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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

二通りの生き方

昨日、小露鈴(文鳥)の好奇心旺盛なチェックについて書いたが(9月17日『白と紫』)、「じゃあ、もう一羽のgaeaちゃんは・・・?」という疑問も生じるので、付け足しておきたい。

レン・ハワード著『小鳥との対話』には、著者のレンさんが、シジュウカラ、アオガラ、ブラックバードなどイギリスでは馴染み深く親しみやすい小鳥たちと暮らし、まさにその一羽一羽を見分けて観察し、日々様々な対話をしている姿が描かれている。ここでは、小鳥たちの一羽一羽がはっきりとした個性をもち、その小鳥らしい振る舞いをする様子が観察されている。鳥類を<個として>識別して、その個性を含め、ごく近くで詳細に観察した貴重な記録だと言えよう。

レンさんが観察した小鳥たちと同様、うちの文鳥も明確な個性がある。前述の「好奇心」は -- 少なくとももう一羽のgaeaちゃんと対比させた場合 -- 小露鈴特有のものだ。(もっとも、どこかの文鳥関連の本に、「(文鳥の)女の子は食べ物に執着する」「男の子は、意味の乏しいことでも夢中になると滅茶苦茶がんばる」などと、性差によって特徴があることが書かれていたから、小露鈴を他のメス文鳥と比べるまでは、もっと詳細なことは言えない)

お客様の荷物やら箱やら小包やらわたしの食べ物をチェックするのは小露鈴だけで、gaeaちゃんはそういったものに対して、「好奇心ビーム」を発してよってくるなんて事は全くない -- 自分の近くに見かけぬものが現れたら、きっと怖がるけどね -- いつものように、一緒にいて、そばでいつものことをしてればそれで幸せなタイプ(8月16日『一緒にいる』参照)。

二人(二鳥)は、朝起きるときから違うんだよ。

小露鈴は、寝る時間も起きる時間も -- 季節によって多少ずれるけれど -- ほぼ一定。規則正しく就寝して、規則正しく起きる。それが乱されるのはとても嫌なの。

gaeaちゃんは、わたしが起きて、部屋のカーテンを開けると、歌をうたいだして起き、ご飯を食べ、水を飲む。それでもちょっと眠そう -- 午前中は眠くて、<ぼけぼけ>のときも多い。だって、前夜、がんばっちゃったんだもんね。
 どうしてがんばっちゃったか、というと、わたしの帰りが遅いと、待っていてくれるし、わたしが布団を敷いて、gaeaちゃんのそばで寝るようなプロセスに入っていかないと(寝てても、「そばにいる」ことが分かるほどの安心感をたっぷり味わわないと)寝ないのだ。一応、眠らせようと、鳥かごにタオルケットをかけて真っ暗にするのだけれど、その暗い中で、怖がりの癖にひどく無防備にも、かごの横の辺りに飛びついたりしてしまうのだ。(そうすると、暗い中、止まり木に戻れないので、こちらがおろおろして、またタオルケットを上げる格好になる)
 いつもと状況が違い、お客様がいたり、別の部屋に行ったりと、わたしがそのままそばにいないかもしれないという不安が少しでも生じると、絶対寝ない。だから、「そばにいるんだよ~ わたしもここで寝るからね~」を儀式しないといけなくなってしまった。
 もちろん、あんまり遅いときは、比較的すぐ眠ってくれる。だが、gaeaちゃんのこの決め事のせいで、わたしは、旅行どころか、用事があっても「とまりはだめ」ということになってしまった。(gaeaちゃんが絶対寝ないので、預けられそうな家族からも、許可が下りなくなった) 起きるときも、眠るときも、一緒じゃなきゃだめなんだね、gaeaちゃん。

というわけで、小露鈴とgaeaちゃんを「鳥ども」なんて一緒にして接しさせていただくことなんてできない。どちらも、個々の生活パターンがあり、やり方がある。小露鈴は、自分という鳥や自分の意識・からだのリズムにまっすぐに生きてる感じ。gaeaちゃんは、一緒に暮らす相手がいて、その相手と一緒にいることを大切に、気持ちで生きてく感じ。あお、そうか、人間的な解釈になりすぎてしまうけど、人間だったらわかるでしょう、マイペースと「あなた命」の二通りのタイプの違い。

この違いは、いろんなところに現れてくる。

夜、小鳥が眠っているところを、人間が起こしてしまうことがある。
 たとえば、物音や話し声をたてたりしてしまうとき、小鳥は起きてしまうことがある。あるいは、地震が起きたり、人間がもの淋しくてどうしても小鳥の可憐な姿を見たくなって、鳥かごのタオルケットをめくってしまうとき(← 小鳥の健康を害するので、後者の理由で、しばしばやってはいけません)。

そんなとき、小露鈴は、「ミャーミャー」と切なく哀しい声で鳴く。鳥かごに手を入れると、怒って噛むこともあるよ。”眠いんだよ~””起こさないでよ~”という意思表示に感じられる。

そんなとき、gaeaちゃんは、「チッ」と小声で鳴いて、ぴょ~んと飛びついてくる。”何?””僕? いますよ~”という意思表示に感じられる。

人間の寝起きが様々であり、思わぬ人が寝起きが悪かったりするのが興味深いので、そのことを思い出して、この二羽の反応の違いも可笑しくなってしまう。

☆☆☆

満月ですね。

以前『小鳥を呼ぶ水笛』(8月1日)をお持ちのヨーガの偉い先生について書きましたが、この先生の教えで、満月の日にはウポワズ(=断食)をしています。ウポワズ中でちょっと不安でしたが、今朝早く、日曜の太極拳の練習にも行きました。生まれたての朝の緑と朝露のそばで、からだも気持ちも綺麗になった気がしました。

お彼岸(一年の臨界点)近くで、満月(月のリズムの臨界点)なので、今日は特別によい日になるはずです。

 



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