hearing the unheard voices

小鳥たちと対話し、自然と人とが調和できるバード・サンクチュアリを創立しています。http://homepage2.nifty.com/birdsanctuary/index.html

光の花

mullein


とても長い間、念願だったマレイン(ビロウドモウズイカ)の花が咲いてくれました。

マレインは背丈1.5m以上となる二年草で(ゴマノハグサ科)、とても大きな、柔らかくてふかふかの葉っぱを持つ薬草です。古来、呼吸器系、熱さまし、利尿剤、関節炎、耳の不調、神経系など、多くの症状に用いられてきました。特に、精神的な原因による不調には有効でした。茎の中には白い髄があって葉も茎も燃えやすいので、オイルに浸して蝋燭としても用いられてきました。

更には、古代から、災厄や病気から身を守ってくれる、暗黒の力から身を守ってくれると信じられていたようです。また、魔女が儀式のときにマレインを使うと言われたことから、「魔女の蝋燭」と呼ばれていたという説もあります(アン・マッキンタイア『花のもつ癒しの魅力』産調出版 1977)。

マレインは、その凛と伸びる姿勢からも、薄い金色の花弁からも、内にある強い光を留めて芯から発する花であり、まるで進んでいく道を照らし示してくれているようです。

長年この花に憧れて、sanctuary の荒れ地のあちこちに、いろんな方法で植え育ててみましたが、二年目に光の花をつけてくれたのは、今年が初めてです。しかもこれだけ大きく、悠然と、光を発しながらこの地を守護してくれています。




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皐月 calender -3-

sendan

センダンの樹の花が咲いて、

suikazura

ベランダのスイカズラが甘い香りを放っています。



暑い日が続きましたが、明日は雨のようです。

緑を眺めながら、一呼吸する今この時を大切にしましょう。




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皐月 calender -2-

ようやく空いた二日間、草木が生い茂ってジャングルのようになった sanctuary の手入れをしています。

夏日のような日々、まずは植えたばかりの草木や出番を待っている沢山の鉢植えたちにお水を上げて、水切れを起こさないように手配しました。次に、先週末に水戸の A さまよりいただいた数々の野菜苗(レタス二種、トマト二種、ルッコラ、紐唐辛子、等)をプランターに移し替え、草の生い茂っている野菜コーナーを少しすっきりさせました。続いて、門やアプローチあたりを中心に、生い茂っている草木を少し整理して(訪れて下さる車が通れないほどとなっていました)、最後に敷地内の草刈りです -- 敷地内に関して言えば、 どの草木も愛おしく、命はそのままにしたいのですが、人の通り路と、苗木に日当たり・風通しを作り、弱い植物たちは保護します。


egonoki2017


今年はエゴノキが、白い可愛いお花を無数につけてくれました。

土の条件が悪いのが気がかりですが、小鳥との対話コーナーの中心となる場所に、このエゴノキは堂々と成長してくれています。エゴの実は、山雀の大好物と言います。この秋冬は、あの可愛い小鳥たちが実を食べに来てくれるでしょうか。





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皐月calender -1-

緑が眩しい毎日です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年度に入ってから、鳥たちはじめ自然の命との対話、sanctuary や修練や大学でのお仕事に加え、yoga 療法や体育実技指導の勉強に学会のお仕事とフルに充実した毎日になっています。そんな流れで GW もあっと言う間でした。

それでも、皐月のはじめ、yoga を共に続けてくださっている素敵な方々が来訪してくださいました。

昭和の田舎の不自由なおうちに泊りがけ … 

要領が悪くスローなわたしは十分におもてなしもできず、それでも大人な二人は、その瞬間ごとの状況をゆったりと愉しまれ、わたしの手の空かない時は、sanctuary のその時その場のありようを自立してゆったりと過ごして下さいました。そのお二人のゆったりとしたありように、わたしもとても居心地がよかったのです。多くのことを教わりました。


yukizasa
 (ユキザサの開花 -- 背景は、真っ青な
 ロベリアに金魚草です。)


その瞬間をゆったりまるごと受けとめること。その瞬間のありように柔軟に身を委ねること。

そこから喜びや温かさを汲み上げること。


しなやかで芯がないとできないかもしれませんが、そういうあり方で、季節の変化やここの生きものたちの移り変わりを受けとめていけたらなと想います。

天候が不安定ですが、工夫して心地よく過ごしてゆきましょう。





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樹の声 (2)奇跡

不思議な、奇跡としか想えない出来事が起きました。

都心滞在中の数日、駅から戻る道すがら、あの蠟梅の樹のある場所は通るのが辛くて、一度は回り道をしたのです。けれども、最終日、圧倒されるほど強い緑の力に助けられ、次なる命の芽吹きを祈る気持ちで通ってみました。

川沿いの緑の中、分譲中のその場所に来たとき、ブルーシートの敷かれたその土地に、たった1本、残されている樹が目に入りました。先に見たときにも目に入っていた気はすれど … ブルーシートに囚われて悲しみだけで一杯になってしまったような ―― 

樹に小さな紙の札がかかっていました。

roubai card

… !  

 「地域のみんなが
  大好きなこのろう梅を
  少しでも長い間
  切らないで残しておいて
  もらえないでしょうか
  お願いいたします!」

… !!!

整備された土地に、横に伸びた枝を払われながらも、残された枝に精一杯の緑の葉を芽吹かせているその樹が ―― あの蝋梅??

どなたかがこの樹を想い、その方のおかげで樹が残されている … 

―― ああ、そうでした!

静かな気配を感じて振り返ると、「その樹にかけた札、いかがですか? わたしがかけたのです」と、澄んだ声の女性が声をかけて下さっていました。そこには、茶色い優しそうな犬を連れた、上品なご夫妻がいらっしゃいました。

……

ああ、何てこと!

その女性は、経過を話して下さいました。元の持主の方や不動産業の方と話をしてできる限り長い間樹を残してもらえるよう頼みこまれたこと ―― 勿論、それは次に土地を手にされる方次第ですが、今のところ不動産業の上層部の方は受け入れてくださっているとのことでした。

不動産屋の看板がかかり、青いシートの敷き詰められたその土地を見てショックと悲しみでいっぱいになるだけだったわたしには、この樹と札が目に入らず、瞬時に世界から遠のいてしまっていました。けれども世界は、現実にはこの方の勇気ある行動で保たれていました。蠟梅の樹は、今のところ、残されているのです!

わたしは悲しみで諦めたけれど、諦めず行動された方がいて、樹は救われるかもしれない ―― 恥ずかしさが押しよせてきました。が、それを押し流すように蠟梅の樹の気持ちがからだの中に流れこんだ感じで、彼女に感謝していました。

―― ありがとう、ありがとう、ありがとう!!

あなたのおかげで世界は尚、美しい。


連れていらしたワンちゃんも人を助けるワンちゃんだと伺いました。



その時ようやくあの道を通れた奇跡を想います。

生きものに優しい人がいるなら、希望は確かにあります。

少なくともわたしは、希望をもって歩いてゆけます。


Yさま、こころより感謝いたしております。






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