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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

オランダからの風

十月はこれから、オランダからの旧友が訪れてくれるため、案内・付き添いが入ります。

彼女にとっては初めての来日、9歳となるお子さん連れです。

bird sanctuary, 東京、京都と、予定を組みましたが、2週間以上の長期滞在 … 頼もしい方々のバックアップ付きですが、オランダ語・英語・日本語の入り混じる、普段絶対自分では出向かない場所の日本見学は、どうなることやら … !! 

彼女とは、20年近い昔に、アムステルダム大学文学部に在籍した折に知り合いました。大学の図書館の、窓から運河の見える席に座って勉強していたとき、ニコッとえくぼ付きで微笑んでくれ、何度か微笑んでくれた後、声をかけてくれたのでした。学生らしくとても質素だけれど美しい空間に、同じく質素だけれど美しいディナーに呼んでくれたり、公園へのピクニックに幾度も誘ってくれたり、運河沿いに腰を掛けて未来のことや、世界について、忘れられない深い話もしました。市民がそれぞれ何かを売る運河沿いのマーケットで、日本の切手を並べて売るのを手伝って(というか、実質やって)くれたり … 


ヨーロッパならではの様々なニュースや世論を耳にするなか、未来のことを語り合い、世界で起こる‘醜いこと’に深いところで絶望しているんだ、と嘆息するわたしに、こういってくれたのも(3年就職してから大学院に戻り留学したわたしに比べ、学部生だったのでずっと若いのですが)彼女です。「わたしたちには、‘醜い世界’と‘美しい世界’がある。sumikoの言う、‘醜い世界’も人間が作り出したものだが、同時に人間は、人を助けたり何かを創造したり感受性豊かに愛したりという‘美しい世界’ももっている。こう考えたらどうかな? ‘醜い世界’に足を引っ張られるより、‘美しい世界’をもっと美しくするために生きていこう、と。」


-- 彼女は覚えているでしょうか?

(わたしたちはその後、本当にいろいろあって、そして久しぶりに会うのですが、こんな風に言っていた彼女は、内側では多分、ちっとも変っていないでしょう。)



今の bird sanctuary, そしてわたし、そして日本は、彼女にどう映るでしょうか。




いろいろあって、二度も音信が途絶え、そこからまた縁が結ばれて、ようやく来日がかないました。仕事してお金をためてようやく行けるからと来日が決まった一年前、いま来てもらうのがいいのかについて、悩むこともありました。今の日本のこと、原発事故以降のことが頭にありました。何度も話し合い、わたしの方は、どちらが後悔するかを考えました。海外のとらえ方を鑑みて、今来ていただくということは被爆のことについて非難されることもある、と考えたからです。(結局、これから訪れてくださる皆様のためにも、計測器を購入して、きちんと計って安全確認・対策・納得することにしました。)
 一方、「せっかく来てくださるのだもの。日本のよいところ、よいものをいっぱい味わっていただきたいわね!」と力を借りる方々が、こころを込めてくださり、よいところ・よいものがまだまだ一杯ある、それを大切にされている方々が居る!と改めて嬉しくなりました。(目には見えない、よいもの、よいところがまだまだ一杯ありますね。)



今日は大事な仲間たちとのヨガ練習を終え、二人分のお客布団の準備をして、明日朝早く成田行きです。

ブログ更新は、なかなかできないか、大急ぎのものとなってしまいそうですが … 皆様も秋の一番良い時期をこころ豊かにお過ごしくださいね!










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