hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

春分を過ぎて

オウレン

 (オウレン spring ephemeral
 K氏撮影)


今日は3月31日 -- いよいよ明日から年度替わり、卯月です。



・・・・・ 少し時間がたってしまいましたが、今年の春分の日、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

今年は、前日が朔だったことや、天体の運行の関係から、春分の日はきっと太陽が降り注ぎ、すごいことになるな~!と期待していたのですが、予想以上でした。

その数日前から、何だか陽光が強くなり、もの皆アクセルがかかったようにパワフルで、ちょっと怖いくらい! ・・・ 何が起こっても不思議ではない!! ・・・ ような気がしていました。ある意味、不安定でハイテンションになりそうでした。

この年末年始が、静かに静かに透明感を増していって、ここからいかようにも変容しうる0(ゼロ・無限大)みたいな起点で、どのようなベクトルを採択するかに繊細に細心になったのと比べ ・・・・・

春分前後は、選択したベクトルの、その方向性が強烈に強化されてスピードアップしてしまいそうな怖さがありました。


実際には、その日前後は、長年の仲間たちと揺るぎない yoga のお稽古があったり、素敵な魅力的なお客様がいらしてくださり、これから一年かけて結実させたい夢の種蒔きをする、魔法のような時間を過ごすことができました。(そのお話は、機会があったら、またご報告させてくださいね!)


ここ数日間、再び東京に滞在し、沢山の大切な先生方・先輩方・仲間の方々とお稽古して益々そう感じられたのですが -- 春分からやはり、確実に状況が急展開していきそうな気がします。良くも、悪くも、です。あまり明るいニュースではありませんが、大勢として、求心力や閉鎖性も強くなって、わたしたちは色んなことをさらに選択せざるを得なくなっていきそうです。沢山の分化が生じ、今まで同じような場所にいたと感じていたのに、他とは決裂する方向を選択せざるを得ないかもしれません。各々の方向の、色が、決定的に分かれてゆくのです -- ほんのちょっとの、違いだったはずなのに。考え方や価値観が違っているのではない場合でさえも、どのような現実に根ざしているか、どのような方向性をどのくらいはっきり自覚するかがほんのちょっと違っているだけで、歩む方向も色も違うかもしれません。

そうなってくると、わたしたち一人一人の奥底での資質やあり方が、問われるかもしれません。

志や、どれだけそれを諦めない強い誠を持っているかも。



-- すみません! うまく言葉にできていませんね((>_<))。



今日で、わたし個人は、退職後3年目の区切りとなります。

退職したとき、「一年間は無我夢中、そして最長でも三年間は、きちんとした形で次の未来をつかんでいなくても、自分を許そう」と決めていました。振り返ると、2003年から始めた異種間コミュニケーション研究、 bird sanctuary 創立の希求を、あの大震災、原発事故、社会の変動のショックからどう立ち直り再生するかに二年、今この時代にここで必要なことは何かを見極めるのに一年は、時間をかけてしまいました。この間、かなり思い切った覚悟はできましたが、想うほどの結果は出せていません(特に、本当に大切なことをはっきりと見極める学術研究の成果 《汗》)。


まだ、きちんとけじめをつけられる見通しをたてられていません。

(正直言うと、結構自分を責めたりもしていました。沢山の方にご理解いただき、支えていただいたのに、何もお返しできても居ません。)


春分以降、それもあって、大いに反省し、現状確認し、軌道再修正に当てました。


気功の大先輩に昨日東京渋谷で教えていただいたこと -- ‘思い描く未来の地点から「今ここ」を創る’ -- その「今、ここ」で生きていこうと想います! 春分の日以降、感じているように、過去からの蓄積で言えば、未来には絶望の方向性も希望の方向性もあり、今はどちらの色合いも、色濃く出ているのです。


ここから、今年は、成果を暫定的にでももっと形にすると同時に(形にする条件とか、さらにその先とか、いっぱい言い訳して逃げていました)、海外にも発信し交流できる形にしたいと思います(とても幸運なことに、かけがえのないお友達が、形にする素地のHPの鋳型をすでに年末に提案してくださっています! ・・・ 自分の一歩一歩が足りないだけでした)。

また、この時代、正直言うと小さな自分(わたし)の器のレベルでは、「個」に留まって閉塞して自らの秩序だけを整えたくなりますが、(混乱を鎮めるために一時的にそうするにせよ)多分それだけでは済まされない(野鳥たちと対話したり共生したり、命や自然を大切にしてゆくことはできない)と分かっています。できれば志をともにしてくださる方々と色んなことを分かち合い行動してゆけたらと想いです! しかも ・・・ 何だろう、本当の基礎の基礎、「感性」や「知性」のところで!! (何を「選択」するか、ということは自由として、「選択する」上での「感性」や「知性」を深めてゆくところで)。具体的には、yogaや瞑想といった修練、また、自然との交流の中で -- からだや命の根源のところで。

yoga の語源の一説の中には、「結び合わせる」「調和」があります。

結び合うものとしての、こころとからだ。命。生と死。自然と人。人においての‘内なる自然’と‘外にある自然’。人と人。人と人以外の生きものたち。人と宇宙エネルギー。大いなる自己。etc.etc. 

本音を言うと、わたし個人は、「個」が好きです。が、これからは、yogaにおいては、「サンガ(瞑想を実践する集まり)」的なものやそのエネルギーを意識して自分を整える段階まで進めるよう努力したいと想います。人一人ではどうにもならないことも、集合したエネルギーの力があれば、成し遂げることができます。そして、今この時代には、それが求められていると想います。(ただし、集合的エネルギーはとても強く、また現代においては、歪んだ集合的エネルギーが生じることがあまりにも容易くて -- 本来、厳しい責任を伴うことです。) (← あ、具体的には、わたしの場合は、大げさなことではなくて、みんなでyogaなどの修練をしたい、yoga的意識でいたい、蓮の花のyogaのワークショップなんかしたいな、仲間の方々と自然を感じ調和していく瞑想をしたいな、という夢なんですけれどね。そして、素晴らしい先輩方や仲間の方々に恵まれています。天地に恥じない、純粋な気持ちでできればなと想います。)



今日は抽象的なことを書いてしまいました。

意味不明だったら、申し訳ありません!! (お目にかかれたときに、どんどんご批判くださいね!)

明日からの新しい時間、どうぞ大切にお過ごしくださいね。

ご一緒できるのを楽しみに!

















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ジョウ君へ

ジョウ君
 (ジョウビタキ K氏撮影)

この冬の間、本当に仲良しになれたジョウ君(ジョウビタキ♂)が、冬鳥としてまもなく夏の生息地に渡ってゆこうとしています。

ジョウビタキが帰って行く先ははるばるチベットや中国東北部 -- 日本列島のどこかの海岸まで飛んで、そこから舳倉島など経由して朝鮮半島に飛び、そして最終飛来地で夏の間、営巣や繁殖をして、また来秋、日本に飛来してきます。

ジョウビタキは、一羽の縄張りをしっかりと守ります。昨年の秋にやってきてくれたとき、ジョウ君は車のミラーに映った自分の姿に向かって戦いを挑んでいました(12月15日ブログ)。今も、sanctuary の北の庭を自分のテリトリーとして、しっかりと守っています。ですが、渡りに際して、日本の海岸では、3~8羽くらいの群れになって海を越えてゆくことが多いようです。

渡りの途中にはあまたの危険や困難があり、そんな中で自らの、そして自らの種の命を繋ぐために、群れとなって渡ってゆくのでしょうね。

たった14センチの体長で、海を越えて遙か遠くまで!




ジョウ君と1
 (K氏撮影)


寒い冬の間、北の庭を中心に、sanctuary 敷地内でわたしが行き来するあたりにずっといて、玄関から出ると、子犬のようにすっ飛んで出てきて、ひらひらと餌台付近の小枝に止まり、「ヒッヒッ ヒッヒッ カタカタ(御飯が出るよ~)」と天然で歌っていたジョウ君 -- 玄関を出るたびにそうなので、無視するのは申し訳ないし、ちょっと困り、とても心和みもしました。

けれども3月になると、いつもの縄張りも留守しがちになり、どこか他に出かけていることも多くなりました。少し暖かくなってからは、御飯の催促もそれほどなくなりました。縄張りを離れて、隣の公園や神社、近くの里山に、渡りをするときの仲間を探しに出かけているのでしょうか。

暖かさが増してきてから、逢えない時間が多くなりました。

幾度となく、「もう渡ってしまったのかな~」と想い、14センチの可憐な小鳥にして広大な距離を渡ってゆく野生の命との邂逅(毎冬、sanctuary を縄張りとして滞在してくれるジョウビタキはいましたが、ジョウ君はとても人懐っこく、呼ぶと --一定の距離はとりますが -- 飛んできてくれる初めてのジョウビタキでしたから)と見送り(‘別れ’ではなく、もし無事だったら来年秋またきっと戻ってきてくれますから)を噛みしめました。

今はわたしの方が、家の中にいてあの「ヒッヒッ カタカタ」の声が聴こえると、びゅんと飛び出していってしまいます。毎回の出逢いが、一期一会です。(ここでのヨガレッスンの最中も飛び出しそうになって、修行不足を恥じたし、今朝は6時過ぎに聞えて、そのまま飛び出してしまいました)。

ジョウ君は、「おはよう!」とか「可愛いね!」と声をかけると、(最初日本語で話しかけたときは驚いたようでしたが)結構嬉しそうにびゅるん、びゅるん、と尾羽を振って胸を張ってお辞儀をします(ジョウビタキは、始終、お辞儀するようにからだを動かしています)。いつ見送ったことになっても後悔しないよう、わたしは思い切って今、「ジョウ君、大好きだよ!」とも叫んでいます (← 他に人がいない状況でですよ、もちろん 笑)。


野生のものとの愛しい邂逅で、思い残すことがないように --



来秋、ジョウ君と再び会えたら、きっと嬉しくて泣くでしょう。


ジョウ君と2
 (K氏撮影)












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REQUIEM

昨夜は若い方々との yoga lesson で床に就くのがすっかり遅くなってしまったのですが、3月11日の今日はゆっくりとお休みすることができました。

昨年後半から始まった、休学や心身不調でのお休みからの回復とそのときの居場所としてのヨガクラスです。こころある心療内科の先生の呼びかけで、先生方も一緒にレッスンを受けてくださっています。

大変な中でも、いえそれだからこそ、強い希求や純粋な気持ちを持った方々との yoga は、比較すれば大変ではない方々とのクラスとは全く違う、回復や自然治癒に向けての、激しい変化が起こったり、眩しいくらいのスパークや綺麗な心の響きが突然起きて、驚かされます。

久しぶりにきれいな晴れ間が見えたので、春に向けての種蒔きや移植の合間、家にいるときは、このCDをずっとかけていました。朝のお祈りの時に、かけたCDです。

REQUIEM

このCDにわたしが出逢ったのは、大震災のあった二年後 -- クリスタルボウルの牧野持侑(まきのじゅん)氏の呼びかけで、被害を受けた多くの方々への祈りであるとともに、訳も分からず犠牲となった多数の動物たちへの祈りとして企画された祈りのマントラが収録されていると耳にしたことがきっかけです。人々への支援のことについては(報道されず、知ることのできなかったことも多いと思いますが)ある程度のニュースが入ってくる中、ヒト以外の命については何ができるのか、どうしてよいのか、何も見えず真っ暗な気持ちだった時に、多数の動物たちに向けた祈りとしてこのCDの存在を知りました。二曲が収録されており、一曲目はダライラマの声と間違われたことがきっかけで有名になった、オランダ人の演奏家Hein Braat氏によるマントラ -- Maha Mrityunjaya Mantra -- 長年のヨガの実践によって培われたマントラの声の音色の深さ・響きの性質は、例えようもなく、聖なる空間が広がりつつ、同時に(ソウルや情緒に訴えるような声質ではなく、聖なる透明感のまま)胸がとてもゆるんで暖かく癒されていくようです。二曲目は、クリスタルボウルの響きによって時空間が広がり、意識が変性してゆきます。その感覚は祈りそのものです。

「世界が平和でありますように。
 この地球に生けるものたちが幸せでありますように。」

大震災と原発事故は、多数の人々だけでなく、夥しい数の動物たち、植物たち、その他の生きものたちの命を奪い、沢山の犠牲を生みました。今もまだ、その影響は続き、それは個々の命だけでなく、大地や河川、湖沼、海、森林、木々やその(太陽と大地の恵みであるはずの)腐葉土、生態系の繋がりを大きく損ない傷つけるものとなっています。事故地から100~110㎞の位置にある bird sanctuary も、昆虫や動植物の変化、腐葉土の扱い、自然の恵みを頂く上で、その影響と今後の影響に対する不安の笠下にあります。


今できることは、土や水をあるったけの智慧をもって浄化、良い循環の連鎖を巻き起こしてゆくこと(外に悪いものを流すのではなく、、、)、生きものたちの‘聞こえない声’に耳を澄まして、しっかり聴き、こころある方々にも伝えてゆけるよう努力すること、僅かばかりの野菜作り、堆肥作りにあたっても、有害化学物質は取り込まないように気をつけ、ここに来る生きものたちがなるたけ健やかな自然の恵みを頂けるようにすること、そしてこれ以上の災害や命の損失が起こらないように、しっかりした意識をもって暮らすこと ・・・・・ (自分の手足の回らないことは、支援できるのは本当にほんのほんの僅かですが、地に足つけてやってくれている組織や団体に委ねて)。

強靭なばねのような祈りを形にすること。
柔らかく広がる透明な祈りを体現すること。
瞑想のままの深い祈りのなか、本当の自分を見出してゆくこと。








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蕗の薹

早くも弥生 -- 今日は雛祭りです。

昨日早朝、sanctuary に戻ってきました。
東京、神奈川で良いお稽古ができて、大変お世話になりました。今回は、皆様の近況を沢山伺い・拝見することができ、また、自分自身の内面も、お目にかかって引き出されてきて、自分でも知らなかったようなこと(??)までお話しできました。春となって、胸も風通しがよくなっているのでしょうか。

そして、まだまだ寒いこの地の鳥さんたちのレストラン休業が心配で、いつもより短い滞在期間でした。

それでも心配で戻ったのですが ・・・・・ みんな無事のようです。

蕗の薹1

いつもとは違う場所に、蕗の薹を見つけました。

以前育っていた場所は、作業する人間の往来が激しく蕗さんにとっては恵まれない場所なので、お引越しでしょうか。

通路以外はそっと残し、通路の上の三つの蕗の薹の恵みを分けて頂くことにしました。

蕗の薹2

素揚げに近い、天麩羅にして、藻塩を少しだけつけて味わいます。

春早くの、ほろ苦い味に感謝を捧げました。






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