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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

初めての・・・泊り

車で1時間半はかかる bird sanctuary の地に、仕事の許す限り泊りがけで出かけて作業できたら、といつも思います。高速道路の料金改定により、途中の道が土日になると渋滞してしまう(=エコにもすごく悪い)ようになってから、尚更そう感じるようになりました。現に、二年前にサンクチュアリの土地探しのために笠間に家を借りていたときは、借家に泊まり、金曜の夕方とか、月曜の早朝を利用して渋滞の時間差回避で通っていました。

東京から現地に通ってくれる家族はしばしば泊りがけで赴いてくれているけれど、それでもわたしが強硬日帰りでの作業を続けていたのは ・・…

この地を知る方々が「女性一人で泊まるのにはちょっとねえ…」と心配して下さる、地理的、そして家の状態からみた‘治安の悪さ’もちょっとはあるのですが --。(でも、学生時代のバードウォッチングで、夜行列車、台風で足止めになっての駅での寝泊まり、夜行列車待ちの間の繁華街での親切な居酒屋さんでの仮眠、等々、心配してくださる方々が眉をひそめそうな場所で寝てきた?わたしには、そんなことは本当にへこたれる要因ではないのだ)。一番の問題は、この地が -- 家の周辺も含めて -- 蛇がやたらと多い土地であり、蛇に恨みはないものの、うちの小鳥さんたち(apasくんとmimirちゃん)の天敵、いえ命にとっての脅威だったからです。

そういえば、笠間の借家のときも蛇の心配はありましたが、家自体の構造がもうちょっとしっかりしており、二階建ての家の二階で、天井からも床からも蛇の襲撃に備えることができました。それでも、用心に用心を重ね、蛇除けのお香をしょっちゅうたいていました(蛇は煙を嫌う)。

bird sanctuary の家の方は -- 蛇、ずっと沢山いそうだし、家も隙間だらけだもんね~ (あ、蛇嫌いの方、引かないでください。人間は、無理しなければ、そして、好まなければ、めったに蛇に会うことはありません。心配せず遊びにおいでください)。

-- と、泊まりがけでの作業ができず、情けない状態でした。が、夏休み中に家族がエアコンを入れてくれて一部の部屋を閉め切って管理できるようになったこと、apasくんに蛇対策用の網目の細い鳥かご(HOEIの305セーフティ)を新調し(mimirちゃんはもともとこの鳥かご)、彼がすんなりとこれに慣れてくれたこともあって、“今回は作業よりもとにかく鳥さん連れで泊まってみる、鳥さんの慣れと安全確認に集中する”という条件で、なんと、先週、かの地に初めて泊まることができました!

静apas
 (お部屋を見渡して安全確認をする?apasくん K氏撮影)

鳥さんたちは、東京のおうちに二度ほど泊まりに行ったことがあり、最初はバタバタ騒いで心配でしたが、「よそ」に泊まるのも三度目となれば、結構慣れてきてくれています。最初のときは、mimirちゃんなんか、本当に「もう、いい加減、帰してよ~」と強い目で訴えていたものね~ それが、二人(二羽)で連れだって、見知らぬ部屋の間取りや構造を確認するかのごとく、あたりを見渡し、探検好きのapasくんなんか、「新たな陣地開拓にいそしむ」という行動ができるようになってきています。

静mimir
 (ちょっと内弁慶のmimirちゃん K氏撮影)

鳥さんたちは、知らない部屋で鳥かごから出ても、最初は鳥かごの上か人間の上、にしか止まれません。そこだけが「慣れた場所」だから。動物行動学、エソロジーで1973年にノーベル医学生理学賞を受賞したコンラッド・ローレンツ博士(あの、名著『ソロモンの指環』『攻撃』の著者)も、鳥さんの行動を参与観察(!)して、鳥はパターン、習性で行動する、と述べているけれど、本当に‘慣れていること’が大切な鳥さんたちは、止まり慣れている場所でまず状況を見て取って、それから少しずつ、少しずつ、行動範囲を広げていきます。

一晩であっても、慣れない場所で生活するのは、ちょっと可哀想な気がするけれど、若くて体力があふれているうちに「知らない場所にいっても、自分たちは安全だし、みんな一緒。そして、またみんなでおうちに帰れる」ということの方にも慣れてもらいたいので、ちょっと頑張って、みんなで泊まりです。

静a&m

蛇も出ず、無事にお泊まりを終えることができました。

この家は、古い造りで、また、神社の鳥居の前を通る車道(結構、交通量が多い)の音がうるさいほどに聞えてくることがあり、「耳にこだまするのが、鳥の声や風の音だけだったらどんなにいいかな」と正直感じます。なのに、一晩あかしてみて感じたことですが、夜はぴったりと静か、静寂に包まれていました。

夜の闇、静寂に溶け込んで、sanctuary の地で明かすことのできた一晩は、この夏の貴重な体験でした。そして、朝起きたら、一生懸命、大事に植えたことに同じように懸命に応えてくれている、愛しい草木たちがまず目に入るのですもの! 幸せ!!

鳥さんたちに、やたらと止まってもらった家族も happy だったようです。

そして、apasくんとmimirちゃんは、騒いだからか、ぐっすり眠って、翌日無事におうちに戻りました。
(お香をたいて、蛇の‘夜襲’←?! に備えた、わたしは寝不足)。








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