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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

鉱物たちの安らぎのなかで

昨日から時々やわらかい雨が訪れます。そのおかげなのか、昨夕買い物に出て駐車場で空を見上げた時、

夢色の雲

とっても綺麗な杏色(← 勝手に、「夢色」と名付けてしまいました)の立ち雲の上に、夢色の小鳥の雲が飛んでいました。

あ、と想って携帯で写真を撮って、急いで帰ってちゃんとしたカメラで撮りたかったのですが、見ている間にすぐにグレーの覆いがかかってしまいました。一瞬の出来事でした。



数日前から、午前中に一度、家の北側の池にカワセミが訪れてくれます。

夏の間、やぶ蚊や虻がひどいので、手入れができないままどぶ池と化していますが、涼しくなったら池ももう少し美しくしていきたいです。


bird sanctuary で暮らすようになって五か月、2003年から親しみ(この三年間は授業に通った) crystal healing が思わぬ姿で今役に立っています。

人間のからだ・こころ・魂を癒すことを中心に教えていただいたのですが、ここで暮らしてすぐ、部屋のあちこち、場所のあちこちに手持ちのクリスタルたち(水晶やいろんなカラーストーン)が‘行きたい’と意思表明を始め、自分たちで思い思いに(?)場所のエネルギーを整えてくれたり、気を廻してくれたり、天地を繋いでくれたり、守護してくれたり ・・・ しているように感じます。一目ぼれ、あるいは healing 用にとお迎えした石たちだけでなく、例えば大洗の海岸で拾った石や、実際にこの場所に転がっている石たちと彼らが一緒になって、勝手に(?)動いているのです。

エネルギーの防御や強化のために、クリスタルを建物や人、部屋の周りに配置することを「グリッディング」「グリッドを組む」と言いますが、石の方から声をあげ、声をかけてくれて、何か教えてくれたり、必要なことをしてくれる ・・・ という感じで、洗ったり動かしたり組み合わせるのはわたしでも、わたしのやり方が違うと「そうじゃない!」とすぐにビシッと言われているような気になるのは ・・・ 不思議です。

こうしたことは本当に personal な感覚で、「そんなのわからない!」「怪しい!」と言われてしまえば、言い返す気はなく、わたし個人の感覚なんだ(・・・だけど、とってもかけがえのない、失いたくない感覚なんだ ・・・ )と感じ、こうした場でもあまり書いても来ませんでしたが ・・・ 

子どもの頃、風が吹き抜けるとこんもりした枝葉をたおやかに揺する背の高い木と目が合って、その木に深く深く敬慕の想いを抱いた -- その感覚。同様に、田んぼの続く田舎のあぜ道、あるいは町の雑踏の中でも、“誰か呼んだ?”と思って振り返ると、まあるい大きな石があった -- その感覚。(実は今でも、あの吉祥寺の雑踏、食べ物屋さんと雑貨屋さんが立ち並ぶ人がいっぱいの細い道で、誰かに呼び止められた気がして振り返ると、そんな場所だというのに、店の角に大きな石が立ってたりします。) そういう感覚を大切にしたいと思います。



ともかく、石にまつわる不思議な経験は多いのですが、最近何だか、わたしにとっての「バードサンクチュアリ創立」というテーマとどこか関係しているかな、と思い始めたのが今日書きとめておきたいことです。

いわゆる「聖地」というのは、人為だけではどうにもならない自然の偉大な働き、人の知恵だけでは届くはずもない自然の神秘の力が働いていると感ずるので、「サンクチュアリ創立」という言葉も最近ちょっと気恥ずかしいのですが(一方で、そうであっても、そのことばの‘言外の力’も大切だからいいか、という気もするのですが)、自然から搾取するだけでなく、自然や、ヒトも含めた生きものたちがが安らかに守られている土地、調和できる場所、本来の姿を取り戻す空間として想定したとき、生きものたちの命の基盤に、石の命、というか、石の声や響きが一役買うのではないか、という予感がちょっとあります。 ・・・ はい、ここは大事なんですが、生命が息づいていける基盤のところに、石たちが何か関係しているのかも、ということが、ほんのちょっとだけ、観えてきた気がしています。

この土地とご縁を頂いてから、当初は、その水はけの悪さや土地の「水エネルギーの淀み」を感じて、何とかしようと火を焚いたり天と繋がろうともしましたが、その時は、地・水・火・風・空の五大元素が念頭にありました。今思えば、「サンクチュアリ創立」の意思は基本的に善意だったとは言え、いきなり土地のエネルギー全体を相手に立ち向かうという、かなり強引な、不遜な行いでした(そして、沢山手痛く失敗しました)。土地やそこに棲む存在たちに対して、謙虚さや繊細さが足りなかったのです。ご縁によってわたしも入れていただける恵みに感謝し、四季を通じて、穏やかな日も荒れた日も、ここの水や土や風を純真に感じ、ここに棲む存在たちと調和するすべを学び、この場所で呼吸することから改めて始めています。

そして、手もちの石たちも土地の石たちも息づいてきました。

古代インド・チベットの思想の中では、次のように謳われています。

  全てのもののなかに神が潜む

  神は鉱物のなかで眠り、

  植物のなかで夢をみ、

  動物のなかで目覚め、

  人間のなかで自らの姿を顕わさんとしている。

    (前田行基 『瞑想のヨーガ』 p.136-137)

 釈尊の説いた「一切衆生悉有仏性」には、石たちも入っていたのかもしれません。

 また、哲学者・宗教学者の鎌田東二氏は、写真家須田郡司氏とのインタビュー中で、次のように語っています。

  ・・・・(引用はじめ)・・・

  石が自然界のベースなんです。「常盤(ときわ)・堅盤(かさわ)」と
  いう言葉があるように、石は、揺るがない。永遠に不動の状態を保って
  います。だからこそ、非常に奥深いもの、遠くのものを僕たちに喚起さ
  せてくれる。植物よりも、もっと深い意識の層まで導いてくれるという
  んでしょうか、そんなふうに感じます。

   日本の祝詞『中臣大祓詞(なかとみのおおはらえのことば)』の中には、
  「磐根樹根立草(いわねきねたちくさ)の片葉(かきは)をも語止(こ
  とや)めて」という一文があります。「岩も木も草の葉もしゃべってい
  たのを、ぴたりと止めて」という意味です。むかしは、草木だけでなく、
  岩もしゃべっていました。一種のアニミスティックな世界を表わしている
  わけですが、ここで、いちばん頭に出てくるのも、岩です。木や草よりも
  先に出てきます。

   まず石があって、水、土があって、植物がある。だから、石や水、土が
  なければ、植物も育ちません。そして、植物があって、動物、人がある
  わけです。こういう順序になっていますから、僕たちの存在のいちばん
  根っこにあるのは、やはり石だと。だから、石にも根があります。祝詞で
  いうとおり、「磐根」なんです。
  
  ・・・・ (引用終わり) (須田郡司 『日本の聖なる石を訪ねて』p.58-60)

smoky


石たちが息づいてくると、植物たち、次には動物たちも息づいてくるのではないでしょうか。
少なくとも、小さな世界ではありますが、触れていて気持ちの良い石を観葉植物の根元に置くと、植物は見違えるほど生き生きします。優しい、柔らかな石は、うちの小鳥たちも大好きで、齧ろうとしたり、上に乗ったり、大もてです。

石たちの息づいてくるなかで、しかし、何かが本当に分かったかとか、達せられたか、というと、全くまだ途方に暮れるほど分かってもおらず、夏から秋への自然の変化でさえ、追いつけないままのような気がしますが … それでも、細い細い紐のようなものが僅かにそこにあり、それを頼りに手繰っていくことが、通っていきたい道を歩んでいくことになるかしら … 。

石たちが、大らかにゆったりと和んでいるために、あるいは、天に響くほど澄んだ音をたてそうな純粋さを抱いているために、あるいは、鳥の羽で包み込むような優しさ柔らかさを放っているために、あるいは、植物たち・動物たちが苦しんでいる時に助けられる何らかのパワーを召喚できるために、あと一つだけ大事だと思うことがあります。

深層意識も含む、人の意識とエネルギーです。

小さな石ちゃんであれ、巨石であれ、石は意識やエネルギーを見事に映しとる、いえ、石と人の意識・エネルギーは影響を及ぼし合い、浸透し合っているような気がします。

石が息づくことによって、植物界が息づき、動物界が息づくとして、その石がまた人の意識とも繋がっているとしたら --。 いえ、石ほど人の意識を正確に映しとる存在はないけど、植物や動物のあり方ももちろん、人の意識と繋がっていて --。 人がいかように自然や命と関わっているか、集合意識も含めた意識のあり方にハッとせざるを得ません。

今のところ、自然からは … 癒されてばかりいるのですが、どのような意識を持って自然と繋がることが良いのかはまだまだ宿題として、少なくとも不機嫌や邪心を振りまいてはこなかったかしら?(あるいは鈍感な無関心で通り過ぎてはいなかったかしら?)と気を引き締めなおしますね。

crystals
















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