hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

微笑み

オオイヌフグリ

オオイヌフグリの花(オオバコ科クワガタソウ属)が咲きました。

毎冬、越冬している花蜂や花アブのために(なるべく農薬を浴びていない)菫やヴィオラ、プリムラ、ストックのお花を植えています。新鮮なその香りをヒトも楽しめていたのですが、この冬は"子どもギャング"のようなヒヨドリ数羽のグループに、全てのお花を食べられてしまいました。まず、ブロッコリーの葉っぱを食べ尽し、次いでカリフラワーや芽キャベツの葉、青梗菜の葉、そして急遽買ってきた葉ボタンの葉も … それでも、よっぽど食べ物がないのか、お花が狙われました。朝になると玄関先に、このグループが現れています。どうも、常駐しているヒヨドリさんたちではなく、どこからか渡ってきた、めっぽうお腹をすかせた鳥たちです。bird sanctuary なので、まあ良しとして、それでも咲き始めたスノードロップや、球根から育てたヒヤシンスの新芽も狙われているのは、ちょっと困っています。それだけ、今年の冬の寒さは厳しいようです。

… が、野のお花オオイヌフグリが咲いてくれて、何だかほっとしました。

オオイヌフグリは、ちょっと可哀想な日本名をもらってはいますが、花言葉は「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」。ヨーロッパが原産で、「星の瞳」「 瑠璃唐草」「天人唐草」という別名を持っています。

ありきたりの表現ですが、わたしは、この小さなお花が明るい青い空を映し出して微笑んでいるように感じます。

まだ霜の降りる寒さの中、野の花の健気さを一等愛しく感じる出逢いです。







このページのトップへ

野鳥 restaurant

タヌキちゃんのことでは、暖かなお言葉やご配慮、ありがとうございました。今年の厳しい寒さを野生の生きものがしのげるようにご助言を賜ったり、「鳥さんたちと食べてください!」と、自然に育った新鮮な林檎や健康的な柑橘類、その他食べるものの差し入れを賜り、感謝の気持ちで頭が上がりません。本当にありがとうございます。

確かに、今年の冬の寒さは厳しかったです。


restaurant1
restaurant2
restaurant3
restaurant4


毎日、3~4回のレストランタイム、敷地内を循環して、待っている野鳥たちに食事を出します。

何だか、この厳しい寒さを一緒に寄り添って生きている感じになってきます -- しもやけはできるものの、わたしには、ストーブも暖かな布団もあって、申し訳ないのですが。

朝、目覚めると外で鳴く鳥たちの声。雨戸を開けるともう待っています。食事を出す時間はほぼ決めていますが、時間通りに集まってきますし、ややずれたとしても、家の中にいるわたしの挙動(?)によって「もう出るかな?」と騒ぎ出します。

ジョウビタキ君は、外の仕事をしていると後を追いかけてきて、「食べたいよ!」と伝えてきます。このジョウビタキ君に加え、今年は、ヤマガラさん3羽が常連となり、そのヤマガラさんたちにつられて、シジュウカラやコゲラもやってきます。また、時折レストランにシロハラが顔を出すようになりました。ヒヨドリさんたちは、家の南側をテリトリーにしている個体と、北側のグループ(2羽)、東側のグループ(3羽ほど)がいます。北側の一羽が非常に人懐こいです。


kaikigesshoku

あの不思議な、神秘的な皆既月食に出逢うという体験ができて、


setsubun

節分を迎えることができ、キジバトさんたちを中心に、すべての命(「鬼」も含む)の幸せを願う豆まきをして、


risshun


立春を過ぎて、寒さの中にも陽光の明るさや優しさが感じられるようになりました。

明日は、鳥たちが初めて番う、というヴァレンタイン・デー -- 冬を必死に生き延びてきた彼らの様子にも、確かにほんの少し、日差しの輝きへの喜びが感じられるような気がします。






このページのトップへ

雪のあと

皆さま、大雪の影響は大丈夫でしたか。そして、冷え込み … おからだに影響は出ていませんか。

今学期最後のyoga授業のあと、予報通りに都心での大雪が降り始めました。朝一番の、2年生以上のクラスでは、終わりの合掌してのご挨拶の時、全員が心を揃えて「ありがとうございました!」とご挨拶をしてくださり感無量でした。1年生のクラスでは、午後、雪がひどくなり、学生さんたちの身の安全(電車遅延、転倒≪今学期は、歩き方をしっかり練習したので、彼らは転倒しないと思いますが≫やそれに巻き込まれること)を考慮し、レポートと授業アンケート提出後に「帰れる人はかえって」と促して、希望者だけで実習をすることにしました。レポートを出すときに「先生ありがとうございました!yoga続けます!!」と言ってくださる方が多く、更に「かえって」といったのに、「やっぱりなあ」という方が練習したくて残ってくださって、それもまたこれまでの苦労や雪による交通遮断の心配が一瞬にして消えるほどうれしかったです。

1時間ほど遅延しながらも、都心の家族の家には無事に帰れましたが -- 雪による外環道の不通(!!!)で、bird sanctuary には戻れません。この雪、寒さ、あの子たち(生きものたち)のためにできるだけ早く帰り、命をつなぐレストランを開業しなければ!!! と焦りながら、外環道は、翌日も、そのまた翌日も、開通しませんでした。

雪の中、あの子たちがどうしているか心配でなりませんでしたが …


onshikoen


都心の公園でも、雪の中、ツグミやシジュウカラやカワラヒワやメジロやウグイスやヒヨドリ、キジバトたちが懸命に生きようとしている傍らに居て、‘今、ここで、最善のことをしよう'と思い直しました。開通しない間、茨城での授業も結局来週に延長、戻れないので準備ができずヨガ療法の講習会も欠席、となってしまいましたが、ゆっくり深く、呼吸して、いかような状況でもできる限りのことが成し遂げられるよう、備えて、待っていました。

そうして、ようやく、外環道の雪通行止めが解けた昨夕、準備して都心を出ました。

またすぐ次の仕事が待っているので、一日だけのトンボ帰りです。
でも!!!


restaurant1

到着した朝はヒヨドリ数羽を残し、ここの皆(野鳥たち)はどこかに行ってしまっていましたが、朝9時となると、誰が聴きつけたか、誰が連絡係なのか、どこでうわさが流れるのか、皆戻ってきました!


restaurant2
 (神奈川の気功の大先生、先輩方が植樹して下さった椎の木も
 背が高く伸び、フルーツ給餌用のフィーダーにリンゴや蜜柑が
 ぶらさがっています。)


restaurant3.gif
 (優しい楠二本に寄りかかる餌台)


皆、おなか一杯食べて、この雪と寒さを乗り切って!


でも … でもでも …

深夜また都心に車で向かったのですが、凍った雪の上で愛車を切り替えしていると、悲しいことに出逢いました。
よく遊びにくるタヌキちゃんの一匹が、雪の上で、冷たくなっていました(涙 涙 涙)。大変なショックを受けました。
ほんの少し疥癬にかかっていましたが、それでも毛はふさふさして、体重もそこそこありました。それでも、この雪と冷え込みは、厳しかったでしょうか。もうほんの少し早く帰れていたら、何かしてあげられたのでしょうか。もう少し用心していて、弱っているところを早く見かけることができたら、助けられる手立てはあったのでしょうか。

厳しい冬だからこそ、命のかけがえなさに胸は痛んでも、何かが少しでもできるためには、注意力も、繊細さも、地に足をつけて行動できる能力も、足らないのだと思い知らされました。

土は凍ってカチカチで、埋めてあげられなくて、シンボルの椎の木の根元にそっと横たえて祈りました。

やっぱり早く、ここを、生きものたちがもっと自然に暮らせる、健やかな森にしたいです。
病気の原因や、どこで感染を断ち切れるのかも、彼らがどうやって暮らしていてどこで暖を取り、何を食べていて、どうやったら健やかに冬の命を繋ぐことができるのか、もっと観察して行く必要があります。



冷えはまだ厳しいようです。

どうぞ皆様、暖かにお過ごし下さい。








このページのトップへ

小鳥の森増勢project 2

奇跡が再び訪れて、天使となった方々が、bird sanctuary の森を豊かにしていくための孟宗竹の伐採と片付けに訪れてくださいました。前回の経験を活かして、「今回はもっと進めるぞ」と頼もしい限りで -- こんな大変なことを再びボランティアで買って出て下さるなんて、天にも昇る心地というか、申し訳なくてというか、まあどうしましょうとハイテンションで右往左往です。

太い竹は切ってもそれをうまく倒すのがとても難しいですが、智慧と巧みな技を生み出されて、初回よりもぐんぐんスピードアップされていました(その分、体力的にはお疲れになったのではないかと申し訳ないです。) 枯れた竹、倒したままになっていた竹も含め、片付けもまた絶妙のチームワークで進めてくださって、光のはいる空間が生まれました。


shide1

shide2


孟宗竹だけが蔓延った暗い竹林の真ん中に、このイヌシデ(だと推定しますが、「アカシデ」と識別しなければ、という話がお茶のとき出ました)の大樹があります。前回もこの樹についてふれましたが、この樹の周囲に空間ができました(前回の写真と見比べてください)。

(前回の写真と比べ) 写真に、大樹の芯のところに光が移り込んでいます(光が宿っている感じです)。横枝を全く張れなかったこの樹が、どんなに喜んでいるか、感じ取れます。

今はまだ、竹の根が硬く、絡みついて、地面をコチコチにさせています。が、丁寧に手入れしながら、時の経過とともに土が柔らかくなってきたら、大切に育ててきた多様な苗木を植樹しましょう。


そんな風に感じるつもりはなかったけれど、小鳥の森、様々な生きものが育まれ、自然と命が繋がっていく大地となってゆくように、この地に手を添えるのは、わたしには困難な問題が多すぎて、前も後ろも動かない壁のように感じることもあったかもしれません。少しずつ風が通り、光が降りるようになって初めて、胸の奥にあった暗い部分に気づくのですが …



天使の方々(立派な大人の方々ですが …)に深く感謝します。



************
感謝とお詫びと連絡
************
 
 2018年になり、その他にも、天の助けを沢山いただきました。竹林によって日当たりを塞がれたため、ここでは木々は南へ南へと伸びてしまいます。そうやって90度折れ曲がったまま大樹となってしまったシラカシの木々が、竹林より一段下に植樹した木々たちの上に覆いかぶさっています。小鳥たちのレストランのある辺り、植樹したエゴノキや楠やハシバミ、ナナカマドなどが成長している辺りです。すでに緑の天蓋となって家の屋根まで近づきつつあり危険でした。上の竹林の整理と並行して、シラカシたちの枝払い等の山作業も、天使たちが進めてくださっています。様々な危険度も伴うこれらの作業に関してもまたご報告させてくださいね。(とにかく感謝!!!)

 そんなこんなで、普段の山仕事より数倍頑張って年明けが過ぎました。ちょっと肉体疲労気味なのと、皆様へのメールやお葉書の返信、ご連絡やご案内が大幅に遅れてしまっております。本当に申し訳ありません! 心が強く残りながら、からだと時間が言うことを聴いてくれなくて -- 取り急ぎ、授業準備と締め切りのペーパーワークが終了し次第、丁寧に対応させていただきます。どうぞご容赦、ご寛容にお願いいたします。













このページのトップへ

A Happy New Year 2018 !

new year2018

明けましておめでとうございます。

皆様にとって、明るく、穏やかな、幸いっぱいの2018年でありますように!


new year2018-2


今日は晴れて穏やかな明るい一日となりました。

皆様はどのようにお過ごしでしたか。

年明けの真っ暗な深夜から、bird sanctuary では、奥の神社へと参拝客が相次いで、駐車場の音で眠れずでした。
不思議と眠気はなく、新しい年を迎えられた感謝とこの年への希望を確かめて、一日を過ごすことができました。


primra

初々しく香しいプリムラの花。


calendula2018


明るい太陽のような金蓮花。

この時期、越冬している花蜂やハナアブさんたちのために、お花は欠かせません。

クリスマス過ぎから、こちらで冬休みを過ごしています。
デスクワークは山積みですが、合間に、家の内外の片付けと整理、奥の竹林を少しでも生きものの森にするための山作業、そして苗木や山草、薬草たちの世話に夢中です。

多様な野鳥たち、野生動物たちがずっと暮らしていけるような森にするためには、沢山の広葉樹の苗木を植えたいのですが、植えられそうなところにはすでに植樹してしまっていて、残された奥はまだまだ荒れた竹林。竹を切っても、数年は硬い地下茎に覆われたままでしょう -- 山仕事用の物置小屋の前には順番待ちの苗木たちがひしめいています。小さな苗木でないと予算的には無理だけれど、当面は植えられない苗木も何とか植木鉢のまま大きくして、いずれは移植に立派に耐えられるようにたくましく育てたくて、この冬は苗木の植え替えを行っています。根を大きくしたくて、少し大き目の植木鉢に苗が素直に伸びるように、植え替えます。


jokun2018


今年やってきてくれて定住したジョウビタキ君(写真真ん中の餌台の屋根の上)は、すんなり環境に溶け込んでくれて、すぐに慣れてくれて仲良くなりました。もしかすると、昨年(雌)、その前の2年間(ジョウ君雄)から伝言を聴いていて、ここに来たらどうすればよいか既に分かっていたのでしょうか。冷え込みが厳しくなり食べものがめっきり少なくなったここ数日、うちの中にいてもご飯がほしいと催促の声を上げるし、外に出ていくとどこからかピューッと飛んで現れ、「僕のご飯かな?」と餌場まですっ飛んでいきます。

遠くから渡ってきてくれる彼らのためにも、少しでも棲みやすい、命が健やかに暮らせる世界へと細やかな手を添えていきたいです。そのやり方も、小さな一滴、ほんの一歩であっても、昨日よりは今日、今日よりは明日、智慧とこころを絞って工夫できたらと思います。

皆様から限りなくご支援をいただいて何とかやってこれた bird sanctuary も、来年で10年目、そして都心と往復の新しい生活において3年目に入ろうとしています。時間や、体力や、予算や、そしてわたしの寿命の限られた中で、今年はやり方の見直しの時期にしたいと想っております。自然破壊の元に聞こえなくなりそうな様々な命の、聞こえない声を聴いて、彼らがずっと生き続けられるように、そして(自然の命としてのわたしたちも含め)自然が再生され、調和や循環が叶うような在り方に一歩ずつでも近づけるよう、これからの道を見つけたいです。

奥の林まで手が付けられなくなっていた昨今ですが、苗木たちがすくすく育ち、移植を待ってくれています。

食べ物の特にない、これから2月までの時期、たくさん集まってくれる様々な野鳥たちも、もっと生きやすい環境となることを待ってくれています。

この1400坪の土地からのエナジーが、ちゃんと未来と共振して行けるような手立てはきっとあるはずです。
そして、それが地球上の色んな空間ともっと共振してゆくことも。

-- まずはエネルギーを整えなければ!


jugoya2018


今日は十五夜。

新しい年の月の光が、しいんと穏やかに、世界を包んでいます。




このページのトップへ

Search

Information

sumiko

Calendar

04月 « 2018年05月 » 06月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Categories

Links