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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

万物流転

八郷の雑木林での一日は、朝早くからだったというのに、本当にあっという間に過ぎてしまった。新緑の中でのいっぱいに空気を吸い、好きなだけ歩いて、S先生からは自然について沢山のことを教えていただいた。朝とお昼、そしてお茶の時間には、S夫人の美味しいお料理やケーキもいただいて、さらにお土産に手作りのケーキまでいただいて(プロ並みの腕前をお持ちなのだ!)本当に何と感謝してよいやら! 

生き生きした緑をからだの隅々まで染み渡らせて帰宅した。

S先生御夫妻、本当にありがとうございました!!

筑波山から1

筑波山から2

 (筑波山中腹からの眺め)

バードサンクチュアリの計画についても、相談にのっていただいたよ。

つくば(研究学園都市)から筑波山を越えて八郷へと抜けるには、これまでうねうねと急カーブ・急斜面の続く「朝日峠」を越えるか、東側に大回りをするか、どちらかだった。だが、一月ほど前、S先生がお手紙で筑波山朝日峠にトンネルを作る計画案が可決されたことを教えていただいた。これまでトンネルを作る公共事業の案が出されては実現しないままになっていた。
 しかし、つくば(研究学園都市)に秋葉原と結んで東京まで短時間で行ける「つくばエクスプレス」が造られ、その沿線の森や田畑がどんどん開発の波にさらわれている現在、つくばから更に足を伸ばして八郷方面まで開発による利益収入・土地利用効果を狙うものらしい。

したがって、「つくばから峠を越えた八郷でいい場所があるのでは」という期待は、段々と困難なものになっていく可能性が出てきた。(1)安易に開発されないで自然が守られている場所、しかも(2)そこに従来から棲む動植物を守るため、わたし個人がある程度の広さの土地を確保できる(だけ土地単価が安い)場所、という条件から、これまでバードサンクチュアリの土地探しは、つくばでは諦め、そこから足を伸ばし、つくば北東の八郷町、あるいは北西の筑西市、さらに筑波山北の真壁市、つくば西のかすみがうら市などにあたり、それでも駄目で高速道路を使って更に北上した笠間市へと、次第に射程を広げてきたのだった。

これまで、八郷は、筑波山の山裾でも水が確保できるなら(岩盤が厚いので山際では井戸掘りをしても水が出るか予測がつかないところが多い)、良いところがあれば是非とも探し当てたい候補地だったが、「朝日峠トンネル」開通に関わり今後は多くの影響が出そうだ。

ま、とにかく《どこかで待っていてくれるに違いない森あるいは沢山の植樹ができる土地》と早く出遭うため、一歩一歩進むしかないですね。

昨年末の笠間での土地契約の失敗から、多くのことを学んだ。

「地元に居ない素人が、広大な山林を規定価格で買うことはほぼ不可能」と幾人かの方から指摘された。

これを乗り越える方法として、今見えている路(みち)は二つ。

ひとつは、これと目星をつけた地域の行政に援助してもらうこと。my bird sanctuary の場合、そこで展開したい活動は自然や自然の中で何かしたい方々・共感したり支援してくださる方々と関わって展開していきたい。また、自分と家族の死後は、自然保護や自然愛好のための団体組織、NPO、NGOなどに遺して、ずっとずっと緑や樹々、小鳥達と人々との共生・調和・対話のための場所となればと願う。こうした、‘個人所有の土地’を超えた性質のものとして、自分の企画に賛同し援助してくれる市があれば、土地に関する情報だけでなく、都市計画・公共事業計画・狩猟区/禁猟区/鳥獣保護区などの制定についても情報が得られるだろうと思う。

もうひとつは、ここと惚れ込める場所さえあれば、ともかくその付近の借家を探すか小さな別荘地を買って暮らし始めてしまうという路。上の「行政に頼み込む」という案は、上手く行くか分からないし、以前の失敗から「タテマエ上の話だけが大きくなると、自分が本当にしたいことに融通が効かなくなる可能性がある」のがちょっと怖い。まず、本当にしたいこと(=小鳥たち、樹々たちと仲良くなること。彼らをずっとずっと守っていくこと。小鳥や樹々、自然との交流の喜び、一体感を共感してくださる方々にも味わっていただくこと)をがっちりと守って、それによって力をつけ、そこから拡がっていくのが正道だと思う。惚れ込んだ場所に住み込んでしまえば、まず、やりたいことが実践できる。地元の方々と関わっていくことで、手に入る土地、交渉の仕方、様々な問題の対応のし方などについても、実践的な情報、知識や智慧が身についてくる。もしもどうしてもその土地で上手く行きそうもないことが分かれば、次は現実的にどうすればいいか、どういう土地を探せばいいかも分かる。

この二つの路は、それぞれにメリットとデメリットがあると思う。今年に入ってから、仕事が多忙だったせいもあるが、両方の路についても見極めがつかず、大して行動できないままに随分時間が過ぎてしまった。--というか、正直、どちらの路も困難だなあ、と思いながら突破口のないまま今ひとつの馬力が出なかった -- どちらも、真剣に向き合えば向き合うほど、ただ足を踏み出せばいい出来上がった路でないのが明らかになってくる。行政にどんな企画としてどのように相談するのか、と考え始めてもまとまりがつかないままだし、それでは「住み込める場所を」と不動産を探しても、思いと現実のギャップが確かにある、ということしか事実として出てこないし。

でも、そういう“ぐずぐずタイム”は、昨年末のショックから真に癒えるプロセスでもあったようだ。

『Processとしてのbird sanctuary』(2006年5月6日ブログ)で書いたように、今、ここにいる、この瞬間もサンクチュアリを希求するプロセスの中にいるなら、「命との美しい調和を探っていく果てないプロセス」であることをしっかりとした軸として、とにかく歩もう! 

とりあえず、両方の路を捨てず、どちらかを切り開けるかやってみる!
GW中に、モスコシナントカ、進むぞ~!! 

いつか、わたしがこうしている時間(とき)を振り返り、「あのとき、『早く見つけてくれないかしら』と、この森が待っていてくれたんだ!」と言えるようになる、そんな場所が、絶対に、絶対に、見つかる。

 そういう意味では、今ここで既に、processの中にいるのだ。
 今、ここにある光を広げていくのだ。
 木々の新緑や小鳥たち、あらゆる生きものたち、
 薫風や水や土と調和して光あれ! (2006年5月6日ブログより)



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