hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

竹組み作業

週末は楽しいことが続きます。

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今週末は、沢山の方々のお世話になって、bird sanctuary の敷地の竹垣の補修作業を行いました。3年前に敷地の竹垣を作る作業の中心となってくださったK様ご夫妻が再び先導してくださいます。そのとき立派に出来上がった竹垣も、間に打ち込んだ杭は丈夫なものの、だいぶ朽ち果てた上、東側は隣地の竹が倒れてきたり、筍目当ての誰かの出入りも影響して、ボロボロとなって崩れてしまった部分がありました。今回はその東側の部分の補修です。

昨年から気になっていて、最初は自分で代わりの竹を探してあれこれやってみていたのです。が、うまく出来ないままメゲカケテいたところ、ご親切にもK様ご夫妻がすぐに助けに駆けつけてくださって、既に先月、垣根に組み込む真竹を必要分切り揃えて、杭から杭までを1ブロックとすると2ブロック分、見本に仕上げてくださいました。後は、自分でも壊れたらその都度補修できるように竹の組み方を覚えたいし、大勢でやったほうが楽しく捗るので、皆様にお声をかけてお願いしてワイワイやろうね、ということになりました。

低気圧の前線が通過する土曜日、直前まで冷や冷やしながら、集まれる人は早目に集まることにして、集まった方から作業開始 ―― 思い思いに集まられ、思い思いのやり方で、7人もの方が sanctuary を助けにいらして下さいました。12時ぴったりに大粒の雨が降り出し、垣根の外の草刈りを買って出てくださっていた方が刈り取った草を片付けて、この日は楽しいお昼時間をたっぷりとって、解散。翌日となる今日の朝、K様ご夫妻、I様と精鋭実働部隊の方が再びいらして下さって、テキパキと進めて、14時過ぎに見事に仕上がりました! ―― 本当になんと感謝してよいか! そして素晴らしい出来栄えです。

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  (一番手前の竹垣上にある黄色い紐は、
 高さを調整するために仮留したものです。
 竹垣全体の長さは、最後に奥の竹林の太い竹と結んで … 
 10ブロック分くらいでしょうか。)

師匠となってくださったのはK様のご主人さまで、先導して杭に防腐剤を塗り直し、横になる竹を渡して(竹の切り口の筒状の部分に次の竹を見事に差し込んで‘繋ぐ’のです)杭のところに釘でしっかり止めてくださいます。残りのわたしたちは縦の竹の長さを揃えて、棕櫚縄で括りつけてゆくのですが、横の竹の前後ろに立て、縦の竹の高さを揃え、棕櫚縄が綺麗なバッテンで結ばれるよう、見た目の拘り方も教わりました。黙々と長さを揃えて結んでくださるI様、棕櫚縄を切ったり、縦の竹の距離を決めたり、高さが揃うように調整の紐を渡したりと全体を調整してくださるK様、わたしは綺麗にしっかり結ぶのがやっとでなかなか追いつきません(それでも、前回の時はお茶くみと食事係でいっぱいいっぱいだったのですが、今回は両方こなしたので、少しは成長したでしょうか。)

孟宗竹の勢いは相変わらず木々の日当たりを奪い、どこにでも侵入するほどで、筍に関心のないわたしには頭が痛いのですが(大きな筍が採れるために導入された竹なので)、竹垣に組むことができる真竹(古来から日本の里山で裏山にあって、竹細工や竹垣など生活に利用してきた竹)はこの敷地でどんどん勢いを失っているので、次の補修が心配です。この土地の竹を含む植生を、もう一度‘小鳥をはじめとする生きものに優しい森づくり’という初心に戻って、身についた知恵や経験から考え直し、再び奮起するときなのかもしれません。

助けてくださって、本当にありがとうございました! スッキリ綺麗な垣根のおかげで、この地と共に守られています。この地と共に、深く感謝します。








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素の輝き

先週末は大学時代の野鳥の会の先輩や仲間たちが bird sanctuary を来訪して下さり、合宿しました。春嵐が吹き荒れて、気温が普段より10度近くも高いお天気でしたが、家の寒さをどう防いで眠っていただくかが一番の心配でしたので、天の助けでした。

昨年末に一度お目にかかれているものの、30年振りに近隣のbird watching spot をご一緒できました ―― 天空の微かな一点となっている鷲鷹の飛翔姿から遠くの林の下草を飛び交う小鳥たちまで、一瞬一瞬の鳥たちの動き・変化を連携して俊敏に識別するという、自然観察の鋭敏な感覚を想い出させていただきました ―― わたしは昔も今も‘味噌っかす’で、その場で識別すべき希少種の鳥たちを先輩方に教えてもらう、見せてもらう、というところから長年たっても全くもって脱していなかったですが。

普段歩いていて、人と繋がるチャネル、よりも鳥をはじめとする生きものたちとと繋がるチャネルに自分の耳や目があると想っていましたが、先輩や仲間たちはその場の情景の鳥たちの瞬間ごとの動向を網羅していて、‘そのように開かれ、受けとめられる感覚’と比べ、自分のそれは何と甘く、頼りないことか、と改めて感じました ―― 自然に息づく生きものたちの‘声を聴く’には、本当にまだまだ、まだまだなんです。

知識だけでなく、研ぎ澄まされた感覚をもって、必要な空間や静寂の中で立ち止まり、その場に問いかけ、対話する … その力は柔らかいけれど、届かなかったところにまで光を当てる、灯のようでした。bird sanctuary の現状のあり方も、日々の暮らしのありようも、ひたすら温かく受け止めて下さり、一晩の宴を楽しく過ごし手助けして下さる中、ふと、柔らかく問われたこと(投げかけられたこと)の‘光’が、振り返るとハッとすることばかりでした。

・無意識にやっていたことだけれど無駄がなかったか
・最大限、命に優しくしようと思っていたけれど見過ごしがなかったか
・最大限、エコな暮らしのつもりだったけれどそうでもなかったか
・「良いこと」と思っていたけれど無配慮がなかったか

30年を経て尚、脈々と繋がっていた胸の奥の何かに、これも何十年かぶりの二日酔いから覚めたころ、当たった光にハッとしたのです。


反省点、見直し点は多くありますが、胸の奥に蘇った自分の‘素’の部分に、ちょっと忘れかけていた輝きもキラキラし始めて、ハッとしました。

純粋に、鳥が好き。
純粋に、自然が好き。
鳥と出逢えたときの、出逢えたという、無条件の輝き。




本当にありがとうございました。

天ちゃん苗木
(ご自宅では植えられないから植えてねと仲間が持ってきてくれた、
食べた種から芽生えた枇杷と柑橘類の苗。
誰もが身近な種を育てることによって、思いがけない発見や
大きな感動を得ることができるという、楽しく深い本『捨てるな、
うまいタネ』(藤田雅矢 WAVE出版 2003)ばりのノリです。
この本は、とってもお勧めです。)





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節分

寒の入りから数えていた暦も今日が節分、早くも明日は立春ですね。

一昨日、ヒヨドリ君たちにお蜜柑を出しに行った折に、とても近くでメジロたちの可愛い声が聴こえました。どこだと探して蒼穹を見上げると、からだの小さな彼らでもしなわせるほどの細い梅の枝に、ほんの少しだけ蕾が白く膨らんで、その二つ三つが花開いていました。

梅の花3Feb16


まだ、香は漂ってきていません。

梅の樹はどのように季節を知るのだろう。

梅の蕾はいつ、春と感じるのだろう。

朝夕に氷点下を刻み、大地はモコモコと霜柱を持ちあげる、厳しい冬のさなかに、何を感じてメジロたちは花に寄り添うのだろう。


―― 自然を感じ命を感じる感覚を、わたしも研ぎ澄まそう。


先の日曜日、久しぶりに水戸の気功の先輩のところにお邪魔してきました。お正月から疲れた胃腸に優しい、美味しい小豆粥をご馳走になり、更にお母さま手づくりの白菜とからし菜のお漬物など沢山おいしいものをお土産に頂いたのですが ―― その中で、「これは節分に」と分けて頂いたものがあります。奥出雲の有機栽培のお蕎麦です。

今、この辺りでも節分というと「恵方巻」がやたらと流行っています。が、本来の関東の節分の伝統食は、お蕎麦なのだと教えていただきました。(わたしは、豆まきはするけれど、特に食事はこだわっていませんでした。)良いことを教わりました!

長芋があったので、お気に入りのお料理の本『食べるヨガ』(村田由恵著 東京地図出版)で見て以前から作りたかった、ベジタリアンとろろ蕎麦を夕食に頂きました。長芋のすりおろしと大根おろしを白い雪のようにかけるお蕎麦です。電話で先輩にお礼を言うと(先輩のうちはきのこ蕎麦だとのこと)、「あらあ、美味しそうね! でも少し緑(の葉っぱ)も入れたら?」と助言をいただいたので、白い雪の上でもたくましく芽吹こうとする草に見立てて、茹でた蕪の葉っぱを乗せました。

節分お蕎麦3Feb16


さあて、夜になったら、豆まきですよ!

豆まき3Feb16


豆まきの方は、sanctuary では伝統にのっとっておりません。


 福は、そと!

 鬼にも、福!

 うちも、福!


 (そして、年の数だけ煎り豆をいただくこともなく、お豆をまくこころは、‘キジバトさんと冬の妖精に大サービス・デー’という感じなんです。)




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