさせて頂かなければならないかもしれません。
(← って、オーバーかもしれません、済みません 笑)

この春から登場しているタヌキの白ちゃんと黒ちゃん -- 関心を持っていただいたり、気にしていただいたり、共感していただいたりと、ありがとうございます!

これまで、bird sanctuary に登場するタヌキさんたちのことを、たびたび綴らさせていただいていましたが、そこでの事実をかいつまむと、

 ・タヌキ一家がここで冬越しをしていた。
 春となってお母さんと子どもたちとなり、
 わたしが出ていくとお母さんが子どもたちを
 裏山に逃がしていた。

 今は子供たち二匹を見かける。
 
    -- 『生きものたちよ ・・・ 命たちよ ・・・
        (5月20日ブログ)

 ・今やってくるのは、二匹のタヌキの子ども。
 お母さんも、見かけなくなった。

    -- 『白ちゃんと黒ちゃん
       (6月22日ブログ)

 ・二匹のタヌキ、白ちゃんと黒ちゃんは
 それぞれ個性があり、それが益々はっきりしてきた。

   -- 『白ちゃんと黒ちゃん -2-
      (7月12日ブログ)


そして、最近の『夏、突き抜けて』(8月11日)で、あまり現れなくなった黒ちゃんが現れ、少し風貌が変わったものの、相変わらず目ヂカラが強いことを報告させていただきました。

ですが、ここでご報告させていただいた黒ちゃんは ・・・・・ 実は、黒ちゃんではなかったかもしれないと今は感じています。

このブログ(8月11日)を綴ってから、黒ちゃんとはほぼ毎日、遭遇しています。

そして、タヌキさんたちを観察することから、新たなことが分かってきました。

・・・・・ この春、子どもたち二匹を観察していました。そして、白ちゃんと黒ちゃんが、時々、交互に現れていたので、彼らがその二匹だと考えていたのですが ・・・・・ もしかすると(かなりの確率で)、間違いだったかもしれません。黒ちゃんは、顔つきも所作も本当に子どもっぽく、それに比べて白ちゃんは、随分とお姉さんの感じで、黒ちゃんの面倒を見たり食べ物を譲ったりしていました。それでも、大人のタヌキと言うには幼い感じがするのですが ・・・・・ もしかすると、春先に見たお母さんと二匹の子どものタヌキ、ということからして、白ちゃんは黒ちゃんのお母さんなのではないかと想い始めました。

そう思い始めたのは、クロニちゃんの存在です。

ここ二日ほど、北側の庭の奥の茂みの方に歩いていくとき、黒ちゃんを見かけるのですが、一瞬、‘あれ、黒ちゃんが二匹?!’と感じることがあったのです。そのとき白ちゃんは、わたしの後からついてきました(笑)から、その二匹は黒ちゃん・白ちゃんではありませんでした。

・・・・・ ほんの一瞬で、瞬きをすると、黒ちゃんはやっぱり一匹ぽつりといます。

目をごしごしこすって、錯覚だったのかな、というほどの瞬間のことでした。


ですがここで、わたしは疑い始めました。

春先に見かけたのは子タヌキ二匹。それが、白ちゃんと黒ちゃんではどう見ても黒ちゃんの方が子ども。大きさも、表情や姿も、観察できる互いの関わり方からしても、子どもです -- それでは、白ちゃんは子どもではないのだろうか。確かに、黒ちゃんよりはずっと成長しているし、動作もゆったりのんびりで、度胸もいいし、人間の動きを判断して危険がなければ逃げ出さないあたり大変な落ち着きと判断力がある。ですが、白ちゃんが春先に見かけた子どもではなくお母さんだとすると -- それほどの大きさはないように思えるし、表情もあどけないように感じられるし、何よりも、春先にお母さんと認定したタヌキのあの、真っ白ふさふさの体毛も、白く面長な顔つきも、やっぱり違うと想えるのだけれど -- タヌキの毛は今は夏仕様でとても薄く、それが冬にはもこもこになることが分かっていても、やっぱり全く違って見える。お母さんとも捉えにくいし、二匹の子どもの一匹とすると、黒ちゃんとは違いがあるし ・・・・・ でもあの一瞬観えた‘二匹の黒ちゃん’は、幻覚だったのかな?

-- で、どっちなんだろう???


そして今日、夕方作業する中で、まず黒ちゃんが現れ、次に白ちゃんが現れ、そのまま作業を続けていると、薄暗がりの中にやっぱり、‘二匹の黒ちゃん’が一瞬だけ現れた気がしました。

「あれれ」 ・・・・・ 驚かさないように、よくよく観察します。‘おやつ’にあげたビスケットを白ちゃんがくわえて、歩いて行った茂みの先で ・・・・・ 「キュ~ン キュ~ン」と時折耳にする微かな甘え声がして -- あ!!! -- 二匹のタヌキがいます。が、黒ちゃんは別の回り道から自分の分の‘おやつ’を狙っています。

そして、ほんの一瞬、8月11日のブログで「少し風貌が変わった」と綴ったクロニちゃんの顔がのぞきました(すぐに隠れました)。

やっぱりやっぱり、黒ちゃん、黒2(クロニ)ちゃん、二匹の子タヌキがいます。

二匹とも顔が黒いですが、黒ちゃん(目ヂカラが強く、おやつが食べたいと前へ前へと出てきてしまう子)は細面で、困ったような泣きそうな細い顔をしています。

他方、何度か瞬間的に目にしたクロニちゃんは、それより少し丸顔で顔の黒味も薄く、多分8月11日のブログで報告させていただいたのはこの子の方です。「多分」です -- というのは、この子の方は恐ろしく警戒心が強く、わたしが出てゆくと、白ちゃんと黒ちゃんが外に出ていても素早く隠れてしまっていると推測されるから。8月11日に見かけたときは、夜闇が濃かったから出てきたのかもしれませんが(黒ちゃんと顔つきが違っていたから)、それでもこの警戒心の強さから言って、これも黒ちゃんだったのかもしれません。

クロニちゃんの存在を認めるなら、これまで白ちゃんが何度もおやつをくわえて草の茂みの奥まで入っていったこと、そしてそこであの「キュ~ン キュ~ン」という甘え声が聴こえていたことも、得心が行きます。白ちゃんは、草の茂み深くに隠れているクロニ(黒2)ちゃんにおやつを持っていってあげていたのではないでしょうか。

それでは、白ちゃんが、春に見かけたお母さんタヌキなのかどうか、どのくらいの確率で仮定できるのでしょうか。

黒ちゃん、白ちゃんの顔も姿も、もっと、もっとよく観察しておくべきでした。



黒1ちゃん1

黒1ちゃん2


こちらは、目ヂカラのクロ(黒1)ちゃん!

一枚目の写真では、鼻の横に草の葉をつけたまま訴えています。




ここまでの推測の筋が通っていたとして --

クロ(黒1)ちゃんとクロニ(黒2)ちゃんの警戒心の強さは、全く異なります。

この違いは、どこから生まれたものなのでしょうか。


これまで、鳥と親しくしていて --
感じることがあります。

生まれつき、警戒心の少ない子と強い子、好奇心が強くすぐに寄ってくる子とそうでない子、親しく懐いてくれる子と距離感を保つ子、ひょうきんでふざけ屋さん、あるいはからかう/からかわれるのが好きな子と真面目で堅物な子、と様々な鳥がいます。これは野鳥でも同じです。ただ、とても悲しいことに、これまでを振り返るなら、前者の子の信頼を、わたしたち人間の方が裏切ってきたのだと想います。そして恐らく、今いる鳥たちの多くは、後者の子たちの遺伝子を受けついているのではないでしょうか(それに、生まれるとすぐ、親やら仲間やらが命がけで警戒するように促します -- そうしていてすら、生きてゆくのは厳しいです。)

(違う時代のことを調べると、あるいは異なる文化圏に行くと、鳥との距離もまた異なることから、このことはかなり確信できます。)


・・・・・ それでも、ほんのごくたまに、野鳥であっても、好奇心が強く、何故かひょいと種の垣根を飛び越えてわたしたちのところにやってくる子がいます。

おバカだから、なのではなく、好奇心が強く自分の生活圏外にも目を向けられる(おそらく知能が高い)力を持っているからなのではないかと想えます。

きっと、野鳥だけでなく野生動物でも似たようなことが起こっているのではないでしょうか。



わたし個人は、そういう子を目撃すると、わたしたちに向かって、何か大きな意味を持つ友好の手が差し伸べられているような感覚に囚われます。

・・・・・・・

その手に対して、信頼に足るわたしでありますように!

その手が、人間への信頼を失うことが未来永劫ありませんように!!


それが、わたしの夢見る明日です。


さらに、警戒心の強い子たちにも、無理強いすることなく、適度な距離を保ちつつ、人間たちが信頼に足る存在であり続けられますように!!












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