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hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

小鳥の森増勢 project ~10~

今年もゆっくり、じっくり、一歩ずつ、bird sanctuary 奥の鬱蒼としていた孟宗竹林を、多様な生態系を育む豊かな‘小鳥の森’に再生する歩みを続けています。

まずは昨年のブナ苗木植林後のご報告から …
天の遣いの竹伐採チームが(最も困難な)東側斜面を残し、太い大きな孟宗竹を倒して中央のシデの大樹を救い出し、林に明るい陽の光を入れて下さいました。そして、北西にブナの苗木を植樹できたのですが …

筍のシーズンには、できる限りの見回りを行い、筍を片付け(もらってくださる方に送ったり、手伝っていただいたり)、新たに竹が生えないように注意していましたが、シーズン過ぎて倒して重なっている夥しい竹の山の隙間から、やっぱりニョキニョキ竹が生えてきました。その上、長い間種として眠っていたのか、沢山のパイオニア植物(アカメガシワやヌルデなど)や草木類が勢いよく芽を出し、中には困ったことにフジやセイタカアワダチソウや(人にくっついてきたのか、動物にくっついてきたのか)アメリカセンダングサ、イノコヅチ、ヌスビトハギなど、種がくっついて厄介な草も! 

―― 初夏、あっと言う間に、ハードな“藪こぎ”をしないと入っていけない場所となりました(涙)。


pioneer plants


まずは、奥に植樹したブナの苗木が心配です。根の張りがないため、夏には水遣りも必要ですし、これだけ草木が繁茂したらいつの間にか消えてしまいそうです。そこまでの通路作りを開始し、三日かけたけれど、なかなかできません(涙)。ついに天の助っ人が現れ、強力な刈り払い機で道を拓いて下さいました。


beech way


続いて、根気強く、池周辺に道を拓いて下さいました。土地の中央に池がありますが、夏の間、後から生えてきた竹が覆いかぶさり、鬱蒼と暗くなってしまい、空を飛ぶ鳥たちからもここが池とは分からないし、かつて飛来してくれていたカワセミや青鷺、カルガモたちもやってこない状態になってしまっていました。こうした鳥たちが来てくれないと、ザリガニが増えすぎてしまい、多様な水生生物が育たない状態となり、そうすると水が濁り、生命の棲めない池となってしまいます。


opening way1

opening way2


そして、昨年12月、孟宗竹伐採をして下さったチームが再び集まって下さいました。今回は人数が少なかったため残りの孟宗竹伐採ではなく、新たなミッションに挑戦です。少しずつでも、在来の生きものに配慮しながらより多様な生きものが暮らせるようにするか(鳥類に関しては今いる鳥の生息地を守り、渡り鳥が変わらず頼れる場でありつつ、更に食べもの・棲み処に困っている野鳥たちに「お、ここなら生きていけるぞ!」「(渡り先から)帰ってきても元の場が失われてしまい困っていたけれど、ここはいいかも」と思ってもらえるか、そして自然と人が調和・対話できるような場にできるか、本当の意味で‘地球上の聖地’となれるのか ―― そこに近づくために、オープンなままのプランはあります。その過程で、いたるところに重なっている竹をどうするか、どのように維持管理するか、は当面考えなければならないことなのですが、チームの先生が竹を炭にしてはどうか、という方法を発案して下さいました。知らなかったのですが、炭焼き用の道具と方法があり、それを利用すると煙も出ずに近隣に迷惑をかけずに竹が炭化する、その炭は(温度の関係で)売りもののようなものではないが、畑や地面に埋め込むと軽くて有用微生物を育み土壌改良に非常に効果的でエコロジカルである ―― ということで、ただ、sanctuary で行うのが有効なのか、わたし一人でもできることなのかは不確かなので、とりあえず試してみることになりました。

まずは竹を燃やすのに安全なように、広めの場所の確保が必要です。伐採地跡の竹の根と、後から生えてきた雑草を払い、地面下の根からも燃え移らないように砂を撒いて慎重に場を作って下さいました。そして、炭焼きが始まりました(ドキドキ)。


炭焼き1


うまく燃えるように、竹を乾燥させるための置き場も出来ました。


炭焼き2


竹炭作りの道具は、煙は出ないけれども炎は大きいため、ちょっとドキドキしました。けれども、あの、始末に困っていた、沢山の太い竹の丸太が、大地を良くしてくれる竹炭になるなんて、何だか魔法のようです。(竹炭の状態=炭化から放っておくと、更に燃えて灰になるので=二酸化炭素の排出、それ以前に、下から延々と引いたホースの水とバケツの水で消火します。う~んエコのために学ばなければならないことがいっぱいです。道具は、先生にお借りしていますが、ホースなどかなりの散財。)まだ試行錯誤の中におり、一番頼りなく無力なのがわたし!!!という情けない現実がありますが、失敗しながらも大きな包括的な視点からは、うんと、たんと、進めているかも?と感じられることもあり、何より冬鳥たちの絶対数がとても増えて、鳥さんたちみんなの行動がいい方に変わっている気がしますよ(作業中の場所も含め、いろんな場所を有効利用しているという点においては、彼らはとても機転が効いて頭が良く、またまた、人との距離感もぐっと近くで安心してくれていますよ)。


炭焼き3 
 (綺麗な炭!)








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