hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

お彼岸に

三連休、あっと言う間でしたが、良い時間を過ごされましたか?

起死回生の論文書きが年度末で煮詰まって、わたしは結構フラフラですが、輝くような春分の瞬間を感じることができました。そして、振替休日の昨日は、水戸の気功のA先輩のおうちにお邪魔して、楽しいリフレッシュの一日でした。

今回は、A様のお母さまからお彼岸の牡丹餅の作り方を教わりました。

以前に気功の練習会に持ってきてくださったお萩(その時は秋のお彼岸でしたっけ?)が「餡」から「中身」からとても美味しくて、A様のうちの手づくりのものは、忘れられなかったのです。売っているものとは全く違う、小豆から丁寧に炊き上げたお味です(以前は、七輪でなさっていました)。しかも、中身のもち米も、何かの折にお母さまから、いわゆる世間のハン○○シ(半分つぶしたもの)は嫌いで、そのまま丸めるとのこと、手作りはその方が絶対おいしい!と伺っていて、ずっと習いたかったのです。

朝少し早めに、小豆を煮詰める辺りからおうちに伺って、小豆の仕上げと、もち米を炊くのが始まって、できたてのところで、牡丹餅の作り方教室が始まりました。まずは、きなこのものから ―― もち米が熱くないと粉がまぶせないのです。反対に、小豆のものは少し冷ましてからです。丸めて、くるんで ―― がぎこちなくて、美味しそうに仕上げるには、まだ修行が必要です。

お蕎麦教室の時もそうでしたが、分量はあってなしで、丁寧に丁寧に味見したり柔らかさ・硬さを確かめたりで、からだで覚える要素が多く、たくさん勉強できました。(お豆との付き合いは、わたしはベジタリアンなので、上手でなければおかしいと想うのですが、何せ何度試しても小豆をうまく煮ることさえできませんでした。が、今回でその原因も分かり、今更ですが大きな一歩です。) 確かな素材と向き合って丁寧に作ると、豆や米の命を活かし、心に沿う安心な食べものを頂くことができるので嬉しいです(でも、一人でそこまで行こうとしても、ある程度の水準までも辿るのが難しいことも …)。手をかけずに食べられるものの方が手に入りやすい今ですが、そうして心を込めて作り続けていらっしゃるお母さま、Aさまには頭が上がりません。

春分と秋分の前後三日の七日間が「お彼岸」です。春分も秋分も太陽が真西に沈むので、仏教ではあの世(彼岸)は西にあるので、この時期は彼岸が近くなると考えられていたからだそうです。春は牡丹が咲く季節だから、牡丹餅、秋は萩が咲く季節だからお萩、という説があります。大きいものが牡丹餅で、小さいものをお萩、とする説もあるそうです。そう言えば、お母さまに教わった牡丹餅 ―― 予想よりずっと大きくて、ボールみたいなボリュームで圧倒されました!

ohagi

(お母さまはザラメが足らない、と仰ったけれど、
Aさまとわたしが食べやすい甘さなので、健康的です。)




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春の陽、春の水

春分です。

大きな境目となるな~っという予感はしていましたが、朝の陽光を浴びながら外に出たら何もかもが新しくなっていました!!


春の陽、春の水 …

その二つがからだに流れ込んできてくれました。

戸惑ったり、何かが滞りそうだったら、春先のモヤモヤした感じや不調に見舞われたら、澄んだ陽の光を浴びて、流れる水の潤いを感じてくださいね。天高くから降り注ぐ一条の光には躊躇いがなく、透明な水の流れは瑞々しさと息吹を運んでくれます。

きっと新しいことが起こります。


そして ――

もう一つ、大切なのだと想うのですが、新しいことを始めるときには春の土の上に立ってみてください。土の温かさを感じながら、よし!やろう!と感じられるなら ――

きっと勇気と元気が湧いてきます。

shunbun2016









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木を植えよう ~18~

mukunoki


ご報告がすっかり遅れておりますが、植樹作業を続けております。この写真は、sanctuary アプローチを入ってすぐ左の畑地(農地転用がうまく行っていません)に植えたムクの苗木です。以前はここに小鳥の森づくりのS先生から分けて頂いたニワトコが茂っていましたが、3年で弱ってしまい、その後継者をお願いしました。ニレ科ムクノキ属の雌雄同株の木で、日当たりの良い適度に湿った場所に自生するので、この樹は大きくなってくれると想います。

ムクノキは、野鳥たちにその実を大変好まれています。「木全体の実が熟すと、いろいろな鳥が訪れて、すぐに食べつくされる」(叶内拓哉 『野鳥と木の実ハンドブック』 文一総合出版 2006)とのことで、10月ごろに実をつけてから極寒期まで長持ちしそうにないのが心配かも知れません。黒く熟すと、干し柿に似て、わたしたちにとっても大変おいしいそうですよ!

このムクノキの苗木は、T様の樹として植えさせていただきました。神奈川の気功の会の大先輩で、sanctuary の創立活動も厚く御支援してくださり、ずっとずっとお世話になってきました。この地とご縁をいただいてから「もう少し近くだったら、(ご自身の大きなお車で)皆を連れていって竹伐りでも何でもやってやるんだがなあ」と仰って下さったのですが、その夢を待たずして旅立っていかれました。このムクノキの成長に、その暖かなお気持ちが養分となって注がれると想います。




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雪割草

先週の土曜日、八郷の山にある気功の先生の studio での修練会に参加させていただきました。練習中、みんな感動するほどの素晴らしい空間が生まれました。基礎練習が終わったとき、ふいに先生が「外でやりましょう!」と仰って、芽吹き間近の、むずがゆいような新芽をつけた林を越え、落ち葉でふかふかの下草を歩きました。

案内してくださったのは、spring ehemeral ! 春いち早く、陽光を浴びるために成長して花開いた福寿草と雪割草の群生です。みんな、息をのみました。雪割草の群生は、白、薄紫、青紫の穢れない小さな花をつけて、ほんのちょっと人間が声を発しただけでも、消え去ってしまいそうな妖精の集まりそのものでした。

素晴らしい練習でした。

言葉をかけても、動いただけでも、消えてしまいそうなほど純粋で、繊細で、初々しい何かが春の光に乗って胸を吹き抜けました。


sanctuary に帰って、土地とご縁があった当初、日本古来の消えゆきそうな山草、野草を保護しようと、一つ一つ集めて大切に植えた野草園をそっと歩いてみました。その頃は夢だけで走って、無知さゆえに、土地に合わなかったり、適切な世話ができなかったりで、幾種類かを残してはいつの間にか消えてしまった草も多いのです。

この春は、ニリンソウも、オウレンも、まだ出てきてくれていないな、ダメかな … と落ち葉をそっと踏みしめていたら、

yukiwarisou

たった一輪だけ、ここにも雪割草が咲いていてくれました。

もっともっと繊細なものの居場所が残されてゆくような場所であるように、注意深く野生の命に目覚めて耳を澄ましていよう。
一瞬ごとに、良い空間が生まれるように、祈りを体現しよう。




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金柑

東京や神奈川に比べても、あまりにも寒くて、暮らし始めてから植えた大切な樹々の中でも、柑橘類は寒さに耐えるだけが精いっぱいだと思っていました。地植えにした夏蜜柑、金柑は寒そうで申し訳なく、一方で、樹のエネルギーに一目惚れしてしまい連れ帰ってしまったレモンやシークワーサーは鉢植えのまま玄関先で越冬しています。つくばが名産地という「ふくれみかん」という種類の樹なら、大丈夫かと想って探しに探して、今年ようやく見つけたのですが、やっぱり寒さは苦手なようでした(玄関先で耐寒しています)。

生き残るのに精一杯の地でゴメンナサイ、少しでも陽光が当たるようにと、剪定をかねて金柑の樹を眺めたら、移植した年以来何年ぶりかで、小さな可愛い実を三つ、結んでいてくれました。(花をつけてくれたのも気づかなかった -- 御免なさい。)

kinkan2016

春先の薄い金色の光を受けて、柔らかく輝いています。










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