hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

文月の終わりに。

先週初めに、都心での学期末の仕事が終わり、sanctuary に戻ってきました。しばらくは夏休みです。

胡瓜2016
 (今夏初の胡瓜が実りました。
 思うほどに時間がかけられませんが、それでも
 種から育てた立派な四川胡瓜です。昨日もいで、
 文鳥さんたちはそのまま、わたしは糠漬けで
 いただきました。)


東京や神奈川では、久しぶりに大切な先生・先輩方や仲間たちと逢え、様々なことを話せて充実していていたのですが … 今回は沢山のことを気づかされ、感じ考える機会に恵まれました。

そして、世界各地、国内で続く悲痛なニュースや事件、ネット上でのそれらに関する書き込みを見る中で、ここまで来たのかと立ちすくんでいたのも事実です。それに加えて昔から馴染んできた、家のそばの公園内を移動しながらヴァーチャルゲームに高じる大勢の方々(個人・グループ)のお姿やからだを目撃しつつ、今この‘時代’ということと、‘「ヒト」に今起こりつつあることの源は何だろう’ということと、‘この時代に(生命・環境の軸から捉えて)いったいどのような希望を見出してゆけばよいのだろう’ということで、アタマが真っ白になりました。

正直に書くと、大きな暗い底なしの集合意識の闇のうねりが暴れ、目を閉じたり悲鳴を上げたりする個々を否応なく津波のように巻き込んでいく夢にうなされました。

ともかくも、まずは sanctuary に還りたい。そして、山積みの仕事より先に、断食と瞑想をして自分から立て直そう。そう想って、期日前投票をして、気功の大先輩の治療院に通った後、戻ってきました。

―― でも、戻ると、何もかもがシンプルでした。鳥たちのために、植物たちのために、動物たち(ヒトも含む)のために、自然の調和や再生のためにやりたいことは山積みで、命や自然にじかに触れて汗を流せる幸せの手応えがあります。何より、自分がすくすくと癒されていくのを感じます。
 そして、支えて下さり響き合える師や先輩、仲間たちがいて、頼りにしている鳥や動物(タヌキ!)や植物たちが声を聴かせてくれ、日々の対話を重ねてゆくことができます。

地球規模で捉えると、現代社会の流れてゆく方向で語ると、砂粒ほどのことにも満たないかもしれませんが、真実はそうではないでしょう。

大切なことを見失わない仲間たちと響き合えば、一滴のエネルギーは拡大されてゆきます。そしてその仲間よりも遥か広い範囲で、その響きに感応する力のある方々が存在しているはずです。そして何より、わたしたちは存在の尊厳をかけて、(暗い土俵に恐怖から近づくのでなく)自ら生きる次元を選択します。地に足をつけ、目を塞がれることなく、変わらずにある、その空間で生きるのです。

natsuzora2016


自らその空間たること ――。

―― それが祈りの姿です。






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タヌポンポン!!!

Sanctuary でも授業準備や事務作業、アルバイトなど、デスクワークで結構いっぱいいっぱいなのですが ―― それでも少し早く陽が翳り始めるようになった四時や五時を見計らって、エイッと掛け声かけて山作業を始めます。

今はあちこち緑の壁ができ、緑の城となって世界中が緑で埋め尽くされそうなほど草木が生い茂っていて、それはそれで良さそうです。が、お客さまのいらっしゃる通路や周囲との隣接地帯、ヒトの出入りの小道や鳥さんたちの水場のスペース、或いは茂りすぎてしまった場所などの草刈り、つる草に絡みつかれてしまった苗木たちの救出、日当たりを求め競い風通しの悪くなってしまった木々の剪定など、急ぎの仕事もあります。大地に植えられるのを待っている沢山の鉢植え、桔梗やヤマアイなどの野草やハーブ類、自家採取を目指している幾つかの野菜たちも、夏に適した場所への移植や移動、水枯れさせない注意が必要です。奥の竹林に生い茂っている竹やシノダケは … 追いつきません。

そんな作業をしていると、今月は度々、タヌポン(少し前まで「黒ちゃん」と呼んでいましたが、今は「タヌポン」と声をかけます)が現れます。目力があり、気持ちで前へ前へと出てきてしまうが、反応動作が結構鈍くてオトボケナ感じが黒ちゃんとよく似ています。でも、「彼女(彼氏)ができるのかなあ?」と心配してしまった黒ちゃんにも増して、あの、ブサ…、いえ(焦)、愛嬌のある顔つきです。

ところが今宵、作業の傍ら、「キュルル」「グゥ~」と何か動物的な、動物の情緒的な鳴き交わしの声が聴こえていました。いつもと違う、ちょっと不思議な雰囲気です。そして暮れなずむ近くの茂みに小さな動物が動き回る気配がします。現れるのは … タヌポン!! … かしらと声をかけると、いつもと違う場所に登場しました。と思うと、いつもの場所で何やら小競り合いの声 ―― こちらにも、タヌポン!! 小競り合い、軽い威嚇をしている相手は ―― 決して負けぬ気の強さだけれど ―― あらら、ものすごく小さな、赤ん坊のタヌキ!! 

タヌポンも子どもらしいけれど(でも白ちゃん、黒ちゃんを兄弟だと思っていて、後から親子なんじゃないかと推測し直したので、わたしの見立ては当てになりません)、それより二回り以上小さな、小さな子タヌキ … 何と、タヌポンに弟か妹が誕生したのでしょうか? ―― 手帳くらいの大きさです。同じ時期に生まれたのではない気がするけれど、大小の差をもろともせずに、対等に渡り合っています。

この赤ん坊タヌキの出現だけでも驚きでしたが、さらに不思議なのは … ええと、ええ~っと、よ~く見て ―― 

タヌポンは二匹います。

かなり愛嬌のある顔立ちだなあ(鼻の回りの色が濃くて、何となく墨の中に顔つっこんだよう)と思っていたいたタヌポンと、ちょっと可愛い目のタヌポン ―― どうもやや大きいタヌポンは、実は二匹いたようです。

―― ということは、タヌポン二匹(笑)と、赤ん坊タヌキ!!

7月になってから逢っていたのは、タヌポン二匹(どちらの顔も、区別しようと思えばでき、両方とも見覚えアリ)と、新しく逢うことのできた赤ん坊タヌキだということらしいです。わたしの識別能力はまだまだで、タヌキの世界は奥が深い。

タヌポンも、タヌタヌも、コチビも(←と、もう勝手に呼んでいます)、どうも黒ちゃんと似ていて、多分、黒ちゃんと近い繋がりがあるか、黒ちゃんが何かの形で戻ってきてくれているのだろうと想います。この森がある限り、黒ちゃんは(白ちゃんも)ずっとここにいてくれるということなのだろうし、この森がより豊かな深い森となれば、そんな仔たちの息づかいもより豊かに深くなっていくのでしょう。

この森(かなりは荒れた竹林ですが)をずっと守ってゆこう。

タヌキが豊かな夏のことでした。





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